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トークン間にスペースがないので、専用エディタでなければ可読性が落ちます。 英語ベースの従来の言語であればスペースで区切られているので、初学者であってもトークンの区切りが一目瞭然です。 しかし、なでしこは中途半端な日本語(「てにをは」の扱いなど)であるがために、色分けされていないと読みにくい場面が出てくると思われます。 エディタを選べないというのは(決定的ではないものの)言語としてちょっと不利でしょう。
「最初に学ぶ言語」としてなら、ごく基礎的なアルゴリズムなんかは学べそうです。 あと、「*.dat の拡張子をすべて *.txt に変換」などの、シェルスクリプトの練習に書くような小物をスマートにプログラムできる方向で発展してくれたら、案外中級者以上のハートもつかんでしまったりして(気軽にかけるバッチファイルとか、そんな感じで)。
しかし、日本語であることってそんなに重要なんでしょうか。 今時 HTML をメモ帳で書いてる小学生だっているわけだし、この程度の敷居で尻込みしてしまう人は、たぶん「なでしこ」でも大成できないと思うんだけど。
>この程度の敷居で尻込みしてしまう人は、 >たぶん「なでしこ」でも大成できないと思うんだけど。
そうかもしれませんけど、「大成」することって必要なんでしょうか?
あと、すでに「敷居」を越えてしまった人には「この程度」と見えるようなものであっても、敷居の前で躊躇している人には実際よりはるかに高く乗り越えがたい壁に見えているのかもしれませんよね。ネット上では「英語のドキュメントくらいは読めないとどうしようもないよね」みたいな発言は珍しくもないわけで、初心者が必要以上にビビってる、なんてこともあるんじゃないかなあ。
それに、「なでしこ」なら40代、50代以上の人たちでも、ちょっとやってみようか、という気になってくれるかもしれません。そういう世代の中にもプログラミングの一端に触れた人が増えてくれば、世の中いろいろ面白くなるような気がするんですがね。 # 実際には、そううまくはいかないでしょうが……
「大成」は明らかに言い過ぎでした。私だって気が向いた時にちょっとハックするだけの素人プログラマで、まったく大成してませんし ;-)
ただ、「英語の読み書きに難がある人が云々」という投稿に、どこか違和感があったのです。 たとえば私は数学が苦手で数学的なロジックを組むのにいつも苦労しますが、自分のプログラムを動かしたい一心で努力するわけです。 どっちみち初心者の間はマニュアルだのサンプルコードを必死で追わなきゃならないわけで、そこらへんの苦労をスキップしていきなり「話すようにプログラムを書ける」なんてことはありません。
誰だって得手不得手があって、それに起因する学習コストがかさむわけです。英語が不得手な人にとって「なでしこ」は期待が持てますが、○○が苦手だからと努力を回避してしまう人は結局どこかで頭打ちになるんじゃないかと思うわけです。 この本人の資質の部分は、「なでしこ」の言語としての性能とは無関係な話です。
# というか、そこまでアルファベットに抵抗がある人が、どういった事情で # プログラミング(してみようと思う|しなければならない)に至ったか興味があります。
日常語に近い表現で書けるという意味で、プログラミング初学者に有用だろうという見方は否定しません。むしろ積極的に肯定しますし、歓迎します。 また、「別に奥深くまでハックするつもりはないが、ちょっと触ってみたい」という人たちに「素人は引っ込んでろ」というつもりはありません。私も似たり寄ったりの段階ですから。 「なでしこ」がプログラミングに縁のなかった人たちを虜にしたら「世の中面白くなるような気がする」というのも、まったく同感です。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
可読性はあがるの…? (スコア:2, 参考になる)
