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どっかの記事かなんかをスキャンしたらしい 画像 [so-net.ne.jp]によれば、開発費は約300億円(カプセル等の新規分)らしいです。 例によってお金の話であれこれ荒れてますけど、HTVの開発費が480億円、H-IIBが187億円で、1号機のコストがそれぞれ200億円と147億円。量産機だと140億円の110億円。 HTV-Rをやらず、今後ISSを維持するために普通に年1機HTVを打ち上げるとしても、毎年250億円かかる計算です。
開発費を無駄遣いだと言う
HTV-RのペイロードがHTVより激減してかつ製造コストが上がるのは確実なので、輸送量を維持する前提なら回数を増やすか他所の輸送サービスも買って併用するかしないといけない。よって総費用が+α程度で済むはずがないし、そもそもALOS-2/3やDRTS後継、あるいは宇宙科学の色々を工面するのさえ困難なJAXAに、そんなコンコルドの誤りの典型みたいな資金投入が許されるのだろうか。
# いっそ日本がやーめたと言ってISSを投げ出したほうが喜ばれたりしてね、他人のせいにして予算切る口実になるから
影ではそうだったとしても表向き一斉糾弾&発言力低下は必至そうですが、どんだけMなんですかと。貴方がISS関連予算を無駄だと思っていらっしゃるのかはわかりませんが、もしそうなら日本が各国を説得して総撤退にもっていけとするのがスジじゃないですかね。
なんかタイムリーなネタがあったのでここにぶら下げときます。
「有人計画偏重から実利重視へ」、ロシア宇宙庁長官 [afpbb.com] 有人宇宙飛行、見直し示唆 ロシア、ISS負担牽制か [asahi.com]
タイトルだけ見ると、先日に日本の有人宇宙費用削減の話題があったばかりだが、海外も同じ流れか・・・という感じですが、朝日の記事だと一概にそうともいえない、外交的な駆け引きという感じの報道になってますね? Twitter辺りの反応も眺めてみたのですが、面白いもので
なんで現行型HTVを置き換える想定なんですか?併用すりゃいいじゃん。
併用したって同じこと。現行HTVの他にHTV-Rを上げるならその分そっくり総費用増えるじゃん。
輸送量維持する前提じゃないの?なんで現行HTVの他に打ち上げる事になってんの?
HTVとHTV-Rを併用すりゃ
回数を増やすか他所の輸送サービスも買って併用する
なんて必要はなくHTVを使えばいいでしょって言ってんですけど。これなら現状費用+α程度で済むだろ。
・HTVユニットコスト 140億円/機・HTV与圧カーゴ 4.8t・HTV-R開発費 300億円(試験機のコスト含まず)・HTV-Rユニットコスト 210億円/機(HTV+50%)・HTV-R与圧カーゴ 1.6t・H-IIBユニットコスト 100億円/基として、2011~2020年の10年間を考える。
・現行 年1機ずつ、10基のHTVを打ち上げるだけ総打ち上げ回数10回、与圧カーゴ48t、コスト2400億円。
・プラン1 HTV 9機+HTV-R 3機総打ち上げ回数12回、与圧カーゴ48t、コスト3390億円(+41%)。最低限の構成でもコスト4割増。
・プラン2 HTV 7機+HTV-R 9機総打ち上げ回数16回、与圧カーゴ48t、コスト4770億円(+99%)。コスト以前に、HTV-Rが開発完了かる10年代後半からISSが無くなる20年までに9機上げるのは困難。
・プラン3 HTV 5機+HTV-R 5機総打ち上げ回数10回、与圧カーゴ32t(-33%)、コスト3050億円(+27%)。輸送量の維持を諦め、HTVの半分をHTV-Rに1:1で置き換えてもこの通り。総コストで1/4増でペイロードは2/3、単位ペイロードあたりのコストは倍近くになる。
1/4とか4割の増加を+αで済ましちゃいけないと思うのだけど。どうしても回収したい貨物があるなら(言うほど無いけど)、その分だけDragon買ってきたほうがいいよ。
いろいろぐだぐだ数字を並べてみたものの、結局安いと言う結論になったが、引っ込みが付かず
1/4とか4割の増加を+αで済ましちゃいけないと思う
と意味不明のkitakitsune基準を持ち出して感覚の問題に帰結しようとさせる…と。
回収したい貨物があるなら(言うほど無いけど)、その分だけDragon買ってきたほうがいい
厳密にコスト計算するkitakitsune様とは思えないアバウトさですね。そのすばらしいコスト計算でこちらがどれだけ有利か計算してみてはいかがですか?
