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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
空じゃない (スコア:5, すばらしい洞察)
行って帰って来たという実績がつまってる。
Re:空じゃない (スコア:2, 興味深い)
KnowHowの詰まった本体を回収できないもんですかね。
#冬場にバッテリーが上がりかけた車のエンジン
#太陽が出て暖まっての一発勝負を思い出した
Re:空じゃない (スコア:3, すばらしい洞察)
回収するには、回収機がその猛スピードのはやぶさに追いつき、更にその猛スピードを殺す必要があります。
現在の人類の技術では、かなり難しい…というか無理でしょう。
(カプセルは直接大気圏に飛び込み、大気によりその速度を殺します)
仮にやろうとしても、はやぶさを数十機は送り出せるぐらいの費用(=手間暇)がかかるでしょうから、その手間暇で色々探査機とか作った方がより多くのモノを得ることができるかと。
#高速でフライバイするものの回収技術は、それはそれで価値があるでしょうけど。
Re:空じゃない (スコア:1)
軌道をやりくりしてスイングバイで秒速8kmぐらいに減速して
ローコストで地球の周回軌道にのせることはできないんでしょうか?
やりくりするには電池がたりないか?
Re:空じゃない (スコア:1, 参考になる)
>ローコストで地球の周回軌道にのせることはできないんでしょうか?
>やりくりするには電池がたりないか?
足りないのは電池ではなく推進剤だと思います。
真空中で無重力な空間では加速するにも減速するにも、
重さを持ったものを探査機から発射する必要があります。
電気に重さは無いので電気だけがあっても無意味です。
Re:空じゃない(オフトピ) (スコア:1, 参考になる)
>真空中で無重力な空間では加速するにも減速するにも、
>重さを持ったものを探査機から発射する必要があります。
光子にもエネルギーはありますので、電気さえあれば質量のある粒子を放出せずに
加速度を得ることも可能です。
#実際に粒子を真空中で保持したり動かしたりするために、レーザートラップなどが用いられています。
また少なくとも太陽系内(もしくは相当する恒星の近傍)では
太陽放射圧を利用したソーラーセイル [isas.ac.jp]なども利用可能ですので
極論してしまえば電気すらなくても相応の時間と装置だけで推力を得ることは可能です。
もちろん今回のはやぶさには不可能ですが。
Re:空じゃない(オフトピ) (スコア:0)
コメント元のかたはわかっていらっしゃると思うけど、補足。 「今回のはやぶさ」がイトカワに接近する時に実際に太陽輻射圧を使っていたりしますね。 [isas.ac.jp]回収に使う手段としては今回は無理だというのには同意です。
Re:空じゃない (スコア:0)
Re:空じゃない (スコア:1)
変わりますよ。スイングバイ [wikipedia.org]は、対象天体と重力を介して角運動量(公転速度)をやりとりする方法です。
減速なら「地球の公転速度が速くなって、はやぶさの公転速度は遅くなる」ことになります。系全体の角運動量は一定で変わらず。
はやぶさが地球より速い速度で公転していて地球に追い付く→スイングバイで減速→元より遅い公転速度で追い抜いていく
という流れになりますので、スイングバイによる減速を繰り返すためには、その後、また一周して地球に追い付く必要がありますが…
実際、はやぶさは往路では、地球を使ったスイングバイによる加速 [www.jaxa.jp]をしています。