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方広寺鐘銘事件 [wikipedia.org]
// 言霊信仰的な考え方を、この国の中枢から排除することが// 先決かもしれません
本論から外れますが
> むしろ政治家には言葉に気をつけてほしいです(「女は子供を産む機械」発言問題なんてのもありましたね)
前後を読めばわかりますが、あれは非常に慎重に選ばれた言葉です。3回も前置きしている。つまり「ここから女性の意志と言ったものはあえて捨象した話をしますよ」という宣言ですから、むしろ産む人を人扱いしている。
なぜそこまで強い表現をとったかについては、やはり現実問題として少子化対策が産めよ増やせよ的側面を持たざるを得ないことを、元大臣はよく自覚していたからだと考えるのが素直です。「機械」という表現は特徴的ですが、文系アカデミズムに親しんでいたからではないかと。
http://nedwlt.exblog.jp/5546576/ [exblog.jp]
当時、私自身も文脈から言ってあの発言は全く問題ないと思いましたが、周りに聞くと「女性を機械に例えるなんて!大臣としての資質が云々」という意見が実際にあったので、非常に印象的でした。
あそこまでヒステリックに非難するのは、非難する側に実際に少しは「女性は子供を生む機械である」という意識があるからか、そのような意識に実際に悩まされたかなんでしょうね。もしそういうことを全く考えたことがなければ、一笑に付すか、「取るに足らない」と相手にしないはずです。
非難する側に実際に少しは「女性は子供を生む機械である」という意識があるからか、そのような意識に実際に悩まされたかなんでしょうね。
前置きがあろうが無かろうが、
・子供を産める人 → 機械に例える → 女性は道具(人格以前に機能としての必要性を求められる?)扱いですか?・子供を産まない人 → 機械に例えると → 役割/義務を果たしていないと言われましたか?・子供を産めない人 → 機械に例えると → 機能不足である(役に立たない/要らない)と言われましたか?
と受け取られても仕方のない例え話だったと思いますね。しかも、「母数が限られているから、一人頭の出産の数を増やせ」だなんて、言われる側からすれば「私の意志や事情は無視ですか?」と受け取るのは当たり前なのではありませんか。況んや、発言者は女性ではなく男性だし。
結局、発言を全部読んでも、そこを「装置」に例える必要性が全く無いんですよね。「ある時点で子供を産むことが出来る人の数」だけで十分に同じ事を説明できる。ま、そう言ったとしても「母数が限られているから、一人頭の出産の数を増やせ」と言われれば、カチンと来る人は多いでしょうけどね。デリケートな受け取り方をする人もいる(寧ろ、そういう人が多いんじゃないかな?)話題に、不必要な、無神経な例えを持ち込んでしまった。そこは問題だったと言えるでしょう。あそこまでヒステリックに批判/批難をされたことは、政争の具(って言うか政局か)にされちゃって可哀想だなぁ、とは思いましたけどね。
# オフトピちっくなのでAC
というか、意図的に無神経に、個々人の思想信条への配慮を行わず、実証に裏打ちされた政策を選択していくことこそ、政治だと思いますが。
「優しさ」とか「正しさ」とかのスローガンが、効果的な政策決定に資することなんて、ほとんどないと思います。だからそういうのは、政治ではなく、各々が啓蒙活動を行っていけばよい。
政治とは、100人の幸福のために1人を犠牲にする、その選択を行う行為だと思いますよ。
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このストーリを見て最初に思い出したこと (スコア:3, おもしろおかしい)
方広寺鐘銘事件 [wikipedia.org]
// 言霊信仰的な考え方を、この国の中枢から排除することが
// 先決かもしれません
Re: (スコア:5, すばらしい洞察)
どんなにあいまいな感情や、概念、あるいはモノでも、言葉にした瞬間に一定の意味を持ってしまいますし、解釈のされ方にも幅がでてくる。本人の意思とは無関係に言葉が独り歩きして、勝手に意味が膨らんだり、意味づけされなおしたりしているさまは、まるで言葉自体になんらかの力が宿っているようで、言霊とはよく言ったものだと思うことがあります。だから別に言霊信仰を持ち出す必要は無いのですが、言葉に慎重になるべきという考えには賛成です。むしろ政治家には言葉に気をつけてほしいです(「女は子供を産む機械」発言問題なんてのもありましたね)。だから「・」をつけるというと些細なことかもしれませんが、私は意思の表明としては重要なことだと思いますよ。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
