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まあdjbが8年前から言ってたことなんだけどhttp://www.unixuser.org/~euske/doc/ipv6ex/ [unixuser.org]原発に反対する共産党並みに誰も耳を傾けてなかったね。
> もうちょっとIPV4と互換性あるようにしてくれ
「IPv4ではアドレスが足りない」んですから、根本的に互換性のあるプロトコル設計は不可能なんですよ。
「IPv4ベースでオプションフィールドに拡張アドレスを入れるようにすれば上位互換でアドレスが拡張できるんじゃないか」なんて意見を時々見かけますが、そんなことをしても、その拡張アドレスを持った「IPv4上位互換アドレス拡張」ホストからのコネクションを張ろうとしても、相手が「IPv4上位互換アドレス拡張」に対応でしてなければ、返事を返すことができません。(通常のIPv4として返事を返そうとしますが、その段階でオプション情報が消えますから、もう相手(発信元)の特定が出来なくなります)結局、双方が新規格に対応してないと通信が成立しない、という点ではIPv6と同じです。
「アドレス範囲を拡張する」のと「IPv4上位互換で、IPv4ホストとは問題なく通信できる」は原理的に両立しないのです。
通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。対応ホストとは直接通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見える。Q. IPv6対応ホストとは直接IPv6で通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見えるデュアルスタックとは何が違うのか述べよ。
> 通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。
その案は、手元のルーターがIPv4アドレスを持ってないと出来ない芸当ですね。将来的なプロトコル設計としては失格。
まあ、「プライベートIPv4アドレス」で「手元のルータ」なんかではなく、インターネット上のどこかにゲートウェイを置いて変換するようにすれば、自前のIPv4アドレスが無くてもいけるわけですが、そうなったら、IPv4改を経由したIPv4ホストとの通信では、相手はゲートウェイ相手にIPv4で通信するので、IPv4改のパケットがIPv4と互換性を持つ必要性はありません。
でもって、そのプロトコルでは、IPv4とIPv4改とのパケットフォーマット共通部分のデータが、内容的には互換性ないわけです。通信がIPv4なのかIPv4改なのかでパケットを完全に作り分ける必要があるのですから、実装上も二つのプロトコルスタックを作る必要があり互換性を取るメリットがありません。
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IPv6へは移行するものではない (スコア:3, すばらしい洞察)
IPv4は枯渇したので、これからはIPv6の新規利用者が少しずつ増えていきます.
しかし当面の間、IPv4の既存利用者はIPv6を使わずとも何の不利益もありません.
IPv6の利用者・サービスの割合がある一定の値を越えたところで、雪崩をうってIPv4からIPv6への移行が進むのでしょう.
#IPv4インターネットと(未成長の)IPv6インターネットという2つネットワークがあって、ある時点でみんなが成長したIPv6インターネットに乗り換えるというイメージで良いのでは?
Re: (スコア:0)
まあdjbが8年前から言ってたことなんだけど
http://www.unixuser.org/~euske/doc/ipv6ex/ [unixuser.org]
原発に反対する共産党並みに誰も耳を傾けてなかったね。
Re: (スコア:0)
技術者てのは、頭がお花畑だな。
Re: (スコア:2, 参考になる)
> もうちょっとIPV4と互換性あるようにしてくれ
「IPv4ではアドレスが足りない」んですから、根本的に互換性のあるプロトコル設計は不可能なんですよ。
「IPv4ベースでオプションフィールドに拡張アドレスを入れるようにすれば上位互換でアドレスが拡張できるんじゃないか」
なんて意見を時々見かけますが、そんなことをしても、その拡張アドレスを持った「IPv4上位互換アドレス拡張」ホストからのコネクションを張ろうとしても、相手が「IPv4上位互換アドレス拡張」に対応でしてなければ、返事を返すことができません。
(通常のIPv4として返事を返そうとしますが、その段階でオプション情報が消えますから、もう相手(発信元)の特定が出来なくなります)
結局、双方が新規格に対応してないと通信が成立しない、という点ではIPv6と同じです。
「アドレス範囲を拡張する」のと「IPv4上位互換で、IPv4ホストとは問題なく通信できる」は原理的に両立しないのです。
Re: (スコア:0)
通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。
対応ホストとは直接通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見える。
Q. IPv6対応ホストとは直接IPv6で通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見えるデュアルスタックとは何が違うのか述べよ。
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
> 通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。
その案は、手元のルーターがIPv4アドレスを持ってないと出来ない芸当ですね。将来的なプロトコル設計としては失格。
まあ、「プライベートIPv4アドレス」で「手元のルータ」なんかではなく、インターネット上のどこかにゲートウェイを置いて変換するようにすれば、自前のIPv4アドレスが無くてもいけるわけですが、
そうなったら、IPv4改を経由したIPv4ホストとの通信では、相手はゲートウェイ相手にIPv4で通信するので、IPv4改のパケットがIPv4と互換性を持つ必要性はありません。
でもって、そのプロトコルでは、IPv4とIPv4改とのパケットフォーマット共通部分のデータが、内容的には互換性ないわけです。
通信がIPv4なのかIPv4改なのかでパケットを完全に作り分ける必要があるのですから、実装上も二つのプロトコルスタックを作る必要があり互換性を取るメリットがありません。
Re: (スコア:0)
まあ、似たようなことを考えた人たちがソケット番号を利用することを思いついて、NAT/NAPTを開発したんでしょうけどね。