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本来なら2012〜2013頃に極大期を迎えて太陽活動が活発になる……はずなのに、いまいち活発にならない。というかだんだん活動が下がってきている。あれ?このままだと次の極大〜極小周期の始まりが遅れたりするかも?(地球への影響は、ほんのちょっと気温が下がるかも?)
……という理解でいいのでしょうか。何か元記事とタレコミとナショナルジオグラフィックの記事が微妙に言ってることが違っててアレだったので。。。# ナショナルジオグラフィックが比較的わかりやすかったかなぁ。
適当にツッコミとか訂正お願いします。
>このままだと次の極大〜極小周期の始まりが遅れたりするかも?
ちょっと違う。
まず、11年周期の活動の上下がある。そしてそれとは別に、もっと長期間での活動の変動がある。で、いつもの11年周期を観測してたら、周期がだいぶ乱れてるし、ピークの高さ自体もかなり低い。さらに長期的に見ると11年周期で増減しながらももっと長いスケールでは減少基調にあるように見える。
ここから、
「(11年周期とは別のもっと長期的な活動として)太陽活動が低下してるんじゃないか?」「最近の11年周期の崩れとかはこれの影響かも?」「このまま長期的な活動低下の傾向が強まると、
日本の場合、マウンダー極小期だけ凶作や飢饉が多かったわけじゃなく、江戸時代から昭和初期までの約三百年間が凶作や飢饉が多かった時期ですからねぇ。氷河期だってポールシフトで極地になっていただけじゃないかって話もあるし。
ただ、太陽の活動が変われば太陽光をエネルギー源にしている植物に影響が出て、その植物を食べる動物にも影響が出る可能性はある。そういう意味では、約三百年ぶりの事態なので、色々な想定外に対しての心構えをしておく必要がありますね。
氷河期だってポールシフトで極地になっていただけじゃないかって話もあるし。
トンデモと科学的に可能性がある仮説を同列に扱うのはやめましょう。 確かにそういう主張はありましたが、現在ではとっくにありえないと否定されています。
東日本大震災で軸の振動が17センチずれた [nationalgeographic.co.jp]、ということの意味を考えてください。 ポールシフトで氷河期が起きるのなら、そのたびにこの何万倍の大災害が必要になると思いますか?
# 磁極がずれて氷河期になるという主張ならサーセン。でも文脈からそういう話じゃないですよね・・・?
トンデモ科学的なポールシフトはないにせよ、南極から見ると南極(ポール)が移動(シフト)してきたように見えたようにプレートの移動や地震等で地表と極(ポール)の位置関係は常に変わっているわけですよ。さらに、日本列島生成の過程を見れば解るように、プレートの動きも(地質学的にみると)ダイナミックに変わり続けているわけで、欧州が地球誕生から一度も極(ポール)になったことがないと考える方がおかしい。
ただまぁ、火山から噴火して固まったばかりの岩すら正しく測定できない年代測定法による結果を基にあれこれ言っているのも確かなので、真実は神のみぞ知る世界なのは確かなんですけどね。
プレートの移動と現在の氷期間氷期サイクルは、時間スケールが全く異なる。前者は最低でも数百万年。後者は万年のスケールだ。自転軸の振動は36000年周期くらい。それ以外の自転軸の移動はもっとゆっくりしている。氷期に地球が寒冷化し、陸地における氷床の面積が増えたのはほぼ地質学的に確定している。欧州以外に、日本や東アジアでも寒冷気候に対応した植物相がなってるし、海面が100m~200m低下した証拠も多く残っている。氷期やプレートを語るなら、これくらいの基礎知識はあってほしいね。それと火山岩年代測定も、誤差の範囲が数万年~数十万年のスケールというだけで、億年オーダーの測定には十分だし直近の氷期と間氷期については、C14法が数年の誤差で有効に使える。年代測定は簡単でないのは事実だが、さりとて神様頼みの様なあてのないものでもない。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ちょっと整理。 (スコア:0)
本来なら2012〜2013頃に極大期を迎えて太陽活動が活発になる……はずなのに、
いまいち活発にならない。というかだんだん活動が下がってきている。あれ?
このままだと次の極大〜極小周期の始まりが遅れたりするかも?
