アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
失敗を評価できない日本人 (スコア:1, 興味深い)
そのため、成功のためのバグつぶしも出来ないという事になります。
つまり、失敗はその仕事の場そのものを失う事そのものであると規定されている社会なのです。
そうなれば、確立された方法論に頼り、そもそも技術の深化はあっても革新は生まれるはずもありません。
そもそもの仕事の目標も何だったかが失われてしまうという事にもなります。
プログラムで言えば、最初っから清書されたような状態で書かれて一片の直しも無い様な仕事こそが仕事であり、それ以外は只の失敗だという事を理想としていて、プロであるならそれが出来て当然だというのが日本人の大半の考え方のようです。
これは、思考や方法論を成功が確約された中国などの輸入文献に頼りきっていた支配階級の構造からくるものと推測されます。
行なおうとする仕事にはそもそもマニュアルがあって、そのとおりに行なえば成功するという方法論が確立されている事が前提になっている。ただ、本当の仕事の現場ではその方法論を現状に合わせるための様々な工夫や苦労がある。だが、その方法論は支配階級と現場に会話が成立しないために届かず、硬直化してしまった命令だけが行なわれる。そして、一つの仕事に対しての現場との乖離が日常として認識されて仕事の本来の意味を失ってしまうというような事が平気で起こるということでしょう。
ここでも、日本人は今行なっている仕事の目的と意味を問い直す事ができていないような気がします。
仕事の意味と目的を呼び起こしたりそれを喚起するには仕事にかかる実働時間だけではなく、その意味を問う時間も必要なのですが、効率化ばかりを平気で優先するこの現状ではまず持ってそれを行なう事は出来ないでしょう。
時間は1日24時間しかなく、人間に出来る事は限られている事を少なくとも経験によって求められた仮定でも良いから量的に規定できている職場がどれだけあるでしょうか?また、それらの事を前提にしてちゃんと文章をかけている人がこの中でもどれだけいるかとっても疑問です。
話は変わりますが、本来目標はシンプルであるべきと思うのです。ですが、いままでここの文章を読んでいて気が付いたのですが、この衛生プロジェクトには目標が細かく規定されすぎのような気がします。少なくとも、未知の場所の探査を目標とするのか、それともそれぞれの目標要素を満たすためで未知の場所の探査は付け足しなのかの優先順位は規定できているんでしょうか?
個人的体験から言えば、目標が3つ以上あり、それに優先順位なく全て満たすように求められる仕事については、その仕事に対しての精神的な重圧も相当なものでしょうが、そもそも優先順位が出来ていない事によるその仕事そのものの崩壊を招きかねないと思うんですが。いかがなものでしょうか?
そもそも、この仕事そのものがそのように統一性に欠ける様なら、その仕事自体を放棄する事が本来の解決方法のように思います。そこで無理に仕事を請ければ、目標を蔑む事になり、さらに言えば、次に続く人を苦しめるようになると思うんですが。
なにか、勝手な事を書きましたが、感想です。
Re:失敗を評価できない日本人 (スコア:0)
Re:失敗を評価できない日本人 (スコア:0)
>それ以外は只の失敗だという事を理想としていて、プロであるならそれが出来て当然だというのが日本人の大半の考え方のようです。
プログラムの仕事なら当たり前です。
もっとも、そうでなくても構わないと考えてる比率で言えば、他の国より日本の方が寛容だと思いますよ。
Re:失敗を評価できない日本人 (スコア:0)
そんなのもう当たり前じゃなくなって久しいですよ。