#ちなみに試算内容も間違ってるけど自爆したままの方が面白いのであえて指摘しないw
1.6tを持って行って1.6tを持ち帰ってくるんだから同時に3.2tの貨物がカプセル内にあることはないのに、それを足し合わせちゃうJAXAってすげえなあ、とご提示のpdfを見て改めてため息が出てきましたよ。
単に元AC氏が違う資料の違う数値を引っ張ってきて比較してるだけなのにそれをJAXAがやったふうに書いちゃうkitakitsuneってすげえなあ、とため息が出てきましたよ。
#往還機同士で総輸送量の比較をするのは当然だってのはわかりますよね?
上のHTV-RのデータはそっくりそのままJAXAのPDFに書いてあるじゃないですか。
> #往還機同士で総輸送量の比較をするのは当然だってのはわかりますよね?んなわけない。シャトルは約30トンを輸送して約30トンを回収してこれるけど、輸送量は60トンになるわけじゃないでしょ。輸送量と回収量はそれぞれが各々比較されうるもので、どっちも単位がトンだからって足し合わせて「総輸送量」なんて指標を作ったって意味が無い。
HTVのデータは違う資料から引っ張って来てるでしょうに。日本語ワカリマスカ?
輸送量と回収量はそれぞれが各々比較されうるもの
基準が統一されていれば比較できる数字だって言う意味なんですけどワカリマスカ?
輸送量の維持が前提という情報をお持ちなんですか?スペースXなんかも参加してくるのに?これ以上モジュールだってそうそう増えないでしょうし。今の日本に求められてるのが回収手段なら、それに答えるのが務めなんじゃ無いかな。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
開発費は約300億円(?) (スコア:1, 参考になる)
どっかの記事かなんかをスキャンしたらしい 画像 [so-net.ne.jp]によれば、開発費は約300億円(カプセル等の新規分)らしいです。
例によってお金の話であれこれ荒れてますけど、HTVの開発費が480億円、H-IIBが187億円で、1号機のコストがそれぞれ200億円と147億円。量産機だと140億円の110億円。
HTV-Rをやらず、今後ISSを維持するために普通に年1機HTVを打ち上げるとしても、毎年250億円かかる計算です。
開発費を無駄遣いだと言う
Re:開発費は約300億円(?) (スコア:1)
HTV-RのペイロードがHTVより激減してかつ製造コストが上がるのは確実なので、輸送量を維持する前提なら回数を増やすか他所の輸送サービスも買って併用するかしないといけない。よって総費用が+α程度で済むはずがないし、そもそもALOS-2/3やDRTS後継、あるいは宇宙科学の色々を工面するのさえ困難なJAXAに、そんなコンコルドの誤りの典型みたいな資金投入が許されるのだろうか。
# いっそ日本がやーめたと言ってISSを投げ出したほうが喜ばれたりしてね、他人のせいにして予算切る口実になるから
Re: (スコア:0)
影ではそうだったとしても表向き一斉糾弾&発言力低下は必至そうですが、どんだけMなんですかと。貴方がISS関連予算を無駄だと思っていらっしゃるのかはわかりませんが、もしそうなら日本が各国を説得して総撤退にもっていけとするのがスジじゃないですかね。
「有人計画偏重から実利重視へ」、ロシア宇宙庁長官 (スコア:0)
なんかタイムリーなネタがあったのでここにぶら下げときます。
「有人計画偏重から実利重視へ」、ロシア宇宙庁長官 [afpbb.com]
有人宇宙飛行、見直し示唆 ロシア、ISS負担牽制か [asahi.com]
タイトルだけ見ると、先日に日本の有人宇宙費用削減の話題があったばかりだが、海外も同じ流れか・・・という感じですが、朝日の記事だと一概にそうともいえない、外交的な駆け引きという感じの報道になってますね? Twitter辺りの反応も眺めてみたのですが、面白いもので
Re: (スコア:0)
なんで現行型HTVを置き換える想定なんですか?
