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DRM無しはうれしいです。自分のすきな端末で読むことが出来るわけで。
それこそ広告+アフィリエイトでその作家の最近作にリンクするなど、いかに今まで収入につながらなかった資源から、収入を得るかってのはイイ
しかも、人件費はボランティアですか。やってる本人は楽しんでいるらしいので、うまいアイデアですね。
#あとは出版社から横やりが入らなければいいのですけれど
昔の作品に手軽にふれることが出来るってのが、嬉しい。まんだらけとか古本屋で、リスト片手に探すってのも疲れるし、第一、まんだらけ、高いぞ。
>あとは出版社から横やりが入らなければいいのですけれど
作者に許諾を貰うといっても、出版社との版権管理契約の変更とか、最悪は版権引き上げとかやらないと難しいのではないかな?と思う。そういったことの方が作者側での仕事が発生しそうなのだけど、どうなのだろう?
コメントを見てみると、出版後10年以上を目安とかあるけど、作者生存していて10年以上で現行流通に乗っていない(再版のめどがない)作品を洗い出すとしたら、結構面倒だし、対象となりえる作品数が限られてしまうのではなかろうかとも、思う。
作者と今では連絡がとれないとか、結構ありそうにも、思う。
>昔の作品に手軽にふれることが出来るってのが、嬉しい。
自分も同じく。最近の作品を読んで気になった作家さんの、過去の作品を読みたいと思っても、品切れで見つからないことが多いんですよね。後、たまたま古本屋で見つけて面白かったけど全巻揃ってない。一般書店でも古本屋でも見つからないままとか。
#『ひみつの階段』が復刻されたときは嬉しかった
あら、こんなサービス [comicpark.net]もあるのね..
>たまたま古本屋で見つけて面白かったけど全巻揃ってない。
途中抜けだと、後半を買うか?とか悩むし、全巻揃いだとまんだらけなんか、無理な値段付いていたりするし。book offとか万代書店とかグルグル大帝国とかなんちゃら鑑定団とかって、ちゃんとした古本は全滅状態で、新古本とかせいぜいこの10年とかだし....
>『ひみつの階段』が復刻されたときは嬉しかった
その程度の時代のが、一番みつかんないんですよね。ちゃんとした古いのを作品を見て買っている古本屋は、もっと古いのしかないし、前述のbookoffとか鑑定団どもは、もう相手にしていないとかね。
>あら、こんなサービスもあるのね
私も知りませんでした。良い情報をありがとうございます。
私の場合、70年代の作品は大御所しか読んでないせいか全集の形で入手できるので楽なんですけど、80年代後半~90年代が見つからなくて;;
最近のBookoffは新刊を買う前の試し読み位かなあ。例外はオープン初日。気合を入れて色々なタイトルを揃えてくるので、意外な本がみつかることも。プレミアついてる廃盤CDとちょっとマイナーな90年代の本を探すのに利用してます。
>絶版本なら引き上げるまでもなく版権は作者に戻ってるはずだが…
それを避けるために、処理としては絶版ではなく、在庫切れとして出版社が版権を維持しているケースが多いですもちろん、再生産の目処があるわけでもなく、版権が死蔵されているだけ作者としては印税のことがあって望ましくないでしょうが、次の作品のことを考えるとあまり強く出られないのでしょう
>もちろん、再生産の目処があるわけでもなく、版権が死蔵されているだけ
今回の話は電子書籍なので「版権(出版権)」は全く関係ありません。
著作権法第80条 [houko.com]に書かれているとおり、版権は「紙の印刷物」に限定された権利です。品切重版未定に対しての不満がある人は多いかと思いますが、こと電子書籍では全く的外れな話になるので、別の機会にどうぞ。
権利的に著者の一存でどうとでもなるのにも関わらず、多くの著者が既存書籍の電子化に消極的なのは、単純に手間が恐ろしくかかるのに儲からないからです。儲かるのは、ほぼ市場の寡占が終わってる状態のケータイだけ。
通常の電子書籍は佐藤氏や赤松氏のように、現役漫画家の上澄み1%以内に入る超有名作家が「手弁当ボランティア」で「ライセンス料ただでもいいや」のばらまく勢いでやって、やっとこさ有意な数が出る程度だと思って下さい。
それは1枚の出版契約書の中で
・出版権・公衆送信権を含む二次利用
の2つの権利を同時に契約しているだけでしょう?本質的に出版権と二次利用は別個の権利と理解しておかないとマズイです。
#と書協で言われたので以下略
>作者としては印税のことがあって望ましくないでしょうが、次の作品のことを考えるとあまり強く出られないのでしょう
