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>SPring-8のシンクロトロン放射光は砒素の検出で大活躍だったみたいだけど
これだってカレー事件があって良かったみたいですよね。
地球シミュレータだって、コンピューティングのおいしくて重要なところからはかなりはずれてるよね。だけどそこに既得権があるので、「計算科学」という名前をつけてメーカー、官僚、学者も含めてつるんでいるんだが、いくらお金を投下しても、NECがインテルやM$に近づける訳では全然なさそうなところがプロジェクトを暗いものにしている。
第5世代に夢があったとは言わないが、それなりに一般の人にもアピールしていたし、今になってみるとprologのような面倒なものは使わないがJavaプログラムの中で当時考えられていたことがありきたりに行われているので、全く無駄な失敗というほどではなさそう。
最近の精密な気象衛星画像を見ていると、台風といっても「台」と書いた丸い駒みたいのが動いているわけでは決してない。進むに従って渦や雲の固まりが、割れてしまうように見えることもある。前線という「線」があるようでもない。これらは20世紀の気象の理解、可視化だと思うが、実際の気象はもっと多彩に見える。それを、10kmのメッシュを1kmにすればよいとか、複雑系の一言で片付けているのを見ると実につまらないと思う。
考えは人それぞれだから評価が大事だと言われているわけだが。
計算科学以外でも使っているのは事実で、バイオ系はもしかしたらイケてるかも知れない。じゃあ、知識工学的なもの(ロボットの研究は日本でも盛んだ)、e-business的なもの(バックグラウンドにグリッド技術などが重要という話あり)、インターネット上の有象無象(世界最大のスーパーコンピューティングはgoogleかも知れないという話はここでもあった)への、地球シミュレーターのインパクトはどんなものだろう。
コンピュータのハードウエア(CPU、ロジック、メモリ、ストレージ、ネットワークその他)、ソフトウエア(OS、コンパイラ、ミドルウエア、アプリケーションその他セキュリティとかも含めて)の進歩に、地球シミュレータが積極的に貢献したということが言えれば誰でも納得するでしょう。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
このご時世 (スコア:1, 興味深い)
とはいえ,環境問題に疎いのでAC
Re:このご時世 (スコア:1)
# 次世代地球シミュレータが「自分が環境に与える影響」も織り込んでシミュレートできるとすごいかも。
本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:-1, フレームのもと)
10PFlopsなら安いと理系出身の私なら思ってしまわなくもないが,小柴先生風
に言えば「国民の血税」の900億円なのだから,それに見合うだけの研究成果
をあげなければならないのは研究機関としての当然の義務だと思う.でも,今
の地球シミュレーターのプロジェクトの受賞歴
(http://www.es.jamstec.go.jp/esc/jp/Awards/index.html) なんか見てると,
どうかなって思ってしまう.だって,半分以上が日本人で内輪で表彰したって
話だし...彼らが吹聴した程に天気予報の精度が改善しているようにも私に
は
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:2, 参考になる)
>> それに見合うだけの成果を当初の予定どおり に出さなきゃいけない.
官僚はいくら論文出せば900億に見合った成果だと認定してくれるんですかね?
例えば,文科省のタンパク3000プロジェクト [mext-life.jp]では
昨年度約90億の予算 [mext.go.jp]で約750報の論文 [mext-life.jp]が出ています(3年で2000報).
小泉首相も素晴らしいと言ったとか言わなかったとかいう噂も耳にします
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:2, 参考になる)
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:0)
しつこいようだけど,官僚にとっては「自分でぶんどった予算」=「省庁内部での権力」なわけで,
1000億で済むところを1100億位に水増しして,天下り先増やすぐらいのことは,
本当に平気でやってのける(こないだもどこぞの副総裁がつかまったばかりじゃないかい?)
ほっときゃ掘っ建て小屋にだって理由つけて1000億払わせようとするだろう.
今度のプロジェクトにしたって,NECと官僚が結託して予算通してるんだから,
NECと官僚のどっちにとっても,値段が高けりゃ高いほどいいわけで,
予算の使い方としてものすごく不健全な
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:1)
>SPring-8のシンクロトロン放射光は砒素の検出で大活躍だったみたいだけど
これだってカレー事件があって良かったみたいですよね。
地球シミュレータだって、コンピューティングのおいしくて重要なところからはかなりはずれてるよね。だけどそこに既得権があるので、「計算科学」という名前をつけてメーカー、官僚、学者も含めてつるんでいるんだが、いくらお金を投下しても、NECがインテルやM$に近づける訳では全然なさそうなところがプロジェクトを暗いものにしている。
第5世代に夢があったとは言わないが、それなりに一般の人にもアピールしていたし、今になってみるとprologのような面倒なものは使わないがJavaプログラムの中で当時考えられていたことがありきたりに行われているので、全く無駄な失敗というほどではなさそう。
最近の精密な気象衛星画像を見ていると、台風といっても「台」と書いた丸い駒みたいのが動いているわけでは決してない。進むに従って渦や雲の固まりが、割れてしまうように見えることもある。前線という「線」があるようでもない。これらは20世紀の気象の理解、可視化だと思うが、実際の気象はもっと多彩に見える。それを、10kmのメッシュを1kmにすればよいとか、複雑系の一言で片付けているのを見ると実につまらないと思う。
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:0)
>ころからはかなりはずれてるよね。だけどそこに既得権があるので
>、「計算科学」という名前をつけてメーカー、官僚、学者も含めて
>つるんでいるんだが、いくらお金を投下しても、NECがインテルやM$
>に近づける訳では全然なさそうなところがプロジェクトを暗いもの
>にして
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:1)
考えは人それぞれだから評価が大事だと言われているわけだが。
計算科学以外でも使っているのは事実で、バイオ系はもしかしたらイケてるかも知れない。じゃあ、知識工学的なもの(ロボットの研究は日本でも盛んだ)、e-business的なもの(バックグラウンドにグリッド技術などが重要という話あり)、インターネット上の有象無象(世界最大のスーパーコンピューティングはgoogleかも知れないという話はここでもあった)への、地球シミュレーターのインパクトはどんなものだろう。
コンピュータのハードウエア(CPU、ロジック、メモリ、ストレージ、ネットワークその他)、ソフトウエア(OS、コンパイラ、ミドルウエア、アプリケーションその他セキュリティとかも含めて)の進歩に、地球シミュレータが積極的に貢献したということが言えれば誰でも納得するでしょう。
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:0)
そういった意味では既存ハードの大量活用であるグリッドの方が、貢献できていないような気がするのは気のせい....
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:0)
こういった考えは、通用しなくなってるんじゃないかな。NASA/JAXAがライブストリーミング放送をしたり、特設Webページを用意するのもそのためだ。いわゆる国民の血税ってや
Re:本当に国民の利益になっているだろうか? (スコア:0)
少なくとも今の税金を投入している研究機関は、広報を専業としつつももちろんちゃんとわかっている人がいないと駄目じゃないだろうか。
のぞみやはやぶさに搭載されたたくさんの人々の名前を書いたプレート。あれこそ専門家からすればなぜそんなくだらないことを、と思われていたらしい。だけれど蓋を開けてみると非常にたくさんの思いがあって