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どなたかが書いておられましたが、合成化学の分野は新規化合物の雨あられですんで、どちらかというと新規化合物を作り出したことより、新たな考え方で合成のレシピを発見ことに栄誉が与えられることが多々あります。
そしてそのレシピに、発見者の名前がつくことがあります。そんな人の名前がついたレシピを集めた本なんかもあります。
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化学物質の命名法 (スコア:2, 興味深い)
どんな手順で命名されるのかも広く知られていますが、化学物質って
どうなっているのでしょうか。
規則的な命名法(IUPAC名)は、(すくなくともその片鱗は)広く
知られています。大学で化学(とくに有機化学)を勉強すれば、
IUPAC命名法は、うんざりするほど、勉強させられます。
でも、固有名のつけかたは、勉強しなかった。
それとも単に勝手に呼んでるだけで、正式なものではないのでしょうか。
Re:化学物質の命名法 (スコア:4, 参考になる)
単離した生物とか地名とか似ている形状とかでつけられているようですね。
http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/name/name2.html [accsnet.ne.jp]
上記のシクロアワオドリンを知ったときには、突っ込みをいれてしまいました。
KaI
Re:化学物質の命名法 (スコア:4, 参考になる)
遺伝子にも、明らかにそれと分かる命名がありますよね。この場合は
`名は体を表す` のパターンが多いようです。
e.g. harakiri 遺伝子 [google.co.jp] ~ 「腹切り」 とか、
fushitarazu 遺伝子 [google.co.jp] ~ 「節足らず」 とか
shugoshin遺伝子 [google.co.jp] ~ 「守護神」
などなど。何にせよ、初めて見つけた人は`エライ`と思うので、
好きな名前を付けていただいて構わないと思います。
合成化学って面白そうだなぁ。
--- Dead Poet Social Club
Re:化学物質の命名法 (スコア:2, 興味深い)
どなたかが書いておられましたが、合成化学の分野は新規化合物の雨あられですんで、どちらかというと新規化合物を作り出したことより、新たな考え方で合成のレシピを発見ことに栄誉が与えられることが多々あります。
そしてそのレシピに、発見者の名前がつくことがあります。そんな人の名前がついたレシピを集めた本なんかもあります。
たとえばこんなのとか
Name Reactions: A Collection of Detailed Reaction Mechanisms
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3540402039 [amazon.co.jp]
Re:化学物質の命名法 (スコア:0)
>好きな名前を付けていただいて構わないと思います。
そこは、エライ人なりに良識のあるところを見せていただきたいと思います。
化学の教科書を開くと、そこが一面親父ギャグで埋め尽くされているなど、
想像するだに恐ろしいことです。
化学物質を一つ覚えるたびにため息をつくなんて、やってられません。
北海道で活動されている化学者の方々、たとえ新物質の合成に成功しても、
ゆめゆめそれに「サッポロユキマツリン」などと命名されないようにお願いしますよ。