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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
エスプレッソって強いんだっけ? (スコア:0)
Re:エスプレッソって強いんだっけ? (スコア:1)
むしろ、浅めのローストの方がカフェインが多くなると聞いた覚えも。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:エスプレッソって強いんだっけ? (スコア:5, 参考になる)
抽出方法によるものと考えられており、大体ドリップの70~80%の効率になると言われてます。
>むしろ、浅めのローストの方がカフェインが多くなると聞いた覚えも。
これはよく広まってる誤解で、「誤差の範囲」というのが一ばん正しいです。
生豆に含まれているカフェインは確かに焙煎中にその一部が昇華して失われます(熱による分解はされない)が、その消失量は生豆に含まれていたものの10%程度。市場に出回ってるような浅煎りと深煎りのステップ間ではせいぜい数%程度の違いしかありません。ロット間のばらつきに埋もれてしまう程度のものです。
これにくわえて、浅煎りと深煎りでは、水分の蒸発などに伴う全重量の変化(生豆時の-20%くらいまで深煎りで減少→単位重量当たりのカフェイン量増加)、豆の体積の変化(生豆時の+50%くらいまで深煎りで増加→単位体積当たりのカフェイン量減少)が生じます。これらの要素は状況によってかなり異なるので、結局のところ、「同一ロットの単位生豆当たり」で考えるとわずかに減少しますが、実際に豆を計量するときに用いるような、嵩や重さで考えると、結果は誤差の範囲としか言いようがありません。
#さらに体積を量るときには豆や粉の充填具合とかまで考えるとますますもって予測不可能になる。
だからカフェインの量を焙煎度の関係から一般化して何か言うなんてことはできないのです。ましてや、それを根拠に薬理活性に差が出るなんてとてもじゃないが言えないですよ ;-)