アカウント名:
パスワード:
スピーカーはかなり大きな歪みを発生させますし分割振動というようなことも起こるので、たとえば18kHzを食わせてもいろんな音が出ますし、そのいろんな音の混変調による低い周波数の音も出てきます。使ってるスピーカーにもよりますがとくに安物はおそらく盛大にいろんな音が出てくるだろうと思われます。なんで、18kHzを入れたら聴こえたよと喜ぶのはちょっとアレかもですね。聴こえているのは混変調による低い周波数だったりするかもしれませんよ。
そういえば, 人はどの程度の周波数まで知覚(聴覚に限らず)できるかって実験をやってみたら, 可聴域とされている20kHzを大きく超えて知覚できた(音としては認識できないけど何か違うことが分かった)ってことがあったそうです. いかにもオカルトオーディオファンが喜びそうなネタなんですが, これには後日談があります. 検証のため, 実際に被験者が聞いている音を録音・解析してみたら, 出しているはずのない低い周波数の音が混ざっていました. これが混変調によるノイズだったんですね.
そこで混変調の原因になる箱鳴りなんかをきっちり排除して再実験してみたら, 可聴域外の音は知覚できなかったという, 当たり前というかオカルトファンがっかりな結果になったそうです.
# 電総研あたりの論文だったはずだけど, 今ネット上で見つからない
比較的手軽に実験するなら, こういった音声知覚試験で使われた実績のある, STAXの静電式イヤースピーカを使うのが確実かな.
>聞こえなくても感じることができる音というのも人間にはありますが、
それはどっちかというと、低周波数領域じゃないですかね。10Hzとか、振動として感じるような。
ケチャやガムランに含まれる超音波が人々の興奮を高めているらしい、てやつかな。
ハイパーソニックエフェクトの論文: http://www.linearaudio.nl/Documents/high%20freq%20inpact%20on%20brain.pdf [linearaudio.nl] http://www.icad.org/websiteV2.0/Conferences/ICAD2002/proceedings/Oohashi.pdf [icad.org]
いい機器とダブルブラインドテストだと上の一つ目の論文を再現できなかったよの論文: http://www.aes.org/e-lib/browse.cfm?elib=14195 [aes.org]
「聞いた後の気分に影響を与えている何かしらの効果」なら、違いを聞き分けるテストは意味がなさそうだけど。上の二個目の2002年の論文では、高周波を含む場合脳の血流が大幅に増えることを測定している。ヘッドホンでは再現しないらしい、耳で判定
まさか48kHzの正弦波で音像定位できるとかいうんじゃないでしょね?48kHzくらいになると波長が一ミリ切るんでどっち向いても正面向きに感じられそう。それともインパルスの定位の話かしらん??あげられたリンクはOperaがアクセスしないほうがよいと勧告してくれちゃったので読んでません:-)
高音を聞かせて耳年齢を測定するっていうフリーソフトを試したときのこと。どんどん周波数を上げていく。
だんだん聞こえづらくなって(16kHz)、↓ほとんど聞こえなくなって(17kHz)、↓あるところで急に音が低くなって(18kHz)、↓またよく聞こえるようになって(18.5kHz)、↓まただんだん聞こえづらくなって(19kHz)、↓ギリギリ聞こえるレベルを維持(~21kHz)
ふつうのCDプレーヤーじゃまともな測定なんぞできないと思う。
CDをガラスにする金をスピーカーにかけたほうがよっぽど効果あるでしょうにねえ
おっと、中島みゆき [srad.jp]の悪口はそこまでだ
#リンク先のネタを職場で話題にしたら「キラッ☆」と勘違いされ、噛みあわなかったので AC
きっと何処かのバカが、公園から若者を追い払うなどの名目で大音量で再生するに違いない。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
聴こえたと大喜びするのはちょっとアレかも (スコア:5, 参考になる)
スピーカーはかなり大きな歪みを発生させますし分割振動というようなことも
起こるので、たとえば18kHzを食わせてもいろんな音が出ますし、
そのいろんな音の混変調による低い周波数の音も出てきます。
使ってるスピーカーにもよりますが
とくに安物はおそらく盛大にいろんな音が出てくるだろうと思われます。
なんで、18kHzを入れたら聴こえたよと喜ぶのはちょっとアレかもですね。
聴こえているのは混変調による低い周波数だったりするかもしれませんよ。
Re:聴こえたと大喜びするのはちょっとアレかも (スコア:5, 参考になる)
そういえば, 人はどの程度の周波数まで知覚(聴覚に限らず)できるかって実験をやってみたら, 可聴域とされている20kHzを大きく超えて知覚できた(音としては認識できないけど何か違うことが分かった)ってことがあったそうです. いかにもオカルトオーディオファンが喜びそうなネタなんですが, これには後日談があります. 検証のため, 実際に被験者が聞いている音を録音・解析してみたら, 出しているはずのない低い周波数の音が混ざっていました. これが混変調によるノイズだったんですね.
