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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
気象庁にもっと予算をつけろ (スコア:5, すばらしい洞察)
そもそも相乗りにする必要なんか無く、本来の気象観測のために注力して設計、運用すべきじゃないの?
もちろんこの財政難のなか気象観測衛星の運用コストを下げる努力はすべきで、
ちょうど衛星位置や運用期間がかぶる案件があれば相乗りするのは歓迎すべきだが、
それがなければ上げられないなんて…。
情けなくて涙が出てきますよ。
Re: (スコア:2, 興味深い)
10年運用するとして年間80億円。
1日あたりだと2,200万円だ。
余り意味のある数字じゃ無いけど、国民一人当たりだと0.18円。
この金額って国民が「ひまわり」から得ている情報の対価として高いのでしょうか?安いのでしょうか?
たとえ運用期間が半分の5年になって国民負担が倍になったとしても、
私個人の感覚としては安いと思います。
Re:気象庁にもっと予算をつけろ (スコア:1)
いろいろ調べるとちょっと疑問が。(勉強不足なので、間違いがあったら指摘して下さい)
私はよく レーダー・降水ナウキャスト [jma.go.jp]を
利用してるんですが、降水予報って地上のレーダで行ってるんだよね。
参考 [jma.go.jp]
(勉強不足で知らなかった。ずっと衛星だと勘違いしてた)
気温はもちろんアメダス=観測所での観測となると、
気象衛星でしかできない観測ってなんだろう。。と
気象庁にあるデータ/wikipedia等を見ると気象衛星は雲画像や、地震前後の地形変化を見るのに使われるとか
。でも地形の変化だと、他の衛星で代価できそうなイメージがあるのだが、どうなんだろう。
# 衛星を持ち続ける事自体には、反対ではないです。
# ただ800億円の妥当性については、きちんと議論するべきだと思います。
Re:気象庁にもっと予算をつけろ (スコア:2, 参考になる)
たとえば、夜間の霧や低層雲の観測ですね。ご自分の記事の「参考 [jma.go.jp]」のリンク先に、
「また、地球表面が球面であるため、遠距離では電波が上空を通過し低いところの雨や雪を観測できなくなります。」
とありますが、近距離でも非常に低い位置に存在する霧や弱い低層雲では、現在の気象レーダーでは写らない場合があります。
一方、ひまわり6号から搭載された短波長赤外画像(IR4)と、従来からある赤外画像(IR1)の差を使った、短波長赤外差分画像を見ると、昼夜問わず霧がはっきり分かります。
霧の監視 [kishou.go.jp]
参考書籍はこれ
3.7μm帯画像の解析と利用 運輸多目的衛星新1号「MTSATー1R」 [tedako.net]
# ミリ波気象レーダーを使った霧の研究もなされているようですが、実戦的な全国配備は…どうなんだろう。
## 参考書籍で紹介した津村書店は、気象庁庁舎1Fにある、50年以上の歴史のある書店です。賃貸料の大幅値上げ問題で、1年~2年前には立ち退きの危機にあったようです。
Re:気象庁にもっと予算をつけろ (スコア:1, 参考になる)
>気象衛星でしかできない観測ってなんだろう。。と
地上気温は局地的な影響が強すぎて客観解析(数値予報のもとになる
現況の数値データ)には取り込まないそうです。地上気圧は使っている筈。
そういう意味で重要なのはラジオゾンデによる上層の風・気圧・温度観測。
ひまわりだと雲画像の時間差分から高層の風ベクトルも出しています。
なんにせよ気象庁の一般会計570億というところに400億の衛星っていうのは
自助努力ではどうにもなりませんな。