結局同じ構造に基づいてプログラムするならば結局トークンの差ぐらいでしかないわけで…それだったら、日本語を入力することによるコストがかかるだけですよねぇ…。
# 英語が極端に苦手!というときにはそれでも多少は効果が?
# むしろ日本語の論理構造に合うように関
---------- ------ ISHII Nayuta
Re:可読性はあがるの…? (スコア:1)
トークン間にスペースがないので、専用エディタでなければ可読性が落ちます。
英語ベースの従来の言語であればスペースで区切られているので、初学者であってもトークンの区切りが一目瞭然です。
しかし、なでしこは中途半端な日本語(「てにをは」の扱いなど)であるがために、色分けされていないと読みにくい場面が出てくると思われます。
エディタを選べないというのは(決定的ではないものの)言語としてちょっと不利でしょう。
「最初に学ぶ言語」としてなら、ごく基礎的なアルゴリズムなんかは学べそうです。
あと、「*.dat の拡張子をすべて *.txt に変換」などの、シェルスクリプトの練習に書くような小物をスマートにプログラムできる方向で発展してくれたら、案外中級者以上のハートもつかんでしまったりして(気軽にかけるバッチファイルとか、そんな感じで)。
しかし、日本語であることってそんなに重要なんでしょうか。
今時 HTML をメモ帳で書いてる小学生だっているわけだし、この程度の敷居で尻込みしてしまう人は、たぶん「なでしこ」でも大成できないと思うんだけど。
[わかってもらうことは難しい。わかってあげることは、もっと難しい。]
Re:可読性はあがるの…? (スコア:1)
そうかもしれませんけど、「大成」することって必要なんでしょうか?
あと、すでに「敷居」を越えてしまった人には「この程度」と見えるようなものであっても、敷居の前で躊躇している人には実際よりはるかに高く乗り越えがたい壁に見えているのかもしれませんよね。ネット上では「英語のドキュメントくらいは読めないとどうしようもないよね」みたいな発言は珍しくもないわけで、初心者が必要以上にビビってる、なんてこともあるんじゃないかなあ。
それに、「なでしこ」なら40代、50代以上の人たちでも、ちょっとやってみようか、という気になってくれるかもしれません。そういう世代の中にもプログラミングの一端に触れた人が増えてくれば、世の中いろいろ面白くなるような気がするんですがね。
# 実際には、そううまくはいかないでしょうが……
Re:可読性はあがるの…? (スコア:1)
「大成」は明らかに言い過ぎでした。私だって気が向いた時にちょっとハックするだけの素人プログラマで、まったく大成してませんし ;-)
ただ、「英語の読み書きに難がある人が云々」という投稿に、どこか違和感があったのです。
たとえば私は数学が苦手で数学的なロジックを組むのにいつも苦労しますが、自分のプログラムを動かしたい一心で努力するわけです。
どっちみち初心者の間はマニュアルだのサンプルコードを必死で追わなきゃならないわけで、そこらへんの苦労をスキップしていきなり「話すようにプログラムを書ける」なんてことはありません。
誰だって得手不得手があって、それに起因する学習コストがかさむわけです。英語が不得手な人にとって「なでしこ」は期待が持てますが、○○が苦手だからと努力を回避してしまう人は結局どこかで頭打ちになるんじゃないかと思うわけです。
この本人の資質の部分は、「なでしこ」の言語としての性能とは無関係な話です。
# というか、そこまでアルファベットに抵抗がある人が、どういった事情で
# プログラミング(してみようと思う|しなければならない)に至ったか興味があります。
日常語に近い表現で書けるという意味で、プログラミング初学者に有用だろうという見方は否定しません。むしろ積極的に肯定しますし、歓迎します。
また、「別に奥深くまでハックするつもりはないが、ちょっと触ってみたい」という人たちに「素人は引っ込んでろ」というつもりはありません。私も似たり寄ったりの段階ですから。
「なでしこ」がプログラミングに縁のなかった人たちを虜にしたら「世の中面白くなるような気がする」というのも、まったく同感です。
[わかってもらうことは難しい。わかってあげることは、もっと難しい。]