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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
航空業界の軋轢とか (スコア:1, 興味深い)
日本で航空工業が発達しなかったのは戦後のアメリカ航空業界の利益確保のためだとか
つまり戦後ずっと日本はアメリカの国益のために機材を買わされていたわけで
(ロッキード事件とかライブで知ってる人もいると思うが)
それが今回の機材納期停滞もあってやっと重い腰を上げた三菱重工ってとこなのだろうか
その番組では
部品レベルの技術では国際的に高い競争力を持ってる日本企業も多いと報道してた
誰か航空業界の歴史に詳しい人捕捉を頼む
Re: (スコア:1, 参考になる)
純国産にしようとしたら横槍入って、結局改造機で高い値段で低い評価。
昔飛行機エンジン国内1位の会社に居ましたが、今の航空機エンジン開発は
お金がかかりすぎるから国際共同か、寡占的企業のものを使うしか
世界的にも手はないです。
だから、一部(多くの)部品が国産化できない問題と外圧の問題は少し別ですね。
あと、”部品レベルでは日本の技術は世界一”という言い方がありますが、
確かに町工場の金属加工技術などは度肝を抜かれる物がありますが、
飛行機というシステムを作るのには、部品の組み合わせ技術が必要で、
その辺は実際に1機作らないと得られない部分ですから、今の日本には無いに等しい
技術です。
Re:航空業界の軋轢とか (スコア:1)
純国産にしようとしたら横槍入って、結局改造機で高い値段で低い評価。
そのおかげで今の民間機用大型部品の受注があって、その技術の行く先にMRJがあるのかも。
# F2だけを見ると、こんなことならF16をそのまま買っとけばよかったと思うけど。
# 軍事技術のスピンアウトは侮れないのは分かるんだが、
# いかんせん自衛隊にしか売れないから単価高くて困ったものだ。
Re: (スコア:0)
>そのおかげで今の民間機用大型部品の受注があって、その技術の行く先にMRJがあるのかも。
うーん、これは初耳。でも、実力を示すことができたから大型部品を任せられて、
最後は1機まるごとって、”技術がよければおのずと何とかなる”を地で行っている気がします。
もちろん、僕も技術関係者だからそうあってほしいけど、それだけではないよと言う人に
少し気を向けないといけないのですよね。
そもそも、大型部品でも重要な部分の部品でも部品は部品だから、MRJを作ることには大賛成だし、
税金突っ込んででも成し遂げるべきだとさえ思います。
Re:航空業界の軋轢とか (スコア:4, 興味深い)
>>そのおかげで今の民間機用大型部品の受注があって、その技術の行く先にMRJがあるのかも。
>うーん、これは初耳。でも、実力を示すことができたから大型部品を任せられて、
>最後は1機まるごとって、”技術がよければおのずと何とかなる”を地で行っている気がします。
F-2の設計時にはアメリカの見積もりよりはるかに少ない予算で開発を進めて
F-16と見た目そっくりの機体をほぼ全面的に再設計して
新型レーダーや新素材を実用化して、なんだかんだで技術的にはかなりアピールを成功させてます。
特に複合素材成型の主翼が画期的で、これを実用化させたからこそ
現在のB787主翼の受注に繋がっているのだと思う。
ボーイングの21世紀のヒット作とも言える機体の主翼を人質に取ったのだから
今こそ世界に打って出る好機って事なのかと。
Re:航空業界の軋轢とか (スコア:1)
>今こそ世界に打って出る好機って事なのかと。
これこそ技術本位の考え方。でも、自分自身こういうの大好きなんだ(w
でも、その結果は散々・・・・
しかし過去から学べれば道も開けるが、YS-11の怨念^h^h執念を今の現場がどれだけ
受け継いでいるか疑問なだけに・・・