版権を出版社が管理しているケースが多いみたいですね。意図的に明確に絶版としているといよりも、出版社の判断で出さない=売り切れ絶版という不自然なことになっていますね。そういった作品について、作者といえども勝手に刷って売ったり配ると、出版社となにかしら軋轢が出そうですね。
10年新版や増刷がない作品の版権は自動的に作者に返還といった風にしても、、漫画の作者だけでなくて本の装丁者とかとのお話も必要になりかねない。
また、版権引き上げとかだと、出版社と対立しちゃったり(和田慎二みたいな喧嘩の結果みたいなのね)で、その出版社と仲違いせずにやるのって、現役作家だと難しそうにも思う。
さるまん [cocolog-nifty.com]みたいな例もあるけど、そこまで作家が気合いを入れるか?とか、その作家の全集をあとで出そうとかしている出版社が困ったりとかもありそう。
赤松さんは
>もう市場的には無価値であるはずの、「絶版マンガ」しか受け付けないからです。
とのことですが、版権引き上げをしないと面倒なことになりそうな予感。
あと、広告の期限とかもありそうで、途中で広告契約解除されたら、無料配布で一銭にもならないってなことになるのではないかな?新しい広告のと交換してちょうだいってのは、なかなか無理ではなかろうか?とも思う。新しい広告版は画像が奇麗だとか、墨や光やぼかしやアングルで見えそうで見えないところを表示させるとか、そういった利益を見せないと無理そうにも思うし、それも限度があるのではないかな?
> 赤松さんは>>>もう市場的には無価値であるはずの、「絶版マンガ」しか受け付けないからです。>> とのことですが、版権引き上げをしないと面倒なことになりそうな予感。
赤松氏自身は今回の案件の説明の中で出版契約について(黙っていたら自動更新になるあたりも含めて)言及した上で、「契約が切れて、絶版になったマンガ」を対象と考えているようですが、どう「面倒なこと」になるのでしょうか?
ま、スラドの雑談なんで又聞きをネタにして知ったかぶりや妄想するのもいいでしょうけど。
>>>もう市場的には無価値であるはずの
というところでしょうね。市場的に無価値かどうかは、版権管理をしている人も判断するわけです。
>「契約が切れて、絶版になったマンガ」を対象と考えているようですが、
>その契約が切れて絶版になると、もう作家だけのものになってしまうのです。
なのだが、それが切れている作品って、作者が版権を引き上げたものだけだよね。とすると、すでに彼はラブひなの権利をすでに引き上げたのかな?まだ本屋でも買える状況だと、矛盾してますな。
>どう「面倒なこと」になるのでしょうか?
赤松さんがラブひなの版権引き上げをしているのでしたら、問題はありませんね。引き上げていないなら、出版社(著作権管理者)とのやりとりが必要になるわけです。
>ま、スラドの雑談なんで又聞きをネタにして知ったかぶりや妄想するのもいいでしょうけど。
そうですね、まだ売られている本の版権引き上げ絶版を簡単に行ったとか、書かれていませんが、そう妄想するお方がいらっしゃいますね。
どうやら「著作権」と「出版権(版権)」を完全に混同してるようですので、一度著作権法を読み返してみることをお勧めします。
出版権というのは、著作権者が出版社に独占的に与える「紙に限定した著作権のサブセット」のようなものです。今回のような電子書籍とは全く関係ありません。
>まだ本屋でも買える状況だと、矛盾してますな。
そして、出版権の独占的な効力は「複製(印刷)をすること」に限定されますので市場で在庫本が流通してても関係ありません。新たに重版できないというだけです。
>出版社(著作権管理者)
出版社は原則的には著作権の管理はしていません。あくまで
1.紙に限定した複製権(出版権)を得ている2.電子書籍で使う場合の著作の利用許諾を得ている
という2つの独立した契約(最近は1枚の契約書の2つの条項に入れ込まれてる)があるだけです。そして、出版権と違い、利用許諾は非独占的契約ですので、わざわざ独占的な契約で縛ってない限り、どこで使おうが著者の自由です。
「ラブひな」当時の契約書だと、電子の利用許諾がそもそも契約に入ってない可能性も高いですね。
>「ラブひな」当時の契約書だと、電子の利用許諾がそもそも契約に入ってない>可能性も高いですね。
そうであればよいのですけどね。
>わざわざ独占的な契約で縛ってない限り、どこで使おうが著者の自由です。
そこで、出版側として、次回契約時に盛り込んできたりとかね。
昨今は、そういった事で、出版側からも電子出版についての契約をしているそうですからね。そういう余計な手間が増えたりすると、いざ再出版とかが発生した場合にもめそうで、楽しみです。
