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委託販売制度と再販価格維持制度はセットになって運用されてきたので、片方だけ止めると、「ハリー・ポッター」のようにひたすら書店側のリスクが高くなる恐れもありますけども。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
再販制度そのものの見直し (スコア:2, 興味深い)
撤廃がだめなら、せめて時限再販制度の運用の徹底など。
でも、これだけ古本屋が普及しているのに、
新本の価格統制が成り立つのはなんでなんだろうね。
#音楽やゲームでは大騒ぎしてるのに。
Re:再販制度そのものの見直し (スコア:3, すばらしい洞察)
やっぱり、返本制度のせいじゃないかと。
返本制度もかなり問題のあることだと思うけど。
Re:再販制度そのものの見直し (スコア:2, 興味深い)
返本率が4割(書店に卸された書籍のうち4割が売れずに出版社に返本される)なんて、どう考えても変でしょうに……。
委託販売制度と再販価格維持制度はセットになって運用されてきたので、片方だけ止めると、「ハリー・ポッター」のようにひたすら書店側のリスクが高くなる恐れもありますけども。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:再販制度そのものの見直し (スコア:2, 興味深い)
あと、書店から返品されたものの全てが出版社に送り返されるわけでもなくて、たいていは取次経由で返品処理されます。
書店から返品されたものの、再び他の書店に行くことも版元に帰ることも出来ない本はそのままスクラップにされて古紙再生。ものすごい量ですよ。
…ということを言いたいのではなかった。
部数がある程度以上でる本は委託販売や再販価格にこだわらない方が消費者にとってはいいと思うんですが、問題なのは少部数の本なんじゃないかな。
委託販売と再販価格の枷が外れると本は情報というよりもモノとしての側面がぐぐっと強く出てくるようになって、売れない本はそもそも作られなくなります。
今の本屋が売れもしない本でも在庫として抱えていられる(本棚に並べておける)のは安心して返品できる制度のおかげなのです。
版元が売れるかどうか分からない本を出せるのは売れるまで書店が持っていてくれる、あるいは自分のところに帰ってきても、客から注文があれば[相当古い本でも]当初予定していた価格で売ることが出来るからなのです。
業界全般がぬるま湯的なのかもしれませんけど。
SCMが最適化されたり、一部一部刷るっていうオンデマンド出版が(印刷のインフラも含めて)一般的になるのならこの程度の問題はなんとかなるのかもしれませんが。
あるいは、モノから脱皮して電子出版に脱皮できれば。
Re:再販制度そのものの見直し (スコア:2, 参考になる)
ならなかったゆえの問題に対処するための、再販制度と理解します。
ゆえに、昨今の技術革新を、旧来の制度が足かせとなっている。と、
もちろん、デジタルディバイド等の問題もあり、全てをがらっと変えるわけには行きません。
かといって、旧来の制度と、新しい仕組みを混在させる問題点を放置したままでは、永遠に停滞するのみです。
その意味では、今回の提案は変えられる所から少しでも変えていこうという姿勢がみられます。
はやく書籍など他の分野にも広がってほしいですね。
#電子書籍流行らないかなーと思ってるLibrieユーザ
Re:再販制度そのものの見直し (スコア:1)
ただ、マニア心をくすぐるいいものが非常に安いお値段でコロコロ買えちゃう現状は、どちらかといえばいわゆるマニア的には甘やかされているような気もするので、やむをえんのかなぁという気もしています。
まぁ、その手のマニア好みな本を評価価格よりもだいぶ安く手に入れてるってのも、いわゆる既得権益なんでしょうけどね。
Re:再販制度そのものの見直し (スコア:1)
> 本読みマニアには厳しい世の中になるような気がしています。
制度のおかげで、部数が少なくてリスクの大きい商品でも
小売が扱ってくれるから、ということですよね。
そこで電子出版が登場するわけですね。
閾値は 0 で