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特に日本の場合、顕著ですよね?
インターネットの場合、BLOGが炎上したりと対処に困るケースも多いのですが、それでも海外のメディアは、記事にコメントを入力できるようにしたり、トピックによっては掲示板を設けたりと、なんとか折り合いをつけているように見えますこの不況のおり、ネット化して生き残りを模索している新聞も結構あるみたいです。
日本のメディアの場合、情報が自分の手から離れるのを極端に恐れているように見えます。(元々、新聞メディアは世界の中でも極端に発行部数が多いし、 放送局は新聞メディアの資本関係にありますから、世論の担い手であるというプライドがあるのでしょう)
経営傾き始めてる頃合いですし、彼らの本音を察するのなら、規制をかけられるものなら今すぐにでも(せめて国内のサーバだけでも)規制をかけたいところでしょう。そのうち、本格的に斜め上な方向に進むのではないかと危惧しています。
基本的には、コストの問題ですよ。
インターネットの普及で情報の流通コストが下がったけど、情報の発生源から情報を取得するにはコストがかかる場合が多い。旧来のメディアは情報を得るために多くの人材と費用を投入しているから、元を取る必要がある。けれど、インターネットだとそのコストを巧く回収する仕組みがない。だから、手持ちの情報を小出しにして、全体は紙なり、放送でどうぞとなる。
新聞だと購読料と広告収入、テレビだと広告収入(NHKだと受信料と国家予算)で元を取っているわけですが、読者や視聴者はあまりそれを意識していない。コストの感覚と得られるもののバランスが良いともいえます。ですが、インターネットだとそのような仕組み、手段がない。
視聴者、読者との対応も同じ事で、筆者なり、ディレクターなり、出演者が対応していてはコストが合いません。旧来の郵便なら、時間のあるときに対応するなり、対応しないこともできますし、電話ならコールセンターが対応することが可能ですが、インターネットでそれにイチイチ対応していては、仕事になりません。半日とか1日待たせることはできても、それ以上はムリでしょう?
自社サイトの記事にコメントを付けるというのは、それだけ記事を長期間、掲載する必要もありますが、現状では、日本の新聞社の(無料の)自社サイトは、記事の掲載期間が短いですよね? これを伸ばすのは経営判断となるでしょう。
アメリカあたりの新聞社は、かなり経営が厳しくなっているように思えますが、いかがでしょうか? 都市圏の大手でも、大幅に人員削減をしていたり、地方紙は廃業が相次いでいるようですが、これは好ましいのでしょうか? 情報の質の低下や情報量の減少は一般に目立ちにくいので実感しにくいわけですが。
ちなみに日本の全国紙の発行部数が多いのは、宅配だからです。これは、新聞社の経営を安定化させる上で優れた仕組みでした。忙しくてまったく読んでいない日の分も供給して構わないですから。ですが、店頭売りより大幅に安くできますので、読者にとってもメリットはあるのです。
でも今のままでは、GoogleニュースやYahooニュース、ニュース系のまとめサイトに客層を持ってかれるだけのじり貧ですよ。情報を出し惜しみしたところで、出てきた各社の情報を蓄積するサイトにかなりの情報が集まります。
でも、それらのオンラインニュースの現状でのアドバンテージは、「安価な一時ソースとして既存の情報が有る」ってのに支えられている面が多々有りますから、単純にも行かないでしょう。
現状で、GoogleニュースなりYahoo!ニュースなりから、一時情報が新聞社や通信社の物を除くと、ほとんど記事がなくなるのが現状です。それを考えると、現状ではオンラインメディアの情報収集の為のコスト負担が少なすぎるってのは問題では無いかと。
現状でもし新聞社が無くなった時、オンラインメディアの天下が訪れる・・・とは見えないんですよね。
>現状でもし新聞社が無くなった時、オンラインメディアの天下が訪れる・・・とは見えないんですよね。問題は露呈するでしょうけど、時代にあった形に変わっていくだけでしょう。潰れても既存のメディアがそこまで惜しいとは思わないんですよテレビに至っては、惜しいどころかもっと経営傾いてほしいとすら思います。
既存のメディアを助成するなんて、もっての他。もしどうしても(メディアの関係者が)そうしてもらいたいのなら、せめてメディアの公平性のランキングで先進国のトップクラスにいてもらわないと。
どっちかっていうと、これまでは一般には伝えられなかった「本性」が、ネットでは暴かれてしまうのを敵視しているんだと思う。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
逆に、既存メディアにとってインターネットは敵? (スコア:0)
特に日本の場合、顕著ですよね?
