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Web 標準に従って HTML 5 が勧告になったとしても XP は 2014 年までサポートされ、IE6 もサポートされ続けるわけです。
Web 業界の中で Netscape Navigator/Communicator 4.x を「もういい加減いいよね」と言われるまでにどれだけ時間がかかったか。未だに「使ってる」なんて言われる場面すらある。そういう状況です。
当然ながら IE6 は HTML 5 で仕様に含まれようとしている canvas 要素等など知りません。HTML 4 の abbr 要素ですら認識しないのです。こんな理由で HTML 5 は結局 2010 年を超えても採用できない、となる可能性は高いです。
こうした状況において「Web 標準に従って」なんて言っても、古い仕様に沿って作る必要があり、もっと効率的に実現可能な新しい仕様があったところで使われない、使えない、となってしまう訳です。
しかしクライアントの要件としては、最新の高機能なブラウザ系でしか使えないような機能を必須とされたりする。こんなのはよくある話なのですが。
# Gmail は w3m で十分に使えるか、でもいいですが……って、Google は別に Web 標準には準拠してませんか。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
IEでしか動かないってのが (スコア:1, 興味深い)
どっちにしても数年内に企業PCもVistaになるんだから
覚悟きめて標準的なWebアプリを模索すべき。
それにしても、IE6でしか動かないシステムを提案をした
システム屋の責任は問われないのかな?
Re: (スコア:4, すばらしい洞察)
>システム屋の責任は問われないのかな?
よくこういう発言を目にしますけど、WWWというサービスが使われ始めて
すでに17年が経ってるわけで、その間いろいろと変わってきました。
「IE6でしか動かない」というよりも、
「その当時に最も使われているブラウザで動く」というものであって、
将来登場するであろうブラウザでの動作も保証することなんて困難です。
CookiesもJavaScriptも使わず、本当に昔のMosaicから最新のIE7や
Firefox2はもちろん、将来登場するはずの見たことも聞いたこともない
ブラウザでも動作する安全なWebアプリケーションを、顧客の要件を
満たして作ることの困難さを考えてみましょう。
システム屋に責任がありそうですか?
Re: (スコア:0, フレームのもと)
まともなエンジニアなら、IE6で動作する事を検収条件にはしません。
例えシェアは少なくとも、FireFoxなどの第三のブラウザでもチェックし、
IEに強く依存した処理が無い事を確認します。困ったことにIE6は多少の
バグを含んだHTMLファイルでも、一見すると正しく表示してしまいます。
IEでWEBアプリケーションの動作確認を行うなんて、怖くて出来ません。
また何のためにWEBアプリケーションにしたのかって視点も重要です。
クライアント環境に依存せず、特定のアプリケーションをインストールする
必要が無いのが利点の一つだったはずです。WEBアプリケーションに
する利点の一つを潰す様な実装をして、互換性がどうのと文句を言うのは
如何なものかと思います。
Re:IEでしか動かないってのが (スコア:3, すばらしい洞察)
(顧客要件はIEで動くこと、だという想定では)
君の言う「まともなエンジニア」というのは顧客要件にもないブラウザで動くことを想定して作るってことだよね。
(逆に顧客要件であるブラウザでの動作確認が「怖くて出来ません」だって。)
自己満足のアートと業務システムを一緒にするなっての。
Re:IEでしか動かないってのが (スコア:3, すばらしい洞察)
これはギャンブルなんですよ。
顧客がIE6のみで動けばいいと言ったとしても、それを突然翻してくる可能性なんていくらでもあるわけです。
真に受けてIE6でしか動かないようなものを作れば、あとで痛い目を見るかもしれないし、そうでないかもしれない。
Web標準に従って主要なブラウザで動くように作れば、あとで修正が少なくて済むかもしれないし、無駄に終わるかもしれない。
どちらを選んでも賭をすることには変わりないんです。
手堅い人なら顧客にこの辺りのリスクを説明して、はじめから費用を確保しておくでしょうね。
でも人間、危険を目の前にしないとなかなか危機感が持てないんだよなぁ。
Re:IEでしか動かないってのが (スコア:1)
Web 標準に従って HTML 5 が勧告になったとしても XP は 2014 年までサポートされ、IE6 もサポートされ続けるわけです。
Web 業界の中で Netscape Navigator/Communicator 4.x を「もういい加減いいよね」と言われるまでにどれだけ時間がかかったか。未だに「使ってる」なんて言われる場面すらある。そういう状況です。
当然ながら IE6 は HTML 5 で仕様に含まれようとしている canvas 要素等など知りません。HTML 4 の abbr 要素ですら認識しないのです。こんな理由で HTML 5 は結局 2010 年を超えても採用できない、となる可能性は高いです。
こうした状況において「Web 標準に従って」なんて言っても、古い仕様に沿って作る必要があり、もっと効率的に実現可能な新しい仕様があったところで使われない、使えない、となってしまう訳です。
しかしクライアントの要件としては、最新の高機能なブラウザ系でしか使えないような機能を必須とされたりする。こんなのはよくある話なのですが。
# Gmail は w3m で十分に使えるか、でもいいですが……って、Google は別に Web 標準には準拠してませんか。
Re: (スコア:0)
ダウト
残念ながら現状ではオッズが違いすぎる
どちらに転ぶかわからんなんてのはむしろ恵まれた状況