「個別課金が可能になっても補償金制度は存続？」記事へのコメント

何が嫌かって

[Anonymous Coward]

権利団体が目立ちすぎててアーティストに対価を支払ってる気がしない。
「幾らのCDを購入するとアーティストに幾ら入ります」とか分かりやすい説明が欲しい。

Re:何が嫌かって

[oguma (17986)]

「幾らのCDを購入するとアーティストに幾ら入ります」とか分かりやすい説明が欲しい。

　では僭越ながら。

　1枚3,000円（税拔き）のCDを仮定すると、、、
　作詞・作曲者の取り分は、大体6% [jasrac.or.jp]です。まとめて180円くらいですね。作詞者と作曲者で分けます。
　アーティストの取り分は、新人では1%、大御所でも5%、並みでは3%といわれています。3%とすると、90円です。グループ・ユニットの場合はこの3%をメンバーで分けます。

　作詞・作曲・歌唱といった「芸術家」に回るお金は1割以下であるということです。

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Nullius addictus iurare in verba magistri

Re:何が嫌かって

[Anonymous Coward]

そんなもんじゃないかなあ。
こういうのってまず最初に半分が広告代に消えていく（音楽なんてよっぽどの有名人でないかぎり音楽番組・CM・ドラマとのタイアップとかで強制的に聞かせないと誰も聞かない）。グッズとかDVDで回収できるわけじゃないからコケた時の保険料も必要だ。

要はメディア産業って宝くじと一緒で、ほとんどハズレだけどたまにドカンとくるものなんだよな。しかも、その波は本質的に予想できない。一応、方法論が確立されてる製造業なんかと違って。どんなに売れたバンドでも、突然アーティストにありがちな意味不明なワガママ

Re:何が嫌かって

[Anonymous Coward]

つまり

＞こういうのってまず最初に半分が広告代に消えていく（音楽なんてよっぽどの有名人でないかぎり音楽番組・CM・ドラマとの
＞タイアップとかで強制的に聞かせないと誰も聞かない）。グッズとかDVDで回収できるわけじゃないからコケた時の保険料

という、音楽を産業としか考えない業界の、わけわからない名目でピンハネされているだけだというわけだよね。
保険というのなら、ちゃんと積み立てて、若い無名アーティストの生活を保障しているのを証明しろっていうの。
実際は、時代遅れの流通コストを持続するためだけにやってるようなものではないか、一昔前なら流通経路を守

Re:何が嫌かって

[Anonymous Coward]

保険というのなら、ちゃんと積み立てて、若い無名アーティストの生活を保障しているのを証明しろっていうの。

　事務所は所属する専属アーティストに給与を支払っていたりしますが。年一枚のアルバムでは、大抵は食っていけないので、大当たりが出るまではそういう形態になることが多いです。逆に大当たりを出しても、かつて食わせてもらっていた手前、もっと分け前をよこせとは言えなかったりするわけですね。

# さすがにACで