出版社さんも、指をくわえてみているだけではないでしょう。
>市場で在庫本が流通してても関係ありません。新たに重版できないというだけです。
もしかして、ラブひなの増刷がすでに終っているとか、勘違いしていませんかね?ここらへんは、出版社と作者の力関係が出てきそうで、赤松さんレベルのビッグネームだから通されるかな?とも期待はしています。
大事なことなので2回言いました。ま、スラドの雑談なんで(ry
>大事なことなので2回言いました。
で、版権引き上げしているわけですな。増刷があると、ばれちゃいますよ。
ま、ばれるでしょうね。
>と言うか、きっと(実質)絶版本から「面倒なこと」を取り除いていくための試みの一つ、なんでしょうね。逆じゃないの?「絶版扱いとなっている面倒な事が起こらないもの」を対象と言っている様にしか思えないのだけど。単に「出来る物はやろうよ」ってだけのスタンスじゃないの?
協力してくれる作者の人を出版社との争いに駆り立てようとしているとは見えない。
その辺は見解が分かれる部分なんですが、編集やデザインの権利侵害ということで一応アウトの方向です。が、法解釈的にはアクロバティック。
というか著作権法では電子書籍についてカバー仕切れない状況になってますので、どう考えても法改正が必要な時期に来ています。来年度以降、総務省を中心に議論と調査がなされる予定でした。
が、ご存じの通り来年度予算が仕分けられてしまった [impress.co.jp]のでもうお先真っ暗です(´Д`)この先どうなるのか、さっぱりわかりません。
だからこそ、こんなものが話題になったりするのだが……http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51493371.html [livedoor.biz]
漫画もだいたい出版協会の一般契約書を使ってるはずだがアレは自動更新になってんだよねうっかりしてると死ぬまで契約中になったりして
>在庫切れとして出版社が版権を維持している
「品切重版未定」ってヤツですね 出版社にとっては都合のいい言葉です
> 作者としては印税のことがあって望ましくないでしょうが、次の作品のことを考えるとあまり強く出られないのでしょう
けっきょく、ネットがあっても出版社に頼らざるを得ないのでしょうか。ネットの普及により出版社なんて過去の遺物になるのかなと思っていましたが、現実はそうじゃないということでしょうか。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
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Re: (スコア:1)
DRM無しはうれしいです。自分のすきな端末で読むことが出来るわけで。
それこそ広告+アフィリエイトでその作家の最近作にリンクするなど、いかに
今まで収入につながらなかった資源から、収入を得るかってのはイイ
しかも、人件費はボランティアですか。やってる本人は楽しんでいるらしいので、
うまいアイデアですね。
#あとは出版社から横やりが入らなければいいのですけれど
Re:うーむ (スコア:1)
昔の作品に手軽にふれることが出来るってのが、嬉しい。
まんだらけとか古本屋で、リスト片手に探すってのも疲れるし、
第一、まんだらけ、高いぞ。
>あとは出版社から横やりが入らなければいいのですけれど
作者に許諾を貰うといっても、出版社との版権管理契約の変更とか、
最悪は版権引き上げとかやらないと難しいのではないかな?と思う。
そういったことの方が作者側での仕事が発生しそうなのだけど、
どうなのだろう?
コメントを見てみると、出版後10年以上を目安とかあるけど、
作者生存していて10年以上で現行流通に乗っていない(再版のめどがない)
作品を洗い出すとしたら、結構面倒だし、対象となりえる作品数が
限られてしまうのではなかろうかとも、思う。
作者と今では連絡がとれないとか、結構ありそうにも、思う。
Re:うーむ (スコア:1)
>昔の作品に手軽にふれることが出来るってのが、嬉しい。
自分も同じく。
最近の作品を読んで気になった作家さんの、過去の作品を読みたいと思っても、
品切れで見つからないことが多いんですよね。
後、たまたま古本屋で見つけて面白かったけど全巻揃ってない。
一般書店でも古本屋でも見つからないままとか。
#『ひみつの階段』が復刻されたときは嬉しかった
☆大きい羊は美しい☆
Re:うーむ (スコア:1)
あら、こんなサービス [comicpark.net]もあるのね..
