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> そもそもなぜ有人にしないといけないのでしょう?
> マロリーはそのitに挑戦しているときに命を落としているのですから。
> 有人で一度事故が起これば、宇宙計画は何年もストップしてしまうリスクもお忘れなく。
> コストパフォーマンスの観点で有人は無人に大きく見劣りすると信じている > 他の(目立たないが重要な)科学探査が割を食う
> 有人に反対するのは投資に見合った意味が見出せないからであって
> 「なぜ有人でないといけないのですか」
> ループしていますよ。有人宇宙開発が必要な理由は、有人宇宙開発のためなのですか?
> 魂に響く理由をです。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
技術大国日本の面目躍如 (スコア:1)
無人基地より有人基地の方がすごい気がするのは素人考え?
Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:3, すばらしい洞察)
同じ予算なら、無人の方が圧倒的にできることが多いし、活動範囲に制約も少ない。
人命がかかっていれば危険でできないようなミッションでも、ロボットならできます。
人間より過酷な環境で活動でき、食事や休息も不要。
どうしてもロボットが自律的に判断できない部分は、地球の快適なミッションルームに
いる人間チームの判断を仰げばよい。(その場合は光速の制約によるタイムラグは発生
してしまいますが)
もちろん、「人間が現地にいて判断した方がよい」ということもゼロではないでしょうが、
ロボット技術が進歩するに従って「人間でないと」という領域は少なくなっていくわけ
ですし。
それともう一つ。有人で一度事故が起これば、宇宙計画は何年もストップしてしまう
リスクもお忘れなく。
Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:1)
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Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:1)
ですから。(まあ私もワンゲルでしたから、おっしゃりたいことは分かるんですが)
私は、有人の宇宙開発には反対の立場をとっています。
少なくとも科学探査の目的では、コストパフォーマンスの観点で有人は無人に大きく見劣りすると
信じているし、有人飛行に注力した結果、予算やヒトなどのリソースをそちらに食われ、他の
(目立たないが重要な)科学探査が割を食うようであれば、それは私が望む未来ではない。
だから機会があれば声を上げています。立つ位置は違うが、やっていることは有人宇宙開発推進派
の人と同じです。
もっとも、有人に反対するのは投資に見合った意味が見出せないからであって、きちんとした理由が
あるのなら無人に固執するつもりはありません。だから、有人宇宙開発に賛成する人には理由を
聞いているのです。「なぜ有人でないといけないのですか」
# 日本に『カール・セーガン』はいないということなんでしょうか。
Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:1)
# 一人の犠牲者も出さずに有人宇宙飛行に成功したら、それはそれで素晴らしいことですが。 これらの点については全く完全に同意します。
しかし予算獲得についてはもはや技術者ではなく政治屋のレベルの話になってしまうので、有人/無人に関わらず、政治屋の力量次第です。
# この点がドロドロしてきて私が宇宙開発から足を洗った理由なのですが 投資に見合った規模の、事前に回収可能と判断できる程度の技術開発ではブレイクスルーというのはほとんど見込めないのではないでしょうか。
企業においても、十年単位では投下資本を回収できない「基礎研究」という名の基盤技術開発に資本を投下しており、(ちょっと経理に暗いので自信がありませんが)企業の資本全体に対し数%程度までは研究費(全く売り上げ/利益に貢献しない「未来への投資」)として税制優遇や固定資産に対する優遇措置が認められていたと思います。
有人宇宙開発というのも、同じ視点で「未来への投資」と考えるのはどうでしょう?
