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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
毒を吐く人が多いなあ (スコア:3, 参考になる)
トピックとは関係ない部分でも悪態をつく人が多いようなので辟易して止めます。
このコンテストの審査員が文科省関連の方が多いのは主催(というか予算の流れ)
からみても当たり前で、表彰式の行われる会場では文科省の方がスピーチをしたり
するわけです。
IT関連の人材発掘のために行われているように勘違いされている方も多いようです
が、実際のところはこのコンテストの課題は現実に生物学における大量のデータ処
理を行うに当たって必要な技術が求められており、これから生物学を志す学生や若
kaho
Re:毒を吐く人が多いなあ (スコア:2, 参考になる)
ウェットな実験をやっている立場からすると、正直、いわゆる「システムバイオロジー」の恩恵にこそあんまり期待してなかったりします。どっちかというと元データを捻出する側ですから。
#ある意味、理論物理と実験物理との違いに似てるかも。
それにシステムバイオロジーに組み込まれて、かつ信頼できる結果が出てくるほどの予測結果ならば、システムバイオロジーに頼らずとも辿り着ける可能性が大きいわけで。そこに至ってない部分を明らかにするのがこちらの仕事ですから。
そういう意味では、むしろ旧来ながらのバイオ
Re:毒を吐く人が多いなあ (スコア:2, 参考になる)
現実的な恩恵は当分ないでしょう。現在のシステムバイオロジーは、生命活動に含まれる部品としての化学反応、パスウェイなどをだんだん大きな視点で見られるようになってきたという段階で、現実の生命現象の予測などを行うのは、まだまだ非実用的です。生命現象を全体的に記述できる数理モデルはまだありません。ERATOの北野プロジェクトやE-cellはがんばってはいますけどね。
> バイオインフォマティクスが最も威力を発揮するのは、1st スクリーニング
全くその通り、というのはIT屋もよくわかっています。実用されているのはほとんどDBと統計、がんばってオントロジーくらいなので、あまり情報科学としては面白くはないんだけど、グラント書きやすいというのと、現実世界の問題で腕試しができるという利点は大きいのです。
> 自分が研究している遺伝子にほぼ100%有効なRNAi配列
アルゴリズムはいくらでも考えつくわけですが、IT屋には、アルゴリズムをrefineするためのRNAiの詳細な分子機構の知識と、アルゴリズムの有効性を実地で確かめるすべがありません。適当なとこにこのネタでグラント出したら当たるかもしれませんよ。