>たまたま古本屋で見つけて面白かったけど全巻揃ってない。
途中抜けだと、後半を買うか?とか悩むし、全巻揃いだとまんだらけなんか、
無理な値段付いていたりするし。
book offとか万代書店とかグルグル大帝国とかなんちゃら鑑定団とかって、
ちゃんとした古本は全滅状態で、新古本とかせいぜいこの10年とかだし....
>『ひみつの階段』が復刻されたときは嬉しかった
その程度の時代のが、一番みつかんないんですよね。
ちゃんとした古いのを作品を見て買っている古本屋は、もっと古いのしかないし、
前述のbookoffとか鑑定団どもは、もう相手にしていないとかね。
Re:うーむ (スコア:1)
>あら、こんなサービスもあるのね
私も知りませんでした。
良い情報をありがとうございます。
私の場合、70年代の作品は大御所しか読んでないせいか
全集の形で入手できるので楽なんですけど、
80年代後半~90年代が見つからなくて;;
最近のBookoffは新刊を買う前の試し読み位かなあ。
例外はオープン初日。
気合を入れて色々なタイトルを揃えてくるので、
意外な本がみつかることも。
プレミアついてる廃盤CDと
ちょっとマイナーな90年代の本を探すのに利用してます。
☆大きい羊は美しい☆
Re: (スコア:0)
Re:うーむ (スコア:4, 参考になる)
>絶版本なら引き上げるまでもなく版権は作者に戻ってるはずだが…
それを避けるために、処理としては絶版ではなく、在庫切れとして出版社が版権を維持しているケースが多いです
もちろん、再生産の目処があるわけでもなく、版権が死蔵されているだけ
作者としては印税のことがあって望ましくないでしょうが、次の作品のことを考えるとあまり強く出られないのでしょう
Re:うーむ (スコア:2, 参考になる)
>もちろん、再生産の目処があるわけでもなく、版権が死蔵されているだけ
今回の話は電子書籍なので「版権(出版権)」は全く関係ありません。
著作権法第80条 [houko.com]に書かれているとおり、版権は「紙の印刷物」に限定された権利です。
品切重版未定に対しての不満がある人は多いかと思いますが、
こと電子書籍では全く的外れな話になるので、別の機会にどうぞ。
権利的に著者の一存でどうとでもなるのにも関わらず、
多くの著者が既存書籍の電子化に消極的なのは、
単純に手間が恐ろしくかかるのに儲からないからです。
儲かるのは、ほぼ市場の寡占が終わってる状態のケータイだけ。
通常の電子書籍は佐藤氏や赤松氏のように、現役漫画家の上澄み1%以内に入る
超有名作家が「手弁当ボランティア」で「ライセンス料ただでもいいや」の
ばらまく勢いでやって、やっとこさ有意な数が出る程度だと思って下さい。
Re:うーむ (スコア:4, 興味深い)
出版契約書に「公衆送信権に関するなんちゃら」とか書かれていて、
実は関係ありまくりの場合が多い気がする。
中の人なのでac。
Re:うーむ (スコア:1, 興味深い)
現実の日本的な「お付き合い」の環境下では
絶対に文句言ってくるでしょ、出版社が。
法的にはどうだろうと「空気」で縛る。それが日本クォリティ。
Re:うーむ (スコア:1, 興味深い)
出版社を敵にまわすと、どこの出版社も相手にしてくれなくなる。
Re:うーむ (スコア:1, すばらしい洞察)
それは1枚の出版契約書の中で
・出版権
・公衆送信権を含む二次利用
の2つの権利を同時に契約しているだけでしょう?
