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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
リリースサイクル (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:リリースサイクル (スコア:1, 興味深い)
# DebianもUbuntuも使ったことがないのでAC
Re:リリースサイクル (スコア:2, すばらしい洞察)
それがたかがデスクトップ用ディストロにユーザーを持ってかれただけで、バージョンがんがんあげてるようじゃ、激しくDebianとしての意味がないのだが。
デスクトップユーザーは別に何使ってもいいだろうけど、サーバーは結構重要な事なんだけど。
どうなんでしょうか。
Re:リリースサイクル (スコア:2, 興味深い)
安定性とセキュリティをばっちりしてメンテを楽にするにはそれなりの手間隙が必要です。
で、upstream がガンガンと変更されている状態で security backport をするにはかなりの手間がかかります。
人手は有限ですし、そもそも security update のような critical なものを評価・作業できる人の数はさらに限られます。
そんな状況下で、のんびりゆっくりリリース、なんて中々やれないです。
上流が変われば変わるほ
Re:リリースサイクル (スコア:1)
Debianの意味。。。つーか、stableとしての役割?
安定なものとして使われ方をしてきたものなはずなのに、今後もそれでいられるのかな、と外野の疑問でした。
Re:リリースサイクル (スコア:2)
いや、だから distro ベンダーが「安定性とセキュリティをばっちりして」、「(利用者による)メンテを楽にするにはそれなりの手間隙が必要」になるんですよ。
Sithgunnerさんが楽にメンテナンス出来ている裏側には、パッケージのメンテナらによる努力があるわけです。
(小人数の努力で多くの人が利益を享受できている訳ですね)
で、開発元(upstream) が開発を進めていくと、その努力がとても必要になってきます。
そうですね、たとえば Mozilla を例に挙げてみましょうか。
Firefox にはセキュリティアップデートが幾つか出ていますが、mozilla.org からは個別の security fix パッチとしてはでていません。
まとめて新しいバージョンとしてアップデートされます。
このような場合、security fix のみ提供というのは非常に難しいのです。
差分を調べて、適用できる形(で、他の動きに悪影響を与えない形)に置き換えないといけません。
さらに言えば、大きく変更されすぎていて、置き換えして適用することすら無理な場合もあるわけです。
他にも依存関係が。。。とかいう問題も出る場合があるでしょう。
設定ファイルの構造が、がらっと変わったりしないようにするためには、security update の適用が適切に出来るようにするための努力が必要になります。
しかし、upstream の開発が大きく進んでしまうとその努力が物凄く必要になっていく。
どこかで「リセット」をしないと無理なんですよ。それが「リリース」なんです。
>Debianの意味。。。つーか、stableとしての役割?
>安定なものとして使われ方をしてきたものなはずなのに、今後もそれでいられるのかな、と外野の疑問でした。
安定版としてリリースされてから1年半+次の安定版がリリースされてから恐らく1年の合計2年半、殆ど何もしないで利用可能になっているのは役割を果たしてはいませんか?
あと、安定版だからといって、世の中の変化に追随できていなければ有用なものとはいえません。
利用したいハードウェアが全く使えない・ソフトが動かない・動作が重くて実用にならない・データサイズの限界で扱えない・etc...
リリースというのは、そういう限界を取り払って「使えるものにする」作業です。
状況が変わっていく以上、どこかでそれにあわせた変化は必要です。
2,3年に1回、そういう脱皮の様な変化を行うのは理にかなっていると思います。