本論から外れますが
> むしろ政治家には言葉に気をつけてほしいです(「女は子供を産む機械」発言問題なんてのもありましたね)
前後を読めばわかりますが、あれは非常に慎重に選ばれた言葉です。3回も前置きしている。
つまり「ここから女性の意志と言ったものはあえて捨象した話をしますよ」という宣言ですから、むしろ産む人を人扱いしている。
なぜそこまで強い表現をとったかについては、やはり現実問題として少子化対策が産めよ増やせよ的側面を持たざるを得ないことを、元大臣はよく自覚していたからだと考えるのが素直です。
「機械」という表現は特徴的ですが、文系アカデミズムに親しんでいたからではないかと。
http://nedwlt.exblog.jp/5546576/ [exblog.jp]
Re: (スコア:3, 興味深い)
当時、私自身も文脈から言ってあの発言は全く問題ないと思いましたが、周りに聞くと「女性を機械に例えるなんて!大臣としての資質が云々」という意見が実際にあったので、非常に印象的でした。
あそこまでヒステリックに非難するのは、非難する側に実際に少しは「女性は子供を生む機械である」という意識があるからか、そのような意識に実際に悩まされたかなんでしょうね。もしそういうことを全く考えたことがなければ、一笑に付すか、「取るに足らない」と相手にしないはずです。
Re:このストーリを見て最初に思い出したこと (スコア:0, オフトピック)
前置きがあろうが無かろうが、
・子供を産める人 → 機械に例える → 女性は道具(人格以前に機能としての必要性を求められる?)扱いですか?
・子供を産まない人 → 機械に例えると → 役割/義務を果たしていないと言われましたか?
・子供を産めない人 → 機械に例えると → 機能不足である(役に立たない/要らない)と言われましたか?
と受け取られても仕方のない例え話だったと思いますね。
しかも、「母数が限られているから、一人頭の出産の数を増やせ」だなんて、言われる側からすれば「私の意志や事情は無視ですか?」と受け取るのは当たり前なのではありませんか。
況んや、発言者は女性ではなく男性だし。
結局、発言を全部読んでも、そこを「装置」に例える必要性が全く無いんですよね。
「ある時点で子供を産むことが出来る人の数」だけで十分に同じ事を説明できる。
ま、そう言ったとしても「母数が限られているから、一人頭の出産の数を増やせ」と言われれば、カチンと来る人は多いでしょうけどね。
デリケートな受け取り方をする人もいる(寧ろ、そういう人が多いんじゃないかな?)話題に、不必要な、無神経な例えを持ち込んでしまった。
そこは問題だったと言えるでしょう。
あそこまでヒステリックに批判/批難をされたことは、政争の具(って言うか政局か)にされちゃって可哀想だなぁ、とは思いましたけどね。
# オフトピちっくなのでAC
Re:このストーリを見て最初に思い出したこと (スコア:1, 興味深い)
少子化対策というのはつきつめればこれ以外にはありえないわけです。
あなたのように、おためごかしに慣れきった人が多いのが現実でしょう。まさに自分にとって心地のよいことだけが耳に入る。
しかしどうあれ、人口を統計的に考える時点で個人性というものは捨象されるわけです。大臣はそのことについて謝っているわけですから、誠実さの表れと考えるのが妥当でしょう。
「機械」というのが異様な喩えであることには異論はありませんが、それはまさに「個人性を捨象して統計のみを考える少子化対策」の異様さそのものですから、元大臣はそれを明らかにし聴衆に気づいて欲しかったのだと言えるでしょう。
Re:このストーリを見て最初に思い出したこと (スコア:1)
というか、意図的に無神経に、個々人の思想信条への配慮を行わず、
実証に裏打ちされた政策を選択していくことこそ、政治だと思いますが。
「優しさ」とか「正しさ」とかのスローガンが、効果的な政策決定に資する
ことなんて、ほとんどないと思います。だからそういうのは、政治ではなく、
各々が啓蒙活動を行っていけばよい。
政治とは、100人の幸福のために1人を犠牲にする、その選択を行う行為だと
思いますよ。
Re: (スコア:0, オフトピック)