アカウント名:
パスワード:
富士通のリリース文>800台以上のコンピュータラック
Sequoiaの説明文>Sequoia は次世代の『IBM BlueGene』技術に基づいており、160万基の『IBM POWER』プロセッサと1.6テラバイトのメモリを搭載し、冷蔵庫サイズのラック96台に収められる。
なんでこんなにラック数が違うのかな?マキシム/ミニマムのラック数を比較してるってこと?
BlueGene自体,「ほどほどの性能のCPUを,とにかく高密度に実装することでトータルパフォーマンスを出す」と言う設計ですから,ラックあたりで馬鹿みたいにCPU積めます.低消費電力のコアに,倍精度のFPU付けてるんでしたっけ.で,クロックも控えめでそのかわり数が多い.ただ,BlueGene/Pあたりまでは800MHz?ぐらいだったのがBlueGene/Qでは倍ぐらいの周波数になるとか言われているので,冷却は大変になるかも.
でまあ密度ですが,例えばこちらの方の見てきたBlueGene/P(一つ前の世代のBlueGene)の画像http://cheerhpc.wordpress.com/2008/11/21/51330300/ [wordpress.com]一枚にプロセッサが32個乗ってます.で,この板がラックに32枚(確か)乗ります.あわせて1024CPU(コアは4096).BlueGene/Qだと16コアCPUだかなんだかになるんだったような.
京速とBlueGene/Qを比べると,消費電力は多分似たようなもので,ピーク性能も似たようなもの,設置面積はBlueGene系がだいぶ小さくて,実効性能は不明,とかそんな感じなんですかね.
京速とBlueGene/Qを比べると,消費電力は多分似たようなもので
SPARC64 VIIIfxの方がフロップスあたりの消費電力はすごく少なくて未だ世界一のはず。システムトータルだと同じくらいになってしまうと言うことでしょうか?
>SPARC64 VIIIfxの方がフロップスあたりの消費電力はすごく少なくて未だ世界一のはず。
SPARC64 VIIIfxは確かCPU部分で2.2GFLOPS/Wですよね?Sequoiaはシステムとして3GFLOPS/W(と言ってもかなりの部分がCPUでしょうから,CPU単体としての比較でもまあこんなもんだと思います)ですので,電力効率ならSequoiaの方が良くなるはず.#予定のシステム全体での消費電力が,Sequoia(20PFLOPS)が6.6MW,京(10PFLOPS)で数MWなんでまあ似たようなレベルかと.
まあSequoiaの方は予定なんで多少上下はあるかもしれませんが.
ちなみにPOWER7はCPUあたり京用のSPARKの2倍の性能で、京が1台あたり多分96CPUだからこちらも同じ性能ならBWのほうが半分以下の台数だな。
>SequoiaはBlueWatersのことかな。
違いますよ.BlueWaterはPower7系列.高消費電力,高周波数,高性能なPower7をそこそこの数集めて大規模化したもの.20万コアとかそのぐらい.SequoiaはBlueGene/QでPowerPC4x0系列(470?).低消費電力,比較的低周波数なPowerPC4x0をやたらめったら集めて大規模化したもの.160万コア.
しかしIBMは,BlueWaterとSequoiaの2つの20PFLOPS級スパコン(しかもCPUが違う)を開発しつつx86のスパコンまで作ってたりして,凄まじいですね.
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
つーかでか過ぎね? (スコア:0)
富士通のリリース文
>800台以上のコンピュータラック
Sequoiaの説明文
>Sequoia は次世代の『IBM BlueGene』技術に基づいており、160万基の『IBM POWER』プロセッサと1.6テラバイトのメモリを搭載し、冷蔵庫サイズのラック96台に収められる。
なんでこんなにラック数が違うのかな?マキシム/ミニマムのラック数
を比較してるってこと?
