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そうやって、テポドンは開発されましたとさ。
軍の新兵器開発という名目がなければ巨額の予算がつかないのが悪いのか、 軍の新兵器開発という名目がつけば巨額の予算がついてしまうのが悪いのか。
「テポドンは倫理的問題があるので開発中止」
# といったところで何か変わるのか?
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:1, 興味深い)
思い出してしまいました。
人類を月に送り込んだアポロ計画で知られるフォンブラウン
ですが、米国に渡る前はナチスドイツで、今で言う弾道
ミサイル開発に携わった中核メンバーの一人でした。
しかし、彼は初めから兵器を作りたくてナチスに協力した訳
ではなく、自分の宇宙旅行の夢を叶える為にロケット研究を
支援してくれるスポンサーとしてナチスを利用する腹づもり
だったようです。
個人・アマチュアレベルでは玩具に毛が生えた程度の代物を
打ち上げるのがやっとだったロケット研究は軍の新兵器開発の
巨額の予算が付き、あっと言う間に現実レベルの水準にまで
引き上げられました。
そうして作られたV2(A4)ロケットは当然月や火星ではなく、
ヨーロッパ各都市へ飛んで行き、甚大な被害を与えましたが、
このロケット技術は戦後の宇宙開発にも大きな飛躍を
もたらす事になりました。
自分の夢の為なら悪魔とでも手を結ぶような、自分の欲望に
忠実で手段を選ばないわがままと傲慢さが新しい地平を
切り開くのもまた事実。
転じて、ロケットではなくクローン技術の場合は、
生命の神秘を解き明かしつつ、巨万の富と名声を得たい野望を
持つ研究者と絶望的な現状を打破してくれる神の手のような
治療手段を喉から手が出る程求めている難病患者が現代の
フォンブラウンに相当するでしょうか・・・・。
こういった問題は結局、失うモノと得られるモノを天秤に掛けて、
針が傾いた方向へ進む事になると思いますが、クローンによる
難病治療は宇宙旅行よりも遙かに現実的で切実な願いであり、
この研究を止める事は容易な事ではないと思いますね。
Re:現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:1, おもしろおかしい)
> 打ち上げるのがやっとだったロケット研究は軍の新兵器開発の
> 巨額の予算が付き、あっと言う間に現実レベルの水準にまで
> 引き上げられました。
そうやって、テポドンは開発されましたとさ。
軍の新兵器開発という名目がなければ巨額の予算がつかないのが悪いのか、
軍の新兵器開発という名目がつけば巨額の予算がついてしまうのが悪いのか。
Re:現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:0)
「テポドンは倫理的問題があるので開発中止」
# といったところで何か変わるのか?
Re:現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:0)
Re:現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:0)
>ヨーロッパ各都市へ飛んで行き、甚大な被害を与えました
そーでもない。
ただの花火。
物理的な破壊より心理的恐怖は大きかったと思う。 (スコア:0)
心理的恐怖の方が大きかったでしょうな。
しかし、化学・核という別の技術と結びついたら
こけおどしレベルではなく、まさしく悪魔の兵器と
なりました。
その力を得たい国家・組織が未だに後を絶たない訳で・・・。
Re:現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:0)
ただし、V2は他の兵器のようには大量生産できなかったので、
被害の合計という意味では、さほどでもないかもしれません。
ちなみに、V2よりかなり弾頭が小さいV1(今で言う巡航ミサイル
に似たタイプ)の方が、より多く生産、使用されたため、1発
の威力は小さくても、全体としてはより多くの被害を与えたようです。
#V2は高速かつ急角度で着弾するため、着弾時に地中深くもぐってしまい、
#破壊力が減少してしまうことも多かったらしい。