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有機化学美術館・分館:天然物の危機 [livedoor.jp] 前回書いたプラテンシマイシンは南アフリカの土壌から、以前紹介したセルヴィマイシンは数千年人が入り込んでいなかったアルプスの洞窟から発見されたといいました。これはそこまで探索の手を広げないと、もはや新規化合物が発見できなくなってしまったからでもあるのです。 (中略) ほんの20年前は近所の裏山で素晴らしい化合物が見つかったのに、今やアフリカの原生林や人跡未踏の洞窟まで探し回らないと新規化合物には出会えなくなってしまったわけです。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
微生物探索の現状 (スコア:4, 興味深い)
微生物探索の現状は,こんな状況のようで。
Re:微生物探索の現状 (スコア:0)
化合物って単純な分だけバリエーションに乏しいのかしらん。
Re:微生物探索の現状 (スコア:3, 参考になる)
「新種」は、既知の物質に似てて、はじっこの官能基がちょっと違う程度のじゃ
大した発見にはならなくて、母核(化学構造の骨格部分)に新規性が欲しいのですよ。
特に抗生物質なんかは、既知の抗生物質の大半に耐性菌ができてますから、
そいつらが耐性を持っていない、新規の物質が必要になってくるわけですね。
もちろん、国内で新種の化合物が見つかる可能性はゼロではありませんが。