また、ウィルス対策ソフトで対策されるのは結局のところ不適切な操作によるウィルス感染であり、出所不明のバイナリを実行する行為がこれに当たります。 どうも世の中には、このような行為に対して知識のない方が圧倒的に多いらしく、ウィルス対策ソフトが入っているのに、明らかにウィルスに感染している症状が見られる PC が散見されるのが現状です。 対策ソフトが対策しているはずのこの感染経路がなぜ有効かと言いますと、ウィルス対策ソフトでは、データベースにない亜種ウィルスの場合、不適切な操作による感染についてはほとんど防ぐことができないからです。 実際、感染している症状の PC から HDD を抜き出し、健全なシステムから複数のウィルス対策ソフトを用いてスキャンを行った場合でも、複数感染しているウィルスのうちの数種類については、発見できない場合がほとんどであります。 しかも、システムの振る舞いや実行中のファイルやDLLを手作業で調べてみると、明らかにウィルスのモジュールであるというファイルを容易に発見することができるにも関わらずです。 現状のウィルス対策ソフトの信頼性は、残念ながらその程度と言わざるを得ません。
また、一旦感染してしまうとウィルス対策ソフト自体が無力化されてしまう場合も多々あり、感染の症状は見られるものの、感染している PC 上からはウィルスが検出できないという場合もかなりあります。 このような現状を見ると、ウィルス対策をしているという安心感がウィルス蔓延の温床の一翼を担っていると言わざるを得ない状況であり、免罪符という言い方は見事に現実を言い当てているなと思うわけです。
あなたは正しい。 (スコア:2)
理由1.確かに余分な処理が走るから、重くなる。
理由2.正規に購入する必要がある。
理由3.ソフトとデータを分離し、ソフトのみ再インストールするのが最善手だ。
理由4.ウイルス駆除ソフトは、そのソフトで駆除できるウイルスしか駆除できない。
どんなウイルスでも駆除できるようにはならないので、結局のところ、駆除できたかどうかはウイルス駆除ソフトでは判定できない。
ということで、私もウイルス駆除ソフトは入れない走らせない派です。
この20年間で一度だけ全てのWindows使用パソコンの再インストールをしたことがあります。
このくらいの頻度だったら、なんともない、というのが私の意見です。
Re: (スコア:2)
罹患したら、他人に迷惑を掛けるかも? という視点が完全に欠けていますね。迷惑行為や犯罪を幇助する立場になる可能性が高い。
いや、そういう倫理観は持ち合わせていないと言い切れるなら、別に構いませんが。
おまえは罪深いから免罪符を買え、とでも? (スコア:0)
アンチウィルスソフトでは感染が防げないばかりか、正常なシステムやアプリケーションに害を与えうるのだから、
まだ免罪符って名前のただの紙切れのほうが、毒にも薬にもならない分ましじゃないか。
Re: (スコア:1)
>アンチウィルスソフトでは感染が防げない
ウイルス全体の中のごく一部だけを防げないからといって、アンチウイルスソフトを全否定するというのはおかしいでしょう。
>正常なシステムやアプリケーションに害を与えうるのだから、
そういうことが起こらないように、導入前に評判を調べるとかしましょう。
それすら出来ないような人がまともなウイルス対策を自力で出来るとは思えませんね。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
ウィルス対策ソフトのメーカーは一番重要なことをうやむやにしているわけです (スコア:0)
実は、ウィルス対策ソフトで対策できるセキュリティホール経由の感染の大半は大元のソフトの側で既に対策済みであって、きちんとアップデートされているシステムでは、ほとんどの場合感染に至りません。
対して、大元のソフトの側で対策ができていないゼロデイアタック等に関しては、ウィルス対策ソフト自体が無力であることが多々あります。
また、ウィルス対策ソフトで対策されるのは結局のところ不適切な操作によるウィルス感染であり、出所不明のバイナリを実行する行為がこれに当たります。
どうも世の中には、このような行為に対して知識のない方が圧倒的に多いらしく、ウィルス対策ソフトが入っているのに、明らかにウィルスに感染している症状が見られる PC が散見されるのが現状です。
対策ソフトが対策しているはずのこの感染経路がなぜ有効かと言いますと、ウィルス対策ソフトでは、データベースにない亜種ウィルスの場合、不適切な操作による感染についてはほとんど防ぐことができないからです。
実際、感染している症状の PC から HDD を抜き出し、健全なシステムから複数のウィルス対策ソフトを用いてスキャンを行った場合でも、複数感染しているウィルスのうちの数種類については、発見できない場合がほとんどであります。
しかも、システムの振る舞いや実行中のファイルやDLLを手作業で調べてみると、明らかにウィルスのモジュールであるというファイルを容易に発見することができるにも関わらずです。
現状のウィルス対策ソフトの信頼性は、残念ながらその程度と言わざるを得ません。
また、一旦感染してしまうとウィルス対策ソフト自体が無力化されてしまう場合も多々あり、感染の症状は見られるものの、感染している PC 上からはウィルスが検出できないという場合もかなりあります。
このような現状を見ると、ウィルス対策をしているという安心感がウィルス蔓延の温床の一翼を担っていると言わざるを得ない状況であり、免罪符という言い方は見事に現実を言い当てているなと思うわけです。
Re:ウィルス対策ソフトのメーカーは一番重要なことをうやむやにしているわけです (スコア:1)
>実は、実は、ウィルス対策ソフトで対策できる(中略)検出できないという場合もかなりあります。
そういうことは認識した前提で使うべきでしょう。
ウイルス対策ソフトを入れているからと慢心するのはもってのほか。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。