インターネットの場合、BLOGが炎上したりと対処に困るケースも多いのですが、
それでも海外のメディアは、記事にコメントを入力できるようにしたり、
トピックによっては掲示板を設けたりと、なんとか折り合いをつけているように見えます
この不況のおり、ネット化して生き残りを模索している新聞も結構あるみたいです。
日本のメディアの場合、情報が自分の手から離れるのを極端に恐れているように見えます。
(元々、新聞メディアは世界の中でも極端に発行部数が多いし、
放送局は新聞メディアの資本関係にありますから、世論の担い手であるというプライドがあるのでしょう)
経営傾き始めてる頃合いですし、彼らの本音を察するのなら、
規制をかけられるものなら今すぐにでも(せめて国内のサーバだけでも)規制をかけたいところでしょう。
そのうち、本格的に斜め上な方向に進むのではないかと危惧しています。
Re:逆に、既存メディアにとってインターネットは敵? (スコア:3, すばらしい洞察)
基本的には、コストの問題ですよ。
インターネットの普及で情報の流通コストが下がったけど、情報の発生源から情報を取得するにはコストがかかる場合が多い。旧来のメディアは情報を得るために多くの人材と費用を投入しているから、元を取る必要がある。けれど、インターネットだとそのコストを巧く回収する仕組みがない。だから、手持ちの情報を小出しにして、全体は紙なり、放送でどうぞとなる。
新聞だと購読料と広告収入、テレビだと広告収入(NHKだと受信料と国家予算)で元を取っているわけですが、読者や視聴者はあまりそれを意識していない。コストの感覚と得られるもののバランスが良いともいえます。ですが、インターネットだとそのような仕組み、手段がない。
視聴者、読者との対応も同じ事で、筆者なり、ディレクターなり、出演者が対応していてはコストが合いません。旧来の郵便なら、時間のあるときに対応するなり、対応しないこともできますし、電話ならコールセンターが対応することが可能ですが、インターネットでそれにイチイチ対応していては、仕事になりません。半日とか1日待たせることはできても、それ以上はムリでしょう?
自社サイトの記事にコメントを付けるというのは、それだけ記事を長期間、掲載する必要もありますが、現状では、日本の新聞社の(無料の)自社サイトは、記事の掲載期間が短いですよね? これを伸ばすのは経営判断となるでしょう。
アメリカあたりの新聞社は、かなり経営が厳しくなっているように思えますが、いかがでしょうか? 都市圏の大手でも、大幅に人員削減をしていたり、地方紙は廃業が相次いでいるようですが、これは好ましいのでしょうか? 情報の質の低下や情報量の減少は一般に目立ちにくいので実感しにくいわけですが。
ちなみに日本の全国紙の発行部数が多いのは、宅配だからです。これは、新聞社の経営を安定化させる上で優れた仕組みでした。忙しくてまったく読んでいない日の分も供給して構わないですから。ですが、店頭売りより大幅に安くできますので、読者にとってもメリットはあるのです。
Re: (スコア:0)
そんな生易しいレベルじゃなくて、最初から読者なぞいない分まで供給されてるんだが。
Re: (スコア:0)
わかってて書いているのだとは思いますが、「押し紙」の問題と販売形態や価格の話は、
ここでは分けて考えた方が良いかと。
#「押し紙」
#実際の購入部数の3割~5割増し程度の読まれることの無い新聞を、販売店に押し付けること。
#またはその余剰の新聞そのもののこと。
#新聞社は押し紙の分水増しされた部数を「発行部数」として発表しています。
#全国紙などでは巨大な発行部数をもとに広告費を設定しているわけですが、
#部数が実体と違うとなると、広告効果が言うほど得られないということですから、
#広告主から突き上げをくらうなり、広告掲載単価を下げざるをえなくなるなり、
#あるいは訴訟を起こされてもおかしくない、等々 新聞社にとって頭の痛い問題。
#今のところ認知度が低いので余り問題視されていませんが、不況で広告費を削る
#企業が増えた時には、新聞社にとって困る自体になるかもね。
Re: (スコア:0)
>現状では、日本の新聞社の(無料の)自社サイトは、記事の掲載期間が短いですよね? これを伸ばすのは経営判断となるでしょう。
でも今のままでは、GoogleニュースやYahooニュース、ニュース系のまとめサイトに客層を持ってかれるだけのじり貧ですよ。
情報を出し惜しみしたところで、出てきた各社の情報を蓄積するサイトにかなりの情報が集まります。
何社もの新聞を毎日見比べているようなものですから、
ネットをやらず新聞を購読している人のほうが情報弱者になるケースが増
Re: (スコア:0)
でも、それらのオンラインニュースの現状でのアドバンテージは、
「安価な一時ソースとして既存の情報が有る」
ってのに支えられている面が多々有りますから、単純にも行かないでしょう。
現状で、GoogleニュースなりYahoo!ニュースなりから、一時情報が新聞社や通信社の物を除くと、ほとんど記事がなくなるのが現状です。
それを考えると、現状ではオンラインメディアの情報収集の為のコスト負担が少なすぎるってのは問題では無いかと。
現状でもし新聞社が無くなった時、オンラインメディアの天下が訪れる・・・とは見えないんですよね。
Re: (スコア:0)
>現状でもし新聞社が無くなった時、オンラインメディアの天下が訪れる・・・とは見えないんですよね。
問題は露呈するでしょうけど、
時代にあった形に変わっていくだけでしょう。
潰れても既存のメディアがそこまで惜しいとは思わないんですよ
テレビに至っては、惜しいどころかもっと経営傾いてほしいとすら思います。
既存のメディアを助成するなんて、もっての他。
もしどうしても(メディアの関係者が)そうしてもらいたいのなら、
せめてメディアの公平性のランキングで先進国のトップクラスにいてもらわないと。
Re: (スコア:0)
経営が傾けば傾くほど、より怪しげな連中をスポンサーにし、より偏向した番組を放送するようになると思う。
Re:逆に、既存メディアにとってインターネットは敵? (スコア:1, すばらしい洞察)
日本のメディアの場合、情報が自分の手から離れるのを極端に恐れているように見えます。
(元々、新聞メディアは世界の中でも極端に発行部数が多いし、
放送局は新聞メディアの資本関係にありますから、世論の担い手であるというプライドがあるのでしょう)
どっちかっていうと、これまでは一般には伝えられなかった「本性」が、ネットでは暴かれてしまうのを敵視しているんだと思う。