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対価を得る方法がシンプルになりにくいからじゃないでしょうか。 プロプライエタリなソフトウェアなら「コードを書いて、それを売って稼ぐ」というわかりやすい構図になりますが、オープンソースだとあまりそういう形にはならないわけで。 OSS だと、書き上げた成果物がそのまま換金されるのではなく、広告収入とか寄付に頼っているプロジェクトが多いですよね。
私も別にそれでいいんじゃないかと思っているのですけど、「ソースコードがオープンなのに会計状況がオープンではない」という状況がありがちで(特に寄付の場合)、そこらへんにうさんくささを感じる人がいるのかも知れません。 それに比べたら「OS を作ったら、その業績を評価されて雇用に結びついた」という今回の例は、かなりわかりやすくていいと思うんですけどね。
やや話がそれますが、先日 Blog ツールの WordPress 開発者が、広告収入がらみで Google スパムまがいのコンテンツを置いたため問題視されるという事件 [waxy.org](本家ストーリー [slashdot.org])がありました。 プロジェクトを維持するためにサーバ資源などを用意するケースが多く、そこには原則として費用が発生するのですから、これを回収しようとすることに問題はありません。 ただ、シンプルな構図で収入を得る形になりにくいので、こういった事例が出てくるのだろうと思います。 OSS に噛んでいる諸兄にとっては、人ごととは言いきれない話だと思います。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
つまりは (スコア:0)
Re:つまりは (スコア:1, オフトピック)
#2日になっても馬鹿なのでG7
…げふんげふん。
まあコミュニティってものは「掛持ち」が幾らでも可能なんで、
(まさかと思うが)名前が変わろうがどうしようが、
どうでもいいといえば、どうでもいいんですが(^^;
それにしても、我らがスラドにも「スラド発OS」とかが欲しいですねえ…はぁ(ためいき)…
2chどころか
Re:つまりは (スコア:0)
ダウト。スラドはあなたのものではありません。
Oliverを始めとする一部の編集者だけのものです。
編集者インタビューを見れば分かるよね。
後のIDやACは広告料を確保するためだけの餌。
2年くらい全然アクセス数変わってないけどな。
それが分からないほど馬鹿じゃないでしょ?
Re:つまりは (スコア:2, すばらしい洞察)
しーっ!
そんなこと言っちゃったら夜道で後ろから刺されるっしょ(^^;
こーゆーときは、義理でもなんでも「われらが」って言っておくのが
大人ってことですよ。オトナ。
Re:つまりは (スコア:0)
いいじゃないか
スラドだもの
みつを
Re:つまりは (スコア:0)
Re:つまりは (スコア:0)
これ、どういうことなんでしょうね。運営費用だって賄わねばならんでしょうし。
そこからOliver氏を初めとする編集者が仮に報酬を得ていたとしても
私には
Re:つまりは (スコア:2, 興味深い)
対価を得る方法がシンプルになりにくいからじゃないでしょうか。
プロプライエタリなソフトウェアなら「コードを書いて、それを売って稼ぐ」というわかりやすい構図になりますが、オープンソースだとあまりそういう形にはならないわけで。
OSS だと、書き上げた成果物がそのまま換金されるのではなく、広告収入とか寄付に頼っているプロジェクトが多いですよね。
私も別にそれでいいんじゃないかと思っているのですけど、「ソースコードがオープンなのに会計状況がオープンではない」という状況がありがちで(特に寄付の場合)、そこらへんにうさんくささを感じる人がいるのかも知れません。
それに比べたら「OS を作ったら、その業績を評価されて雇用に結びついた」という今回の例は、かなりわかりやすくていいと思うんですけどね。
やや話がそれますが、先日 Blog ツールの WordPress 開発者が、広告収入がらみで Google スパムまがいのコンテンツを置いたため問題視されるという事件 [waxy.org](本家ストーリー [slashdot.org])がありました。
プロジェクトを維持するためにサーバ資源などを用意するケースが多く、そこには原則として費用が発生するのですから、これを回収しようとすることに問題はありません。
ただ、シンプルな構図で収入を得る形になりにくいので、こういった事例が出てくるのだろうと思います。
OSS に噛んでいる諸兄にとっては、人ごととは言いきれない話だと思います。
[わかってもらうことは難しい。わかってあげることは、もっと難しい。]
OSS流の対価を得る方法 (スコア:1)
とても興味深い話だ。
寄付のオープンシステムや会計状況オープン化をsourceforgeのようなOSSシステムが持てば良いということか?
会計には知識が必要な上、所属する国の法律や税に依存する部分がある。“プロプライエタリなソフトウェア”つまり法人であれば最低限、国に対しオープンであるといえる。
非営利団体の形をとるコミュニティもあるが、さらに小さいコミュニティの場合、国の監督下に置かれる形をとれないこともある。(それでも税金からは逃れられないが)
OSSコミュニティーの場合、開発以外に利用の形で参加が可能であり、参加者希望者ははプロジェクトが終了しない限り、いつでも、誰でも、何処からでも参加できる。この事は収入の予測が不可能であることと、予算の予定が立たない事を示す。
参加者から資金に対しオープンであること、使用について何らかの説明を求められることになるならば ―大抵うまく行くコミュニティは資金について話題が挙がらないと思うが、うまく行かないときと今後良いコミュニティほど予算説明ができる時代になった場合を想定して― 開発に使用するシステムの一環として会計システムが必要になるだろう。
“対価を得る方法がシンプル”というにはバックエンドは複雑だがもともと複雑な方法を取らないと金銭は扱えないし、フロントエンドはシンプルで直感的だろう、なにせ全て表示されるんだから。
OSSの歴史は複数による開発という問題をシステムで解決した。この流れに沿ってシステムにより“対価を得る方法”という金銭問題に対処するのが良いと考える。