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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
再販制度はもういらないのでは? (スコア:3, すばらしい洞察)
まあ、この手の話になると必ずといっていいほど「再販制度があるから小規模出版社も食っていけるんだ」みたいな展開になるわけですが、今はWebで出版(でいいのか?)するほうが効率よいでしょうし。Webで人気爆発したら、改めて紙媒体出
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:4, 参考になる)
再販のおかげで成り立ってるような状態ですよ。
わかるXXシリーズがNN万部のヒットを飛ばしたのは過去のお話。
萌え本が売れていると言っても、そのうち飽きられるでしょうし、
実際の部数はそんなに出ていないもんです。同じテーマでも
萌えない本が売れないから突出してみえる。
再販制度が撤廃されると、2000部、3000部スタートみたいな
しょぼい書籍の出版は二の足を踏まざるを得なくなります。
実際、出版社の税制優遇措置が撤廃されて以降、
在庫を抱えづらくなりましたし、
同時に本全般の売れ行きも芳しくなくなってますから、
書籍の出版には各社ともかなり慎重になっています。
結果、社内では書店営業の力が強くなり
(編集サイドの意見は通りづらくなり)、
売れそうなテーマに群がる傾向が強くなっています
(書店で実感されている方もいるでしょう)。
営業の力が強くなると、冒険はできなくなるんですねえ。
余所の国は再販ではないという言い方は余りフェアではないかと。
日本語で印刷された書籍は他の国ではほとんど売れません。
本を読む人は減る一方ですし、子供や青年は減ってるし、出版を
取り巻く状況は厳しさを増しています。
そんな中で再販撤廃となれば多くの出版社が廃業に追い込まれる
かもしれません。
もちろん2000部、3000部を青息吐息で何とか売り切るような書籍は
存在価値無しという意見もあるでしょう。それはそれで、
ひとつの見識です。
オンデマンド出版なんかが、もうちょっと充実してくると事情が
変わってくるんでしょうけどね。
# 関係者なのでAC
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:1)
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
>(編集サイドの意見は通りづらくなり)、
>売れそうなテーマに群がる傾向が強くなっています
書店営業よりも物流営業の方が声がでかいと思われ。
っていうか、書店営業を廃止しちゃった会社さえあるし。
もう編集は何も言えない。
パクリ島社もうダメポ
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
CDと一緒で売値を下げれば数は伸びると思うんですけど
価格維持することで生き延びるという理論がよく分かりません。
再販にすると安値合戦にならないから、ってことなのでしょうか。
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
1冊500円にしたら、六法全書が今の2倍売れると思いますか?
1冊500円にしたら、人体解剖図が飛ぶように売れると思いますか?
1冊500円にしたら、UNIXカーネルの解説書が「はじめてのなんとか」と
同じくらい売れると思いますか?
1冊500円にしたら………
ということで、学術書のように特定の人しか買わないようなものだと、
最初から売れる数なんかたかが知れていますよ。
売値を安くしたら、絶対に採算が取れない。
だから
再販制度と文化は関係ない (スコア:1)
多くの書店や出版社は崩壊すると思いますが,文化は崩壊しないと思いますよ.無形の文化がその流通形態を変えるだけ.
屍体メモ [windy.cx]
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
でもそれと再販売価格は関係ねぇよな。
在庫が怖けりゃ買い切らせろよ。
販路が細けりゃ開拓しろよ。
それ系専門書店で営業しろよ。
ユーザー囲って宣伝しろよ。
自サイトを使って直販しろよ。
何もしないならそれもよし。とっとと滅びろ。
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
それを再販制度というんですけど?
再販制度がない市場でメーカーが売値/卸値を維持するためには
独占禁止法に触れる恐れがある行為が必要ですね。たとえば
コンピュータ関連書籍の卸値
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
談合体質そのもの。
微塵も営業努力をする気がない。
版元が取次に卸す値は今まで通りでお願いすればよろしいでしょう。
そんなものは消費者の知ったことではない。
だが小売りの値引き云々は版元に何の関係もない。
委託で安めにでも売って頂けるのと返本されるの、利益が上がるのは当然前者。
買い切りなら多少安めの卸値でも返本リス
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
公共事業を食い物にしているゼネコンとは明らかに違うだろ。
> 少数だろうが「確実に需要はある」んだろ?
> ならよそ様が供給してくれるよ。
他の出版社が採算が取れなくて諦めたようなものを他が出すことは
考えにくいな。
今でさえ、出版業界は苦しいと言っているのに。
(国民は本を読まなくなってきているらしいし)
あんただったらやる?
それから、営業努力のことを言っているが、これは無理だろう。
「確実な需要」はあるかもしれないが、「限られた需要」しか
ないのだから。
しかも、価格競争に巻き込まれたら真っ先に採算割れするような
種類の本だからね。
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
「国民の98%超が再販支持 [jbpa.or.jp]」だってさ。大笑い。マスコミはいいね。世論のスクリーニングも思いのままだ。
「俺様は価値ある書籍を出版してるんだ!競争して負けたら困るだろ!だから守れ!守れよ!」
“ただでさえ苦しい出版業界”が確実な需要とやらを見逃す方が考えづらいな。
つか単に版元としての交渉能力の欠如が問題なんだろ。合従なり連衡なり策を練れよ。町工場のオッちゃんらが連合して下請け脱却とかって番組見たことないんか?
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
こんなところで吠えていないでさ。
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
彼が憎んでいるのは、自分の商売には適用されない再販制度の
恩恵に与かってりヌクヌクとしている幸福な職業の方々なのでは?
# あれ?そんな事も言ってないな。
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
消費者としては、値段は安ければ安いほどいいとしか思わないな。
生産者としては、値段は高く売れるなら高いほどいいと思うけど。
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
よくいるよねぇ。自分がたまたま遭遇したラッキーをさも一般的な事象と思い込ませて「世の中は意外とこういうもんなんだ、だからお前の言ってることは当てはまらない」とか言ってるバカ。
>あと
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
それは委託販売制度と話を取り違えていることが多いと思います。
委託販売制度は「とりあえず店に置いてみてください、売れ残りは返品してください」
という制度ですから、少部数の書籍の流通に寄与しています。
ところが、再販制は、ただ単に定価で販売しなさいという契約ですから、
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:1)
返品時の価格も保証されているわけですよね?
「ああ、やっぱり売れなかったか」というような本を卸原価で引き取る出版社の気分って、どんなもんなんだろう...
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Re:再販制度はもういらないのでは? (スコア:0)
委託販売は、売ってほしい商品を「委託」するだけです。
このとき、末端価格(売値)を指定する必要はありませんよね?
(かならず1000円で売れ、という指定に合理的な根拠がありますか?)
指定しても、しなくてもいいのです。儲けが出る値段なら。
それで売れたら、売ってくれた業者に販売手数料を払うだけです。
これが委託販売です。