そこで混変調の原因になる箱鳴りなんかをきっちり排除して再実験してみたら, 可聴域外の音は知覚できなかったという, 当たり前というかオカルトファンがっかりな結果になったそうです.
# 電総研あたりの論文だったはずだけど, 今ネット上で見つからない
比較的手軽に実験するなら, こういった音声知覚試験で使われた実績のある, STAXの静電式イヤースピーカを使うのが確実かな.
Re: (スコア:0)
イヤースピーカーあたりを使った実験では耳からの音だけに限定されますね。
そこは注意が必要な部分でしょう。
#耳からだけでいいならスピーカーなんぞ要らん。
#音楽鑑賞はヘッドホンだけですればいい。
Re:聴こえたと大喜びするのはちょっとアレかも (スコア:1)
>聞こえなくても感じることができる音というのも人間にはありますが、
それはどっちかというと、低周波数領域じゃないですかね。
10Hzとか、振動として感じるような。
Re: (スコア:0)
ケチャやガムランに含まれる超音波が人々の興奮を
高めているらしい、てやつかな。
ハイパーソニックエフェクトの論文:
http://www.linearaudio.nl/Documents/high%20freq%20inpact%20on%20brain.pdf [linearaudio.nl]
http://www.icad.org/websiteV2.0/Conferences/ICAD2002/proceedings/Oohashi.pdf [icad.org]
いい機器とダブルブラインドテストだと上の一つ目の論文を
再現できなかったよの論文:
http://www.aes.org/e-lib/browse.cfm?elib=14195 [aes.org]
「聞いた後の気分に影響を与えている何かしらの効果」なら、
違いを聞き分けるテストは意味がなさそうだけど。
上の二個目の2002年の論文では、高周波を含む場合脳の血流が
大幅に増えることを測定している。
ヘッドホンでは再現しないらしい、耳で判定
Re:聴こえたと大喜びするのはちょっとアレかも (スコア:1)
まさか48kHzの正弦波で音像定位できるとかいうんじゃないでしょね?
48kHzくらいになると波長が一ミリ切るんでどっち向いても正面向きに感じられそう。
それともインパルスの定位の話かしらん??
あげられたリンクはOperaがアクセスしないほうがよいと勧告してくれちゃったので読んでません:-)
Re:聴こえたと大喜びするのはちょっとアレかも (スコア:3, 参考になる)
高音を聞かせて耳年齢を測定するっていうフリーソフトを試したときのこと。
どんどん周波数を上げていく。
だんだん聞こえづらくなって(16kHz)、
↓
ほとんど聞こえなくなって(17kHz)、
↓
あるところで急に音が低くなって(18kHz)、
↓
またよく聞こえるようになって(18.5kHz)、
↓
まただんだん聞こえづらくなって(19kHz)、
↓
ギリギリ聞こえるレベルを維持(~21kHz)
ふつうのCDプレーヤーじゃまともな測定なんぞできないと思う。
Re:聴こえたと大喜びするのはちょっとアレかも (スコア:1, 参考になる)
聞けるようにしているところもありますね。
スピーカーは外付け推奨などとありますが、
あくまで模擬的なものでしょう。
実際に近くの耳鼻科医院で検査してもらったことがありますが、
左右で高い音の聴こえが微妙に違うという結果が出ました。
外の道路工事の音ががんがん聞こえる検査室でしたが……
Re: (スコア:0)
CDをガラスにする金をスピーカーにかけたほうがよっぽど効果あるでしょうにねえ
Re: (スコア:0)
おっと、中島みゆき [srad.jp]の悪口はそこまでだ
#リンク先のネタを職場で話題にしたら「キラッ☆」と勘違いされ、噛みあわなかったので AC
Re: (スコア:0)
PCでWAVやMP3ファイル再生するときは48kHzで作るのが基本。
Re: (スコア:0)
きっと何処かのバカが、公園から若者を追い払うなどの名目で大音量で再生するに違いない。