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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
オチ (スコア:5, すばらしい洞察)
「無断で利用した訳じゃありません。すべての手続きをした
つもりですが”たまたま”LAME側への連絡”だけ”行うのを忘れ
ていました。ごめんなさい」
「担当者と開発者の間での連絡が・・・」
となると思う。同じことが、auのケータイPENCKであった [srad.jp]から。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:オチ (スコア:0)
Re:オチ (スコア:5, 参考になる)
違います。今回はLGPLといっても静的リンクされてるらしいのでGPLとして短く説明すると、
問題のソフトに「本ソフトはGPLライセンスなソフト***を使っています」ということを明記しなければならない
が最初に求められることです。次に、問題のソフトの配布先(わかりやすく言えばユーザあるいは購入者)が「ソースよこせ」と主張した場合には、その人に対してソースを公開しなければなりません。さらには、その配布先が、さらなる他人にソースやらバイナリやらを再配布することを止めてはいけません。
勘違いしてる人が多いけど、GPLやLGPLを使ったからといって、いきなり全世界にソースを無料配布しなきゃならないわけじゃないです。そのソフトを持っていない人が「ソースをくれ」といっても渡す義務は無い。例えば、社内でしか使わない(外部に一切出ない)ツールにGPLを組み込んでも、社外の人にソースを公開する義務は一切無いわけです。
さらに・・・ (スコア:1, 参考になる)
無料で渡さなければいけないという
義務はないので、100億円とか
つけることができます。
ただ、孫コピーは制限できないので
金銭的な価値がなくなってしまう、
ただそれだけの話です。
Re:さらに・・・ (スコア:0)
ていうか100億円つけられるんなら孫コピーも発生しないって事ぐらい分からんか
Re:さらに・・・ (スコア:3, 参考になる)
ほんとですか?
フリーソフトウェアは売るのも自由 [gnu.org]では、ソースコードの手数料に制限を設けないという(歯切れの悪い)言及があります。
GPLのFAQによると、バイナリの配布手数料を上限として望むだけの手数料を課してもよい [gnu.org]とFSFは考えているようです。(例示はダウンロードに関してですが)
音楽CDの場合は、その全てが"話題のソフトウェア"の代金だとしても、高々数千円ってところになるのでしょうかねぇ。
from もなか
Re:さらに・・・ (スコア:0)
ってどっかに書いてあった気がする...。
Re:さらに・・・ (スコア:2, 参考になる)
とはいえ、当のgnu.orgが緩めの解釈で文章かいてますからねぇ。
ちなみに最近の日本語訳は「頒布に要する物理的コスト」ですが、昔は「ソース頒布に関わる実費」という訳が一般的だったような気がします。以前の訳のほうが原版の表記(the cost of physically performing source distribution)に近いような気がするのですが、なんで訳語を変えちゃったのでしょうかねぇ。物理的コストなんて書かれると、メディア代だけかと思っちゃうのは私だけ?
from もなか
Re:さらに・・・ (スコア:0)
…というのは、まっとうなケースで考えればコストなんて「CDに焼くメディア代+その作業の人権費+送料」程度がせいぜいですよね。しかし、GPLに「非GPLなライブラリとリンクしてはいけない」なんて書かれてないわけですから、例えば非GPLなライブラリをリンクしておいて「ライブラリの作者からソースごと買い取るための費用もコストの一部だ」みたいな本末転倒な主張をすることも解釈次第では可能に思えるのですが。もし、もなもなもなか氏御指摘の「ソース頒布に関わる実費」から「頒布に要する物理的コスト」への和訳変更の理由が、上記のような場合を想定して「ソース頒布をするための権利関係のコストを乗っけちゃダメよ」という意図だとすると、わりと納得ですが。どうなんですかね?
それと、LGPLの動的リンクってよくわかってないので、ついでに初歩的な質問をさせていただきたいのですが(自分で調べろ、っつー話はもっともですが…)、例えばLAMEをオリジナルのまま動的リンクした場合、「本プログラムでリンクしてるLAMEはLGPLですよ」という事実と、LGPLを書いておけば、LAMEとリンクしたバイナリを販売しても「ソースくれ」みたいなことは言われず、再配布も禁止して良いという認識で正しいでしょうか?(リバースエンジニアリングとかする物好きまで阻止しようとは思いませんし、そもそもLAMEをリンクして販売する予定も無いですが、一応、知識として知っておこうと思うので…)