(地球への影響は、ほんのちょっと気温が下がるかも?)
……という理解でいいのでしょうか。
何か元記事とタレコミとナショナルジオグラフィックの記事が微妙に言ってることが違っててアレだったので。。。
# ナショナルジオグラフィックが比較的わかりやすかったかなぁ。
適当にツッコミとか訂正お願いします。
Re: (スコア:5, 参考になる)
>このままだと次の極大〜極小周期の始まりが遅れたりするかも?
ちょっと違う。
まず、11年周期の活動の上下がある。そしてそれとは別に、もっと長期間での活動の変動がある。
で、いつもの11年周期を観測してたら、周期がだいぶ乱れてるし、ピークの高さ自体もかなり低い。
さらに長期的に見ると11年周期で増減しながらももっと長いスケールでは減少基調にあるように見える。
ここから、
「(11年周期とは別のもっと長期的な活動として)太陽活動が低下してるんじゃないか?」
「最近の11年周期の崩れとかはこれの影響かも?」
「このまま長期的な活動低下の傾向が強まると、
Re:ちょっと整理。 (スコア:0)
日本の場合、マウンダー極小期だけ凶作や飢饉が多かったわけじゃなく、江戸時代から昭和初期までの約三百年間が凶作や飢饉が多かった時期ですからねぇ。
氷河期だってポールシフトで極地になっていただけじゃないかって話もあるし。
ただ、太陽の活動が変われば太陽光をエネルギー源にしている植物に影響が出て、その植物を食べる動物にも影響が出る可能性はある。
そういう意味では、約三百年ぶりの事態なので、色々な想定外に対しての心構えをしておく必要がありますね。
トンデモと科学的仮説を同列に扱わないで (スコア:0)
トンデモと科学的に可能性がある仮説を同列に扱うのはやめましょう。
確かにそういう主張はありましたが、現在ではとっくにありえないと否定されています。
東日本大震災で軸の振動が17センチずれた [nationalgeographic.co.jp]、ということの意味を考えてください。
ポールシフトで氷河期が起きるのなら、そのたびにこの何万倍の大災害が必要になると思いますか?
# 磁極がずれて氷河期になるという主張ならサーセン。でも文脈からそういう話じゃないですよね・・・?
Re:トンデモと科学的仮説を同列に扱わないで (スコア:1, おもしろおかしい)
# バス停を毎日ちょっとずつズラして自宅の前に持って来た高校生の話思い出した
Re:トンデモと科学的仮説を同列に扱わないで (スコア:2)
地震の発生箇所はランダムだと見なせるため地軸を動かす方向を決定不能です。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re: (スコア:0)
トンデモ科学的なポールシフトはないにせよ、南極から見ると南極(ポール)が移動(シフト)してきたように見えたようにプレートの移動や地震等で地表と極(ポール)の位置関係は常に変わっているわけですよ。
さらに、日本列島生成の過程を見れば解るように、プレートの動きも(地質学的にみると)ダイナミックに変わり続けているわけで、欧州が地球誕生から一度も極(ポール)になったことがないと考える方がおかしい。
ただまぁ、火山から噴火して固まったばかりの岩すら正しく測定できない年代測定法による結果を基にあれこれ言っているのも確かなので、真実は神のみぞ知る世界なのは確かなんですけどね。
Re: (スコア:0)
プレートの移動と現在の氷期間氷期サイクルは、時間スケールが全く異なる。
前者は最低でも数百万年。後者は万年のスケールだ。
自転軸の振動は36000年周期くらい。それ以外の自転軸の移動はもっと
ゆっくりしている。
氷期に地球が寒冷化し、陸地における氷床の面積が増えたのは
ほぼ地質学的に確定している。
欧州以外に、日本や東アジアでも寒冷気候に対応した植物相が
なってるし、海面が100m~200m低下した証拠も多く残っている。
氷期やプレートを語るなら、これくらいの基礎知識は
あってほしいね。
それと火山岩年代測定も、誤差の範囲が数万年~数十万年の
スケールというだけで、億年オーダーの測定には十分だし
直近の氷期と間氷期については、C14法が数年の誤差で有効に使える。
年代測定は簡単でないのは事実だが、さりとて神様頼みの様な
あてのないものでもない。