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「疲労をポンととる」って意味らしいですが。
ローマ字綴りが「Philopon」なので、「疲労をポンととる」は、巷の俗説ですね。wikipedia [wikipedia.org]によれば、「ギリシア語のphiloponus(労働を愛する)を由来としている。」んだそうで、有り難いやら有り難くないやら。
正確には、戦後もしばらく合法だったんですよ。戦中は、海軍が輸送機のパイロットの眠気覚ましとして使ったりして、軍が大量に購入していたのです。ところが終戦で在庫を抱えた大日本製薬が、雑誌に広告を打ったりしていました。
いやいや、正確には現在も許可を得た医師なら合法です。現在では精神刺激(覚醒)作用のある治療薬、たとえばリタリンとかがありますから、余程のことがないと処方されないとは思いますが。
正確には、戦後もしばらく合法だったんですよ。
いくら合法だと言っても問題はあったわけでして、昭和24年3月に劇薬物指定、同26年に覚せい剤取締法ができて規制されるようになりました。
なお、昭和24年時点での定価(アンプル10本)は81円50銭だったそうです。
ヒロポンと同じものかどうかわかりませんが、投与された海軍の夜間戦闘機パイロットのお話しを渡辺洋二氏が書いています。
「重い飛行機雲」収録の「「四十五年目の真実」
ギリシア語のphiloponus(労働を愛する)を由来としている
「Phil-」が「愛する」、残りの「-oponus」を「労働」と訳しているわけですが、後者を語源とする言葉には、英語のopus(芸術・文学作品)とかopera(もちろんオペラ)とかがあるわけで、「搾取」の対義語のイメージの着いた「労働」よりむしろ、「仕事」と訳すのが正しいんじゃないかな、と思ったりします。
>北朝鮮って戦前の日本そのものだなぁ。
そんな印象はないですけどね。どのあたりでそう思うのでしょう?
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日本発。戦前は合法だった覚せい剤 (スコア:0)
「疲労をポンととる」って意味らしいですが。
北朝鮮って戦前の日本そのものだなぁ。
Re:日本発。戦前は合法だった覚せい剤 (スコア:3, 参考になる)
ローマ字綴りが「Philopon」なので、「疲労をポンととる」は、巷の俗説ですね。wikipedia [wikipedia.org]によれば、「ギリシア語のphiloponus(労働を愛する)を由来としている。」んだそうで、有り難いやら有り難くないやら。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:日本発。戦前は合法だった覚せい剤 (スコア:2)
正確には、戦後もしばらく合法だったんですよ。
戦中は、海軍が輸送機のパイロットの眠気覚ましとして使ったりして、軍が大量に購入していたのです。ところが終戦で在庫を抱えた大日本製薬が、雑誌に広告を打ったりしていました。
いやいや、正確には現在も許可を得た医師なら合法です。現在では精神刺激(覚醒)作用のある治療薬、たとえばリタリンとかがありますから、余程のことがないと処方されないとは思いますが。
Re:日本発。戦前は合法だった覚せい剤 (スコア:1)
いくら合法だと言っても問題はあったわけでして、昭和24年3月に劇薬物指定、同26年に覚せい剤取締法ができて規制されるようになりました。
なお、昭和24年時点での定価(アンプル10本)は81円50銭だったそうです。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re: (スコア:0)
ヒロポンと同じものかどうかわかりませんが、投与された海軍の夜間戦闘機パイロットのお話しを渡辺洋二氏が書いています。
「重い飛行機雲」収録の「「四十五年目の真実」
Re:日本発。戦前は合法だった覚せい剤 (スコア:2, 参考になる)
ギリシア語のphiloponus(労働を愛する)を由来としている
「Phil-」が「愛する」、残りの「-oponus」を「労働」と訳しているわけですが、後者を語源とする言葉には、英語のopus(芸術・文学作品)とかopera(もちろんオペラ)とかがあるわけで、「搾取」の対義語のイメージの着いた「労働」よりむしろ、「仕事」と訳すのが正しいんじゃないかな、と思ったりします。
Re: (スコア:0)
>北朝鮮って戦前の日本そのものだなぁ。
そんな印象はないですけどね。どのあたりでそう思うのでしょう?