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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
インスパイヤ (スコア:0)
Re:インスパイヤ (スコア:0)
だからGoogleもすぐに引っ込めている。
#法に触れなければ何をしてもよい、というものではない
Re:インスパイヤ (スコア:1, 興味深い)
というのは法学に疎い人々が、法を根拠に自己正当化 (自分の正当性を主張するだけでなく、自分が不愉快に思う対象を糾弾して自分の感覚の正しさを確認する婉曲的な自己正当化も含む) したくても出来ない煩わしさから、「とりあえず根拠はないけど大衆が頷く文言を」という安易なノリで使うフレーズですね。
法治国家においては、法に触れなければ何をしても構わないというのは厳然たる事実です。今回の件で Google が著作権ホルダーからのクレームを受け入れたのは、受け入れた場合と抗った場合の近視眼・遠視眼の経済的なトレードオフに過ぎません。
Re:インスパイヤ (スコア:4, すばらしい洞察)
違うのでは?
「法治国家においては、法に触れなければ何をしても国家により罰せられることはない。」だと思う。
国家による刑罰を恐れず堂々と法に反する行為を行い法の不当性を訴えようとする奴もいるし、そういうのだって構わんといえば構わんのではないか?
法に触れずとも他人との付き合い方によっちゃ社会的あるいは経済的に制裁を受けることもあるかもしれんし。
少なくとも「法に触れなければ何をしても構わない」という態度をとる事は、社会的制裁のリスクを負うことになると思う。
もちろん「法に触れない」範囲で仲間はずれにされるのよ。
ま、それはそれでそういうことしても構わんといえば構わんのだがね。
今回、Google が経済的リスクを避けるために係争を回避したのは、まさにそういうことでしょ?
Re:インスパイヤ (スコア:0)
「法に触れなければ何をしてもよい、というものではない」という意見はどちらも正しい。
前者のような成文法重視のものを大陸法と呼び、後者の慣習法重視のものを英米法と呼びます。
日本では大陸法による影響が強く、基本的に法に触れなければ何をしてもかまいません。
米国は英米法の影響が強く、たとえ法に記載されていなくてもひどく慣習に反する場合は裁かれるようです。
今回の場合 Google は米国の企業なので、Google にまつわる話は英米法であることを前提にするべきかと思います。
ここ最近は日本でも英米法の重要性が説かれていて、この記事の流れもその一端でしょうけど、少なくとも現状の法律上ではどっちも正しいです。社会的制裁とかはまた別の話。
Re:インスパイヤ (スコア:0)
米国が英米法に反していたら悲しいものがあると思った。