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第2条 (カードの所有権と使用許諾) このカードの所有権は、当社に帰属します。
もっとも「B-CASカード」そのものをB-CAS社の所有物として扱うにしても、1枚の値段は小さいですから、税制上は「消耗品費」として、単年度で費用として落とすことになります。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
B-CASカードは誰の物? (スコア:2, 興味深い)
というのを話題にしている方がいましたね。
(2chですが...)
たしか、規約上は、
会社のものとなっているけれども、
カードは資産として計上されていないのでは?
ちゃんと計上されてる? とのご意見だったような。
なかなか、
会社を経営するというのは大変なものですね...
-- LightSpeed-J
Re:B-CASカードは誰の物? (スコア:2, 参考になる)
(略)
> たしか、規約上は、
> 会社のものとなっているけれども、
> カードは資産として計上されていないのでは?
それは「フツー」のソフトウェアと同じでは。「販売されるのではなく使用を許諾されるもの」とか言っても発売元は資産計上したりしないし。
# 元販売店勤務としては、ソフトウェアが発売元の資産だったら
# (不良)在庫を全部返品できるはず、と思ったことがしばしば
会計規則で決まっているとかでなければ、実質的に資産価値の無いものを計上することはないし、してもまずいでしょう。
Re:B-CASカードは誰の物? (スコア:4, 参考になる)
「フツー」のソフトウェアの場合は、ソフトウェアそのものについては「使用する権利」を許諾されるだけですが、
そのソフトウェアを収録した「パッケージ」の所有権は移動しますね。だから、
> # 元販売店勤務としては、ソフトウェアが発売元の資産だったら
> # (不良)在庫を全部返品できるはず、と思ったことがしばしば
こんなことはありえない。
一方、B-CASの方は、「B-CASカード」という媒体そのものも、B-CAS社の資産を「貸与」しているだけってことになってるんです。
B-CASカード使用許諾契約約款 [b-cas.co.jp] となってます。
もっとも「B-CASカード」そのものをB-CAS社の所有物として扱うにしても、1枚の値段は小さいですから、税制上は「消耗品費」として、単年度で費用として落とすことになります。
所有権の流れだけを考えれば、B-CASカードの貸与っていう運営形態は「レンタルビデオ屋」なんかと同じですね。
レンタルビデオ屋での貸し出し用ソフトの購入では、全体の購入金額は大きくても、個々の価格は安い(1本あたりで見れば10万円以下)ですから、消耗品費として落とすのが普通です。
Re:B-CASカードは誰の物? (スコア:2, 参考になる)
>> # 元販売店勤務としては、ソフトウェアが発売元の資産だったら
>> # (不良)在庫を全部返品できるはず、と思ったことがしばしば
>
> こんなことはありえない。
あり得るんですよ。書き方が悪かったですが、大抵の使用許諾にはパッケージ自体を開封しても「同意できないときは返品すれば返金します」と書いてあります(そして実際に返品できた)。なぜ複製物の売買契約を一方的に取り消せるかというと…、と敷衍していくと(以下略)
# それを書くには狭すぎる
Re: (スコア:0)
今回発表された資料によると、第9期の(契約)売上が99億円に対して、原価は90億円、発行枚数は1700万枚です。
ユーザーは、一枚あたり580円で契約しています。
B-CAS社は、一枚あたり530円で買い入れています。
この差額50円のうち、諸経費が20円で、さらに運用益や法人税を足し引きして、一枚あたり純益18円です。530円で買ったものを580円で「貸す」というあたりに、独占商売の不条理さがにじみ出ていますが、まあ、だからこそ売上の9割を「減価償却」とできているわけですね。そもそも、530円って何だよ…。
Re:B-CASカードは誰の物? (スコア:1)
貸与といっても、「B-CASカードを返してもらって再利用」なんかできませんから、原価より高く貸すのは当たり前では?
リースのパソコンなんかでも、原価より高い値段で貸し出しが行われていますよ。
むしろ「530円のものを580円で半永久的に貸し出す」のであれば、かなり良心的な価格設定だと思います。
それよりも問題なのは「本当に原価は530円なのか」ってあたりじゃないでしょうか。
私はなんとなく高すぎる気がしてます。