> 集団的知性の概念を最初に提唱したのは昆虫学者 ウィリアム・モートン・ホイーラー(英語版) である。彼は個体同士が密接に協力しあって全体としてひとつの生命体のように振舞う様子を観測した。1911年、Wheeler はこれを蟻の観察で発見した。彼はコロニーによって形成される生命体を「超個体」と呼んだ。 > 集団的知性の先行概念としては、ウラジミール・ベルナドスキー の「叡智圏(ノウアスフィア)」やH・G・ウェルズの「世界頭脳(world brain)」があるが、その後も ピエール・レヴィの著作、ハワード・ブルーム(英語版)の Global Brain、ハワード・ラインゴールド の Smart Mobs、ロバート・デイビッド・スティール(イタリア語版) の The New Craft of Intelligence などで言及されてきた。The New Craft of Intelligence では、全市民を「知性召集兵(intelligence minutemen)」として正当で倫理的な唯一の情報源とし、それによって公僕や企業経営者を正す「公的知性(public intelligence)」が生み出され、さらに「国家的知性(national intelligence)」となるとした。
連載初回のコブラ (スコア:0)
週刊少年ジャンプに掲載された、連載第一回目のコブラをリアルタイムで読んだ。
そこに出て来たSF的なものに、コブラ(その時はサラリーマンのジョンソンを名乗っていた)の自宅に、デカイ情報端末みたいなものがあった。
そこから支給されたボーナスの明細が出力されるけど、それが紙。
当時はそれでも十分に未来だったのだな。
著作権に対しておおらかな時代 (スコア:0)
連載初回のコブラっていえば、ディックのSF小説『追憶売ります』の丸パクリに唖然とした。『追憶売ります』でピンとこないなら、映画『トーラルリコール』の原作といえばいいのかな。今なら炎上必須だよね。
コブラの連載開始が1978年で、『追憶売ります』のSF文庫収録も1978年(その前に『SFマガジン』に翻訳が載ったと思うが)。情報感度が高かったんだなぁ。
Re: (スコア:0)
サイコガンが壊れたシリーズで知性を持った群体の虫(ホタルくらいの大きさ)が敵として出てきたのですが、しばらく後にほぼ同じ仕様の虫が出てくる映画を日曜洋画劇場で見ました。
そういうSF小説から持ってきたのでしょうが、今と違いあの当時はその手の情報を手に入れるだけで相当な労力が必要でしたし、何よりコブラはお姉さんがエロいからパクリだ何だはいいんですよ。
Re: (スコア:0)
『燃える昆虫軍団』か『フェイズIV 戦慄!昆虫パニック』だな。
> 今と違いあの当時はその手の情報を手に入れるだけで相当な労力が必要でしたし、
東京在住なら思うほど大変ではない。本なら神田でいろいろ資料が手に入ったし、映像なら映画とテレビ放送だけ押さえておけばよい(ビデオがないので今よりずっと少ない)。学術研究ではないから網羅する必要もない。そもそも頭の悪いお前と作家を同列にしてはいけない。
逆に言うと地方在住の作家はずいぶん苦労していたようで、東京の編集者にあれこれ頼む話を読んだことがある。
Re: (スコア:0)
キャプテンフューチャーに、群体の知性持った生物が出てくるし(囚人船の反乱)
何なら大御所クラークにも知性持った群体ポリプの話がある。(都市と星)
既にその当時には手垢のついたネタだよ。
Re:著作権に対しておおらかな時代 (スコア:0)
『燃える昆虫軍団』はウィキペディアでは日本テレビでの放送と書いてあった。学校でも翌日話題になったから、水曜ロードショーでしょう。
> 集団的知性の概念を最初に提唱したのは昆虫学者 ウィリアム・モートン・ホイーラー(英語版) である。彼は個体同士が密接に協力しあって全体としてひとつの生命体のように振舞う様子を観測した。1911年、Wheeler はこれを蟻の観察で発見した。彼はコロニーによって形成される生命体を「超個体」と呼んだ。
> 集団的知性の先行概念としては、ウラジミール・ベルナドスキー の「叡智圏(ノウアスフィア)」やH・G・ウェルズの「世界頭脳(world brain)」があるが、その後も ピエール・レヴィの著作、ハワード・ブルーム(英語版)の Global Brain、ハワード・ラインゴールド の Smart Mobs、ロバート・デイビッド・スティール(イタリア語版) の The New Craft of Intelligence などで言及されてきた。The New Craft of Intelligence では、全市民を「知性召集兵(intelligence minutemen)」として正当で倫理的な唯一の情報源とし、それによって公僕や企業経営者を正す「公的知性(public intelligence)」が生み出され、さらに「国家的知性(national intelligence)」となるとした。
思想は先にあったようだが、SFが取り込んだのは早かったようだ。まあ、見るからに虫だけどね。