「アマチュア無線の祭典ハムフェア2007開催」記事へのコメント

性善説と創意工夫の世界

[saratoga (23467)]

昔、子供のころ、妙な針金がおウチの上に生えてる家を見つけて「無線機見せてください」とお願いすると、
OMが目を細めて、家に入れてくれて、おやつをいただきながら、かっこいい無線機や知らない国の局のQSLや、
見たこともない電気部品や工具をいろいろ紹介していただけました。

時代は下ってUUCPで、サイトがつながろうとしていたころ、オープンソースなんて言葉はまだなくて、
十把一絡げにPDSと呼ばれていたころ、やはり知的好奇心だけを糧に成立していた世界があったと思います。

いずれも、裾野が広がって、お金儲けしようとする人、権力志向の人、そして法律屋をはじめとする旧世代の
権益の枠組みが入る込んでくると変質してしまうようですが、それはさておき。

まぁ、昔のアマチュア無線の雰囲気を体験した世代は、ジジイになっても、そことは違う、別の新しいフロン
ティアを目指すのでしょうから、アマチュア無線そのものではなく、かつてのアマチュア無線が体現していた
「なにか」を次の世代に伝えていく義務はあるんじゃないのかな。

Re:性善説と創意工夫の世界

[volatile (27445)]

僕の場合，小学生の頃は工作全般，特に半田ごてを使っていわゆる「電子工作キット」なんかを
組み立てるのを楽しみにしてたのですが，それが高じて小学６年生で電話級，中学２年生で
電信級を取りました．その勉強のおかげで電子回路が分かるようになって，中学時代はむしろ
電子回路の設計制作ばかりやっていて，交信はほとんどしなかったように思います．
＃中高時代の愛読書が「トランジスタ技術」でしたから・・

高校時代からはプログラミングもするようになり（高校１年生のときＫ＆ＲでＣを勉強した），
大学時代はもっぱら，ソフトハウスでパッケージソフトのプログラマーをやってましたが，
結局，今は画像認識やＶＲ，ヒューマンインタフェース分野の研究者になってしまいました．

学生に上記経緯（というか暗い青春時代？）を話すと「引かれ」ます・・・