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とわかります。なんで観光客が5万人弱程度の所に「TSLが就航すれば10万人が行くという事にしよう」なんて、絶対に実現する筈もない予測で造船しちゃうわけ?
年約20億円の赤字は避けられない状況で、どうやって、
だから、就航するから、国と都は、支援するという最初の約束を守れっていうだけの事でしょ?
> 赤字を民間に押しつけたという表現は誤っているのではないでしょうか?
いい? 読売の元記事にもこうあるよ。
国交省造船課と都は、計50億円でTSLを買い取り、小笠原海運へのリース料を年約8億5000万円から2億円前後に引き下げることを計画。それでも見込まれる年10億円程度の赤字は、新規の補助金を設けて補てんする見直し案を検討した。
> リース元の企業が政府の肝いりで作られていようがいまいが、客観的に見ればこれは単純に企業と企業の契約なのです。
まあ、現在のおがさわら丸は60億円で建造された、1997年に就航した比較的新しい船。小笠原航路は黒字路線だったのに、国策で建造費115億円かけたTSLを、リースという契約で、損失が出た場合には国が航路維持のため支援することを条件に引き受けた、と。 ところが原油高騰で目算が狂い、「補填がこれ程の金額になるとは予想していなかった。離島航路の赤字を埋める補助金制度の予算をオーバーしてしまう」ってオタオタして、就航の前提であった支援の約束を履行しようとしていないのは、国と都だよ。それなのに、「支援の約束は予算オーバーなので反故にするが、リース契約だけは守れよ。契約は契約だ。」なんて言うわけ?
> 不当な契約だと主張するなら、契約無効の申し立てをして民事で争うべきだと思います
だから、
小笠原海運や同社の親会社の日本郵船は「助成が受けられなければ、裁判になっても契約はしない」
でも、元記事のような問題が持ち上がった結果、どうなりましたか? 国土交通省の岩村敬事務次官は25日の記者会見で「燃料費高騰で、運航を予定している小笠原海運の収支見込みが悪化しており、東京都などと対応を協議している」と述べ、同社への助成も含めた支援策を検討していることを明らかにした。 [kahoku.co.jp] とありますね。
どうやら、小笠原海運が一年で破産し、島民の生活航路が消滅するという最悪の事態も、「国策として約115億円を投じて開発・建造され・・・実動も見ずに廃船となり、財政投融資資金などで賄われた巨額の建造費が無駄になる」という、よろしくない事態も避けられる見通しなんでしょうかね。 結局、赤字のツケは税金か、と思うけど、せめてこのテクノスーパーライナーの建造および実運用を通して得られた技術が、海運国日本において、他に有効活用される事を望みたい物です。
# まあ、多摩ニュータウンなんか借金3200億円で、税金で穴埋めするそうですけどね。日本というか、東京ってこういう所。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
国策船の赤字を民間に押し付けるのはおかしい (スコア:5, 参考になる)
とわかります。なんで観光客が5万人弱程度の所に「TSLが就航すれば10万人が行くという事にしよう」なんて、絶対に実現する筈もない予測で造船しちゃうわけ?
年約20億円の赤字は避けられない状況で、どうやって、
無駄船開発に対する批判はともかく、契約は契約 (スコア:3, 興味深い)
契約内容の詳細が明らかにされていないので断定的な事は言えませんが、開発をしたこと自体が無駄だったという批判はもっともだとはいえ、赤字を民間に押しつけたという表現は誤っているのではないでしょうか?小笠原海運が契約したくなければ契約しなけれ
屍体メモ [windy.cx]
だから就航の前提だった支援の約束を守れってだけ (スコア:4, すばらしい洞察)
だから、就航するから、国と都は、支援するという最初の約束を守れっていうだけの事でしょ?
> 赤字を民間に押しつけたという表現は誤っているのではないでしょうか?
いい? 読売の元記事にもこうあるよ。
最初から赤字の補填が考えられていたのは、これを読んだだけでも明らかだよね。> リース元の企業が政府の肝いりで作られていようがいまいが、客観的に見ればこれは単純に企業と企業の契約なのです。
まあ、現在のおがさわら丸は60億円で建造された、1997年に就航した比較的新しい船。小笠原航路は黒字路線だったのに、国策で建造費115億円かけたTSLを、リースという契約で、損失が出た場合には国が航路維持のため支援することを条件に引き受けた、と。 ところが原油高騰で目算が狂い、「補填がこれ程の金額になるとは予想していなかった。離島航路の赤字を埋める補助金制度の予算をオーバーしてしまう」ってオタオタして、就航の前提であった支援の約束を履行しようとしていないのは、国と都だよ。それなのに、「支援の約束は予算オーバーなので反故にするが、リース契約だけは守れよ。契約は契約だ。」なんて言うわけ?
> 不当な契約だと主張するなら、契約無効の申し立てをして民事で争うべきだと思います
だから、
と元記事にあるよね? つまり、”国策という事で最初から赤字覚悟の船を就航させる事に同意したが、国と都が支援の約束を守らないなら、就航の約束は破棄する以外に無い。何なら出る所に出て争ったっていいんだぞ!”みたいな事になる寸前だったわけですよね。だから、単純に、離島航路の赤字を埋める補助金制度でTSLの赤字を支援するというのを守れば、ゴタゴタにはならなかった、という事ですがね。でも、元記事のような問題が持ち上がった結果、どうなりましたか? 国土交通省の岩村敬事務次官は25日の記者会見で「燃料費高騰で、運航を予定している小笠原海運の収支見込みが悪化しており、東京都などと対応を協議している」と述べ、同社への助成も含めた支援策を検討していることを明らかにした。 [kahoku.co.jp] とありますね。
どうやら、小笠原海運が一年で破産し、島民の生活航路が消滅するという最悪の事態も、「国策として約115億円を投じて開発・建造され・・・実動も見ずに廃船となり、財政投融資資金などで賄われた巨額の建造費が無駄になる」という、よろしくない事態も避けられる見通しなんでしょうかね。 結局、赤字のツケは税金か、と思うけど、せめてこのテクノスーパーライナーの建造および実運用を通して得られた技術が、海運国日本において、他に有効活用される事を望みたい物です。
# まあ、多摩ニュータウンなんか借金3200億円で、税金で穴埋めするそうですけどね。日本というか、東京ってこういう所。