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JR 九州高速船株式会社が高速三胴船「Queen Beetle」について、いくつかタレこんでいたところであるが、https://idle.srad.jp/story/22/03/06/0712227/https://developers.srad.jp/submission/101241/船首にクラックが入り運航再開が技術的に難しいほか、浸水を隠蔽していた事実が明らかとなり、国交省から処分を受け、営業再開が難しくなっている。
国交省からの処分は、改善命令のほか、全国初の管理者解任命令を含むきびいしいものが発せられた。JR九州は、JR九州高速船株式会社の当時の社長ら3人を懲戒解雇。12月には、日経ほかから日韓航路撤退の報道がなされ、JR九州は事実を否定する状況となっている。
以下、時系列
2017/12 高速三胴船「Queen Beetle」の導入を決定2018/2 建造開始2021/3 国交省の沿岸輸送特許により博多湾等の往復遊覧運行2021/12 日本船籍化2022/4 国内二点間航路:博多-門司港航路2022/7 博多-長崎航路2022/11 当初計画の日韓航路に就航--2023/2/11 浸水警報作動2023/2/12 博多港到着後、船首右側面の水面下約20cm付近に幅70㎜程度、貫通部分数ミリのクラックが発生2023/2/17 国交省に船体損傷報告を提出2023/6/23 国交省が改善命令「輸送の安全の確保に関する命令」を発出2023/7/7 微量の浸水を確認、国交省は経過観察をしながら運航継続可の指導2023/7/20 国交省に改善報告書を提出2023/11/8 船舶安全法違反で略式命令により罰金刑2023/11/17 博多帰港後、悪天候により船体側面が岸壁に接触し損傷、2023/11/18にサイドハルの3か所・海面から約230cmの部分にクラックを認め溶接補修2023/11/19に国交省の船舶検査官により運行許可
2024/1//4 船首区画に60Lの浸水を確認2024/1/17 ドック入渠、船首部分に海中浮遊物と衝突したと思われる痕跡及び船首右舷側外板にクラックを確認 クラック部分の溶接及びダブラープレート取付による溶接補強2024/2/12 船首部分への浸水2024/2/13 浸水は雑巾で拭き取れる程度の少量であったため、航行中の配管や通風口からの流入と考え、国に報告しなかった2024/4/10 当初11月に予定したドックを7/16-25に実施することとし、運航スケジュールを発表2024/5/27 船首区画の浸水が急増2024/5/28 浸水センサーの位置を上方に変更2024/5/30 位置を変更したセンサーが浸水を検知 国交省に報告するが、事実と異なり初めて浸水が発生したものとした 国交省は営業運航停止を指導 船首の水面下に縦に110cmものクラックを確認2024/5/31 国交省が臨時検査を実施2024/6/1 緊急点検のため6/1-7/10運休(5/31、6/14発表)2024/7/11 運航再開(7/5発表)2024/8/6,7 国交省の立入検査・指摘2024/8/13 8/13-11/25運休(8/9発表)2024/9/17 国交省が改善命令及び全国初の管理者解任命令2024/10/17 船舶安全法違反及び海上運送法違反の容疑で海上保安庁が捜査を開始2024/10/31 安全統括管理者及び運行管理者を解任 11/26-12/31運休(10/31発表)2024/11/26 当時の社長ら3人を懲戒解雇2024/12/3 -1/31運休(12/3発表)2024/12/13 日韓航路撤退の報道(日経ほか)、JRは事実を否定2024/12/21 「継続」か「撤退」を近いうちに判断の旨報道(九州朝日放送ほか)
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
JR 九州高速船のトリマラン「Queen Beetle」、日韓航路から撤退か (スコア:1)
JR 九州高速船株式会社が高速三胴船「Queen Beetle」について、いくつかタレこんでいたところであるが、
https://idle.srad.jp/story/22/03/06/0712227/
https://developers.srad.jp/submission/101241/
船首にクラックが入り運航再開が技術的に難しいほか、
浸水を隠蔽していた事実が明らかとなり、国交省から処分を受け、
営業再開が難しくなっている。
国交省からの処分は、改善命令のほか、全国初の管理者解任命令を含むきびいしいものが発せられた。
JR九州は、JR九州高速船株式会社の当時の社長ら3人を懲戒解雇。
12月には、日経ほかから日韓航路撤退の報道がなされ、JR九州は事実を否定する状況となっている。
Re:JR 九州高速船のトリマラン「Queen Beetle」、日韓航路から撤退か (スコア:1)
以下、時系列
2017/12 高速三胴船「Queen Beetle」の導入を決定
2018/2 建造開始
2021/3 国交省の沿岸輸送特許により博多湾等の往復遊覧運行
2021/12 日本船籍化
2022/4 国内二点間航路:博多-門司港航路
2022/7 博多-長崎航路
2022/11 当初計画の日韓航路に就航
--
2023/2/11 浸水警報作動
2023/2/12 博多港到着後、船首右側面の水面下約20cm付近に幅70㎜程度、貫通部分数ミリのクラックが発生
2023/2/17 国交省に船体損傷報告を提出
2023/6/23 国交省が改善命令「輸送の安全の確保に関する命令」を発出
2023/7/7 微量の浸水を確認、国交省は経過観察をしながら運航継続可の指導
2023/7/20 国交省に改善報告書を提出
2023/11/8 船舶安全法違反で略式命令により罰金刑
2023/11/17 博多帰港後、悪天候により船体側面が岸壁に接触し損傷、
2023/11/18にサイドハルの3か所・海面から約230cmの部分にクラックを認め溶接補修
2023/11/19に国交省の船舶検査官により運行許可
Re:JR 九州高速船のトリマラン「Queen Beetle」、日韓航路から撤退か (スコア:1)
2024/1//4 船首区画に60Lの浸水を確認
2024/1/17 ドック入渠、船首部分に海中浮遊物と衝突したと思われる痕跡及び船首右舷側外板にクラックを確認
クラック部分の溶接及びダブラープレート取付による溶接補強
2024/2/12 船首部分への浸水
2024/2/13 浸水は雑巾で拭き取れる程度の少量であったため、航行中の配管や通風口からの流入と考え、国に報告しなかった
2024/4/10 当初11月に予定したドックを7/16-25に実施することとし、運航スケジュールを発表
2024/5/27 船首区画の浸水が急増
2024/5/28 浸水センサーの位置を上方に変更
2024/5/30 位置を変更したセンサーが浸水を検知
国交省に報告するが、事実と異なり初めて浸水が発生したものとした
国交省は営業運航停止を指導
船首の水面下に縦に110cmものクラックを確認
2024/5/31 国交省が臨時検査を実施
2024/6/1 緊急点検のため6/1-7/10運休(5/31、6/14発表)
2024/7/11 運航再開(7/5発表)
2024/8/6,7 国交省の立入検査・指摘
2024/8/13 8/13-11/25運休(8/9発表)
2024/9/17 国交省が改善命令及び全国初の管理者解任命令
2024/10/17 船舶安全法違反及び海上運送法違反の容疑で海上保安庁が捜査を開始
2024/10/31 安全統括管理者及び運行管理者を解任
11/26-12/31運休(10/31発表)
2024/11/26 当時の社長ら3人を懲戒解雇
2024/12/3 -1/31運休(12/3発表)
2024/12/13 日韓航路撤退の報道(日経ほか)、JRは事実を否定
2024/12/21 「継続」か「撤退」を近いうちに判断の旨報道(九州朝日放送ほか)