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Linuxを動かそうとするプロジェクト [nyud.net]が警告されたという話は聞きません。ちなみに、起動に成功 [srad.jp]したところです。
使用許諾違反=違法という訳ではないので、やるのは自由だろ。 違法になるかどうかは、裁判所で決めるしかない。
あくまでMac OS Xのパッケージ購入した人はコピーの利用権を得ているのみなので,「買ったからなにやってもいい」という論理が通用しないという点がまず重要です. で,「使用許諾契約」の下でのみ利用できるわけですから使用許諾契約に反する形では契約上「利用できない」ということになります.すると,契約外の利用はMac OS Xの所有者 (つまりApple Computer) の権利を侵害することになるので,著作権法違反などによって起訴される可能性は十分にあると考えられます.
違法であるかどうかの判断は仰るとおり司法でしかできませんが,「司法判断されていなければ何やってもいい」というのはちょっと危険かと思います.
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Linuxや*BSDを (スコア:0, オフトピック)
Re:Linuxや*BSDを (スコア:5, 参考になる)
Linuxを動かそうとするプロジェクト [nyud.net]が警告されたという話は聞きません。ちなみに、起動に成功 [srad.jp]したところです。
Re:Linuxや*BSDを (スコア:0)
ってことだろうか。
Re:Linuxや*BSDを (スコア:3, すばらしい洞察)
LinuxであろうとBSDであろうとライセンス違反がダメなのと同じ。
Re:Linuxや*BSDを (スコア:0)
違法になるかどうかは、裁判所で決めるしかない。
Re:Linuxや*BSDを (スコア:4, 興味深い)
あくまでMac OS Xのパッケージ購入した人はコピーの利用権を得ているのみなので,「買ったからなにやってもいい」という論理が通用しないという点がまず重要です. で,「使用許諾契約」の下でのみ利用できるわけですから使用許諾契約に反する形では契約上「利用できない」ということになります.すると,契約外の利用はMac OS Xの所有者 (つまりApple Computer) の権利を侵害することになるので,著作権法違反などによって起訴される可能性は十分にあると考えられます.
違法であるかどうかの判断は仰るとおり司法でしかできませんが,「司法判断されていなければ何やってもいい」というのはちょっと危険かと思います.
Re:Linuxや*BSDを (スコア:2, 興味深い)
利用権とシュリンクラップ契約は非常に類似しており、「不法なシュリンクラップ契約は消費者に一方的な不利条件を押しつけるものであり無効」と言う判例が複数(だったよね)上がっていることを考えると利用権の概念自体が無条件で有効であると法的に裏付けされてはいないのではないかと思うのですが。
Re:Linuxや*BSDを (スコア:0)
…と日本人なら思うでしょうけど。
# かの国ではマジでそれくらい考えてそうだからAC
Re:Linuxや*BSDを (スコア:2, 参考になる)
ぜんぜん類似していないです。それ。
「利用権」なる法律用語は無いけれど、これは、本来は著作者個人に限定的に帰属しているはずの著作財産権を一定の契約のもとに貸与しているものと考えられます。ありていにいえば、対価を払って著作財産権の一部を購入することで、ソフトウェアを利用することができる。
ここで「金を払う」という行為がそれだけですなわち契約とみなされ、ある程度の権限をユーザーに与えるものなのか、それとも、シュリンクラップ契約のように「封を破っただけで」そこに記載されているすべての契約条項を守ることに同意したことになるのか。これがいわゆるシュリンクラップ問題であって、仮にこれがどちらに転んだとしても、特定の契約の元に「利用する権利を貸与する契約」が結ばれていることについてはかわりないのですよ。
一般の売買契約では、どちらか一方の当事者は契約が不服であればそれを解除することができます。しかしその場合、契約を破棄するとともに、その契約に基づく財産権の移動についても元通りに回復しなければなりません。シュリンクラップ契約が問題なのは、封をあけたらこの「破棄」ができないというのが問題なわけです。仮に、シュリンクラップ契約が無効であった場合、利用者は開封後も契約を解除することが可能となるわけですが、契約を解除する際には、著作物を利用する権利についても、当然ながら返却しなければなりません。