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この点他の方にちょっと補足.例えば2006年のIFでしたら,2004年または2005年にある雑誌に掲載された論文がA本で,2006年にそれらが引用された回数が累計B回なら,IFはB/Aになります.ですのでカウントされるのは発表年の翌年及び翌々年の2年間での被引用回数となります.(発表年を含めて3年以内,ただし発表年と同じ年に引用された回数は含まない)
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
イラストのおかげて (スコア:0)
Re:イラストのおかげて (スコア:1)
さておき、肝心の論文の内容が元の論文中の図を切り出して表紙をつとめるぐらいの内容だったのか、それとも内容的にはそこまでじゃなかったにしても論文中のイメージ図にひかれた担当者がついかっとなってやってしまったのか、それとも元の論文のオリジナルには岸辺露伴のヘブンズ・ドアーの原稿が入っていて、本と化した担当者へ「このイラストを表紙で使う」と書いたためなのかはよくわかりませんけど。
Re:イラストのおかげて (スコア:1, 参考になる)
それでは、あがりませんよ。
ある雑誌のI.F.をあげるためには
「その雑誌に掲載された論文がI.F.がついている雑誌(できるだけI.F.が高い方がいい)で、
発表後3年以内に引用される」
ことが要件です。
つまり、「I.F.がついている/高い雑誌」に注目されやすい論文が出ることが必須の条件です。
再帰的な評価方法ですね。新聞サイトはそもそもI.F.はついてないので、そこで引用されても無意味です。
googleのランク付もそんな感じでしたっけ(評価の高いサイトからリンクされているサイトは評価を高くする)?
さて、現時点では医学・生物系の雑誌がI.F.が高い傾向にあります。
これは、これらの研究の実験が短時間で済むこと(2週間で論文数本とかいうレベル)、
短期間での参照・引用が多いという業界の特徴によるもので、
I.F.の評価方法と業界の特徴が一致したものといえましょう。
さて、一方では温暖化の影響とかいう研究もあります。
温暖化の影響を知るには、10~数十年前の気候状態と比較しなければならず、その当時の論文を引用することもざらです。
でも、その当時の論文を引用しても、その論文を掲載した雑誌のI.F.はあがりません。
ロングセラーは評価されないのがI.F.です。
これはI.F.の欠点とはいえません。
「インパクト」を計るもの、と名乗っているのですから、
短期的な影響しか計れないと理解しているならば正しく使える指標でしょう。
問題は、この指標が論文を評価する絶対の指標だと思っている人が居ることです。
#そもそも、論文ではなく雑誌の評価基準でしかないのに:p
Re:イラストのおかげて (スコア:2, 参考になる)
IFって単に被引用数(をその雑誌の論文数で割ったもの)だけで計算していた気がします.
どんな論文誌(ってもIFついてる奴だけですが)でも,1回引かれれば1ポイントだったはず.
勿論高IFの雑誌で引かれれば,それを読んだ人がまた引いてくれる可能性が上がりますので
間接的には寄与しますが.
>発表後3年以内に引用される
この点他の方にちょっと補足.
例えば2006年のIFでしたら,2004年または2005年にある雑誌に掲載された論文がA本で,
2006年にそれらが引用された回数が累計B回なら,IFはB/Aになります.ですのでカウント
されるのは発表年の翌年及び翌々年の2年間での被引用回数となります.(発表年を含めて
3年以内,ただし発表年と同じ年に引用された回数は含まない)
Re:イラストのおかげて (スコア:0)
なので,それぞれの年の最初の号をレビューにしている雑誌も存在します.
レビューは引用しやすい&&年毎に算出するので早い号のほうが使ってもらえる期間が長い
ってのが理由だと思いますが,無駄な努力だよなぁと私は思います.
やっぱり読んでもらいたいものはそれなりのところに投稿しますしね.
Re:イラストのおかげて (スコア:1, 参考になる)
IFがあがるには、「IFが付与されている雑誌」に引用される必要があるため
IFが着いていない通常の新聞紹介では、直接IFを引き上げる効果はありません
また、表紙は、本文とは別のページ番号(よくあるのはPage A, B, C,,,,など)が振られ
論文にカウントされません、
従って、本文を読んで、適切に評価し、それなりの雑誌に掲載できる能力のある方しか
IFに影響を与えることは(ほとんど)ありません
だからこそ、IFは学術論文の評価法として、一定の権威を持っている訳です
新聞掲載でIFがあがるなら、トンデモ論文も高い評価を得かねません
私が、一つ気になるのは、いつの時点で荒木氏に表紙執筆を依頼したのか?
以下は、私の少ない経験に基づいているので、予想なのですが、、、
通常、論文の出版にはかなりのスピードが要求されます
もちろん、査読から出版まで数年かかる論文もありますが
Cellクラスの雑誌に載るような研究成果なら、スピードも重要なファクターです
雑誌によりますが、審査には時間がかかっても、
受理からのプロセスは非常に早く、1−2ヶ月の間に掲載されることも多いです
その間に、ゲラチェック、掲載号の調整、編集部による表紙の選定、web公開etc,,,があるので
著者に対して、表紙執筆を依頼してから締め切りまで非常に短い可能性があります
私も、2っの論文誌に表紙作成依頼を受けましたが
通知から締め切りまで、1週間以内、
さらに、編集部の評価によっては、書き直しを命じられました
従って、表紙掲載の知らせを受けてから締め切りまでの間に
世間的にさして知名度のない研究者(失礼)が、荒木氏と知り合いになり
論文の内容と表紙に載る栄誉を理解してもらい、
多忙な荒木氏が表紙を仕上げ、締め切りに間に合わすのは
通常、不可能と思われます
事前に表紙を準備していたとか、荒木氏に対して強力なコネがあったとか?
普通の研究者だったら、難しいですよね、、、、、
いずれにしても、著者、編集部、荒木氏それぞれの思惑があり
掲載までの、調整が難しかったと思われます
表紙の採用を行った、Cellの編集者は、すばらしいですね
Re:イラストのおかげて (スコア:0)
瀬藤氏に確認してもいいが。
Re:イラストのおかげて (スコア:1)
興味あるので、是非よろしく!
どういう経緯で、このようなことになったのか
クソID持では、全く理解できないので