本質的に出版権と二次利用は別個の権利と理解しておかないとマズイです。
#と書協で言われたので以下略
Re:うーむ (スコア:1)
>作者としては印税のことがあって望ましくないでしょうが、次の作品のことを考えるとあまり強く出られないのでしょう
版権を出版社が管理しているケースが多いみたいですね。
意図的に明確に絶版としているといよりも、出版社の判断で出さない=売り切れ絶版という不自然なことになっていますね。
そういった作品について、作者といえども勝手に刷って売ったり配ると、出版社となにかしら軋轢が出そうですね。
10年新版や増刷がない作品の版権は自動的に作者に返還といった風にしても、、漫画の作者だけでなくて本の装丁者とかとのお話も必要になりかねない。
また、版権引き上げとかだと、出版社と対立しちゃったり(和田慎二みたいな喧嘩の結果みたいなのね)で、その出版社と仲違いせずにやるのって、現役作家だと難しそうにも思う。
さるまん [cocolog-nifty.com]みたいな例もあるけど、そこまで作家が気合いを入れるか?とか、その作家の全集をあとで出そうとかしている出版社が困ったりとかもありそう。
赤松さんは
>もう市場的には無価値であるはずの、「絶版マンガ」しか受け付けないからです。
とのことですが、版権引き上げをしないと面倒なことになりそうな予感。
あと、広告の期限とかもありそうで、途中で広告契約解除されたら、無料配布で一銭にもならないってなことになるのではないかな?
新しい広告のと交換してちょうだいってのは、なかなか無理ではなかろうか?とも思う。
新しい広告版は画像が奇麗だとか、墨や光やぼかしやアングルで見えそうで見えないところを表示させるとか、そういった利益を見せないと無理そうにも思うし、それも限度があるのではないかな?
Re: (スコア:0)
> 赤松さんは
>
>>もう市場的には無価値であるはずの、「絶版マンガ」しか受け付けないからです。
>
> とのことですが、版権引き上げをしないと面倒なことになりそうな予感。
赤松氏自身は今回の案件の説明の中で
出版契約について(黙っていたら自動更新になるあたりも含めて)言及した上で、
「契約が切れて、絶版になったマンガ」を対象と考えているようですが、
どう「面倒なこと」になるのでしょうか?
ま、スラドの雑談なんで又聞きをネタにして知ったかぶりや妄想するのもいいでしょうけど。
Re:うーむ (スコア:2, 興味深い)
問題は一通り整理されていますから、「面倒なこと」にはならないように思います。
と言うか、きっと(実質)絶版本から「面倒なこと」を取り除いていくための試みの一つ、なんでしょうね。
# ホント、この手の話題に湧く知ったかぶりって何なんでしょうね。
# 「色々なパターンがある」事は実際に事に当たっている人達が一番よく分かってて、
# 一つの仕組み、一つのルールで全てを吸収できるなんて思っていないから、
# ある程度対象のパターンを絞り込んだ上で提案をしているわけですが、
# 「それだと××の場合は当て嵌まらない」等とダラダラネチネチ…
# 当て嵌めたいのなら権利者と交渉すればいいでしょうに、
# そう言えばゲーム音楽の話題の時にも…
Re:うーむ (スコア:1)
>>>もう市場的には無価値であるはずの
というところでしょうね。
市場的に無価値かどうかは、版権管理をしている人も判断するわけです。
>「契約が切れて、絶版になったマンガ」を対象と考えているようですが、
>その契約が切れて絶版になると、もう作家だけのものになってしまうのです。
なのだが、それが切れている作品って、作者が版権を引き上げたものだけだよね。
とすると、すでに彼はラブひなの権利をすでに引き上げたのかな?
まだ本屋でも買える状況だと、矛盾してますな。
>どう「面倒なこと」になるのでしょうか?