無人で済ませられるから、という考え方で有人宇宙開発を怠っていると、無人では済まない事態は勃発した時、手遅れになりかねないとは言い切れないと思います。
# と、いえる程度には、有人と無人というのはかけ離れたジャンルであるという言い方もできると思います。
先程も述べたように、予算獲得は政治屋の問題になってしまうので、与えられた予算でできることをやる、それが技術者・科学者レベルで可能なことの全てです(「はやぶさ」がまさにその良い例でしょう)。
理想論的にいえば、政治屋にがんばってもらって、有人と無人では完全に予算枠を別にしてもらえればよいのでしょうけれど…
また確かに、地球の中でも、特に海中においては、ほとんど手付かずなので、まだまだ研究の余地があり、宇宙開発より先にそちらに目を向けるべきだという意見もあるでしょう。
しかし、「地球の中」という有限の空間は、いずれ制覇される時が必ず来ます。
その時に地球に閉じこもるのは人類にとってなんの利益ももたらさないと私は信じています。
故に、投下資本を回収できない今からでも、有人宇宙開発に資本を投下しつづけることが、明日の人類への糧となることを信じて疑いません。
したがって、 に一言で応えるならば、「無人は実用研究段階、有人は基礎研究段階、いずれもおろそかにはできません」といったところでしょうか。
# 逆に問いたいのは「では何時になったら有人宇宙開発に許可を出していただけるのでしょうか?」という点ですね。
# 人は宇宙に行くな、と主張なさっているわけではないのでしょう?
# 無人宇宙開発だけですと、何時まで経っても有人宇宙開発には目処が立たないと思いますが。
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Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:1)
これは「理由」ではないでしょう? 相手は、「なぜ有人が必要なのか」を問うている、つまり
その「おろそかにできない」ことの理由を聞いているのですから。
> # 無人宇宙開発だけですと、何時まで経っても有人宇宙開発には目処が立たないと思いますが。
ループしていますよ。有人宇宙開発が必要な理由は、有人宇宙開発のためなのですか?
> # 人は宇宙に行くな、と主張なさっているわけではないのでしょう?
その通りです。だから繰り返し理由を聞いているのです。魂に響く理由をです。
なぜ魂に響く理由が必要かというと、それは困難な目標を推進するための動機と成り得るからです。
理由も説明できないのなら、それは動機が薄いということ。有人宇宙開発は止めておいたほうが
よいです。事故が2回くらい起きたあたりで、噴出してきた反対意見に屈して終わるだけの計画は
見たくありません。
Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:1)
その一言に至る文面を読んでいただければ何が言いたかったのかは御理解いただけると思った上での総括です。
さらに、感情論が解禁された今となっては、有人宇宙開発の動機は有人宇宙開発のために存在するといって過言ではありません。
何故ならば、人は地球に生きるに非ず、宇宙に生きるべきであるというのが私の個人的信条だからです。
人類が宇宙で生活するためには、有人宇宙開発はどこまで進めても終わることの無い永遠の課題となるでしょう。
従って、有人宇宙開発は、人が宇宙に居る間は欠かすことの出来ない基礎研究となるでしょう。
私にとって、宇宙は人類最後の、そして永遠のフロンティアです。老後を過ごす予定の、約束の楽園そのものです。 別コメントでも述べましたが、私は TarZ さんはそのテの精神論に辟易してコメントしていたと誤解していたので、今まで封印していた熱い魂の雄叫びの数々を披露させていただきます。
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Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:0)
>と。有人宇宙開発は止めておいたほうがよいです。
ご自分が納得できない動機だからといって他人に唾する行為はいかがなものかと。
十分「魂に響く理由」を説明されてオイラは納得しました。
人類は宇宙を目指すべきだ!と。
Re:技術大国日本の面目躍如 (スコア:1)
違いますよ。他でも書いたように、動機については私の中では整理できているんです。
# あああ、こちら [slashdot.jp]もそうだけど通じてないのねん。(まだ人命について言及
# されてるし。個人的に人的犠牲をもって反対しないと明言しているんだが)
大きなプロジェクトにおいて真に推進を阻むものは、外部の反対因子よりも「内部に在る
(あるいは、足りない)なにか」の方が大きいのです。
まあ、体調不良を理由に対話を拒否されているのでこのへんで。