BlueGene系列だからでは (スコア:2, 参考になる)
BlueGene自体,「ほどほどの性能のCPUを,とにかく高密度に実装することでトータルパフォーマンスを出す」と言う設計ですから,ラックあたりで馬鹿みたいにCPU積めます.低消費電力のコアに,倍精度のFPU付けてるんでしたっけ.で,クロックも控えめでそのかわり数が多い.ただ,BlueGene/Pあたりまでは800MHz?ぐらいだったのがBlueGene/Qでは倍ぐらいの周波数になるとか言われているので,冷却は大変になるかも.
でまあ密度ですが,例えばこちらの方の見てきたBlueGene/P(一つ前の世代のBlueGene)の画像
http://cheerhpc.wordpress.com/2008/11/21/51330300/ [wordpress.com]
一枚にプロセッサが32個乗ってます.で,この板がラックに32枚(確か)乗ります.あわせて1024CPU(コアは4096).
BlueGene/Qだと16コアCPUだかなんだかになるんだったような.
京速とBlueGene/Qを比べると,消費電力は多分似たようなもので,ピーク性能も似たようなもの,設置面積はBlueGene系がだいぶ小さくて,実効性能は不明,とかそんな感じなんですかね.
Re: (スコア:0)
京速とBlueGene/Qを比べると,消費電力は多分似たようなもので
SPARC64 VIIIfxの方がフロップスあたりの消費電力はすごく少なくて未だ世界一のはず。
システムトータルだと同じくらいになってしまうと言うことでしょうか?
Re:BlueGene系列だからでは (スコア:1)
>SPARC64 VIIIfxの方がフロップスあたりの消費電力はすごく少なくて未だ世界一のはず。
SPARC64 VIIIfxは確かCPU部分で2.2GFLOPS/Wですよね?
Sequoiaはシステムとして3GFLOPS/W(と言ってもかなりの部分がCPUでしょうから,CPU単体としての比較でもまあこんなもんだと思います)ですので,電力効率ならSequoiaの方が良くなるはず.
#予定のシステム全体での消費電力が,Sequoia(20PFLOPS)が6.6MW,京(10PFLOPS)で数MWなんでまあ似たようなレベルかと.
まあSequoiaの方は予定なんで多少上下はあるかもしれませんが.
Re: (スコア:0)
Blue Watersの方はPOWER7を一台あたり128個載せてるようだ (スコア:0)
ちなみにPOWER7はCPUあたり京用のSPARKの2倍の性能で、京が1台あたり多分96CPUだから
こちらも同じ性能ならBWのほうが半分以下の台数だな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「京」とはラックの大きさ・重量が、かなり違う。
BlueWatersは、とにかく高密度。
日立が製造する巨大な「畳」と呼ばれるプリント基板に、
高速だが発熱もすごいプロセッサとDIMMをギッチリ詰め込み、
そして、それら全てを水冷します。
日本の地球シミュレータが証明してみせたように、
ノード数は少ないほうが、ネットワークは距離が短いほうが、
容易にスループットを得られるので、使いやすいスパコンになります。
これからはPCクラスタの時代だ・・・なんて日本が方向転換している間に、
アメリカは日本のやり方を、しっかり取り入れているわけです。
アメリカは日本のやり方を批判しながら、アメリカ国内では日本のやり方を真似する、そういう国ですから、
「これからはPCクラスタの時代だ」というのもアメリカから日本に送られた毒である可能性も、少し疑ったほうが。
Re:つーかでか過ぎね? (スコア:1)
>SequoiaはBlueWatersのことかな。
違いますよ.
BlueWaterはPower7系列.高消費電力,高周波数,高性能なPower7をそこそこの数集めて大規模化したもの.20万コアとかそのぐらい.
SequoiaはBlueGene/QでPowerPC4x0系列(470?).低消費電力,比較的低周波数なPowerPC4x0をやたらめったら集めて大規模化したもの.160万コア.
しかしIBMは,BlueWaterとSequoiaの2つの20PFLOPS級スパコン(しかもCPUが違う)を開発しつつx86のスパコンまで作ってたりして,凄まじいですね.