赤松さんがラブひなの版権引き上げをしているのでしたら、問題はありませんね。
引き上げていないなら、出版社(著作権管理者)とのやりとりが必要になるわけです。
>ま、スラドの雑談なんで又聞きをネタにして知ったかぶりや妄想するのもいいでしょうけど。
そうですね、まだ売られている本の版権引き上げ絶版を簡単に行ったとか、書かれていませんが、そう妄想するお方がいらっしゃいますね。
Re:うーむ (スコア:3, 参考になる)
どうやら「著作権」と「出版権(版権)」を完全に混同してるようですので、
一度著作権法を読み返してみることをお勧めします。
出版権というのは、著作権者が出版社に独占的に与える
「紙に限定した著作権のサブセット」のようなものです。
今回のような電子書籍とは全く関係ありません。
>まだ本屋でも買える状況だと、矛盾してますな。
そして、出版権の独占的な効力は「複製(印刷)をすること」に限定されますので
市場で在庫本が流通してても関係ありません。新たに重版できないというだけです。
>出版社(著作権管理者)
出版社は原則的には著作権の管理はしていません。あくまで
1.紙に限定した複製権(出版権)を得ている
2.電子書籍で使う場合の著作の利用許諾を得ている
という2つの独立した契約(最近は1枚の契約書の2つの条項に入れ込まれてる)
があるだけです。そして、出版権と違い、利用許諾は非独占的契約ですので、
わざわざ独占的な契約で縛ってない限り、どこで使おうが著者の自由です。
「ラブひな」当時の契約書だと、電子の利用許諾がそもそも契約に入ってない
可能性も高いですね。
Re:うーむ (スコア:1)
>「ラブひな」当時の契約書だと、電子の利用許諾がそもそも契約に入ってない
>可能性も高いですね。
そうであればよいのですけどね。
>わざわざ独占的な契約で縛ってない限り、どこで使おうが著者の自由です。
そこで、出版側として、次回契約時に盛り込んできたりとかね。
昨今は、そういった事で、出版側からも電子出版についての契約をしているそうですからね。
そういう余計な手間が増えたりすると、いざ再出版とかが発生した場合にもめそうで、楽しみです。
出版社さんも、指をくわえてみているだけではないでしょう。
>市場で在庫本が流通してても関係ありません。新たに重版できないというだけです。
もしかして、ラブひなの増刷がすでに終っているとか、勘違いしていませんかね?
ここらへんは、出版社と作者の力関係が出てきそうで、赤松さんレベルのビッグネームだから通されるかな?とも期待はしています。
Re: (スコア:0)
どうやら「著作権」と「出版権(版権)」を完全に混同してるようですので、
一度著作権法を読み返してみることをお勧めします。
大事なことなので2回言いました。
ま、スラドの雑談なんで(ry
Re:うーむ (スコア:1)
>大事なことなので2回言いました。
で、版権引き上げしているわけですな。
増刷があると、ばれちゃいますよ。
ま、ばれるでしょうね。
Re:うーむ (スコア:1)
出版社から出版された本からスキャンされた電子書籍ってどういう扱いになるのだろう?
Re: (スコア:0)
>と言うか、きっと(実質)絶版本から「面倒なこと」を取り除いていくための試みの一つ、なんでしょうね。
逆じゃないの?
「絶版扱いとなっている面倒な事が起こらないもの」
を対象と言っている様にしか思えないのだけど。
単に「出来る物はやろうよ」ってだけのスタンスじゃないの?
協力してくれる作者の人を出版社との争いに駆り立てようとしているとは見えない。
Re: (スコア:0)
その辺は見解が分かれる部分なんですが、編集やデザインの権利侵害
ということで一応アウトの方向です。が、法解釈的にはアクロバティック。
というか著作権法では電子書籍についてカバー仕切れない状況に
なってますので、どう考えても法改正が必要な時期に来ています。
来年度以降、総務省を中心に議論と調査がなされる予定でした。
が、ご存じの通り来年度予算が仕分けられてしまった [impress.co.jp]ので
もうお先真っ暗です(´Д`)この先どうなるのか、さっぱりわかりません。
Re: (スコア:0)
だからこそ、こんなものが話題になったりするのだが……
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51493371.html [livedoor.biz]
Re: (スコア:0)
漫画もだいたい出版協会の一般契約書を使ってるはずだがアレは自動更新になってんだよね
うっかりしてると死ぬまで契約中になったりして
Re: (スコア:0)
>在庫切れとして出版社が版権を維持している
「品切重版未定」ってヤツですね
出版社にとっては都合のいい言葉です
Re: (スコア:0)
> 作者としては印税のことがあって望ましくないでしょうが、次の作品のことを考えるとあまり強く出られないのでしょう
けっきょく、ネットがあっても出版社に頼らざるを得ないのでしょうか。
ネットの普及により出版社なんて過去の遺物になるのかなと思っていましたが、
現実はそうじゃないということでしょうか。
Re: (スコア:0)
マスマーケティングで安定的・計画的に事業をやりたければ、出版社と組むべきでしょう。
とくにアニメ化による版権収入をあてにするなら、出版社と組むべきでしょう。
マンガの書き下ろし単行本だけで生計を立てられるマンガ家は少なく、
雑誌による宣伝(雑誌連載は原稿料が出ますが、単行本の販促です)や、
アニメ化に依存するところが大きいと思います。