併用すりゃいいじゃん。
Re:開発費は約300億円(?) (スコア:2)
併用したって同じこと。現行HTVの他にHTV-Rを上げるならその分そっくり総費用増えるじゃん。
Re: (スコア:0)
輸送量維持する前提じゃないの?なんで現行HTVの他に打ち上げる事になってんの?
HTVとHTV-Rを併用すりゃ
なんて必要はなくHTVを使えばいいでしょって言ってんですけど。これなら現状費用+α程度で済むだろ。
Re:開発費は約300億円(?) (スコア:1)
・HTVユニットコスト 140億円/機
・HTV与圧カーゴ 4.8t
・HTV-R開発費 300億円(試験機のコスト含まず)
・HTV-Rユニットコスト 210億円/機(HTV+50%)
・HTV-R与圧カーゴ 1.6t
・H-IIBユニットコスト 100億円/基
として、2011~2020年の10年間を考える。
・現行 年1機ずつ、10基のHTVを打ち上げるだけ
総打ち上げ回数10回、与圧カーゴ48t、コスト2400億円。
・プラン1 HTV 9機+HTV-R 3機
総打ち上げ回数12回、与圧カーゴ48t、コスト3390億円(+41%)。
最低限の構成でもコスト4割増。
・プラン2 HTV 7機+HTV-R 9機
総打ち上げ回数16回、与圧カーゴ48t、コスト4770億円(+99%)。
コスト以前に、HTV-Rが開発完了かる10年代後半からISSが無くなる20年までに9機上げるのは困難。
・プラン3 HTV 5機+HTV-R 5機
総打ち上げ回数10回、与圧カーゴ32t(-33%)、コスト3050億円(+27%)。
輸送量の維持を諦め、HTVの半分をHTV-Rに1:1で置き換えてもこの通り。
総コストで1/4増でペイロードは2/3、単位ペイロードあたりのコストは倍近くになる。
1/4とか4割の増加を+αで済ましちゃいけないと思うのだけど。
どうしても回収したい貨物があるなら(言うほど無いけど)、その分だけDragon買ってきたほうがいいよ。
Re: (スコア:0)
いろいろぐだぐだ数字を並べてみたものの、結局安いと言う結論になったが、引っ込みが付かず
と意味不明のkitakitsune基準を持ち出して感覚の問題に帰結しようとさせる…と。
厳密にコスト計算するkitakitsune様とは思えないアバウトさですね。そのすばらしいコスト計算でこちらがどれだけ有利か計算してみてはいかがですか?
#ちなみに試算内容も間違ってるけど自爆したままの方が面白いのであえて指摘しないw
Re: (スコア:0)
激減まではしないようですよ。
HTV-R
輸送:与圧カーゴ1.6トン、曝露カーゴ1.5トン
回収:1.6トン
合計:4.7トン
HTV 2号機
与圧部:約5.2 t
非与圧部:約1.5 t
合計:最大約6.0 t
1.3tあきらめれば1.6トン回収できるならそっちの方がいいんじゃない?
(ある程度,輸送品の取捨選択は日本が決めれるので,
これを回収する代わりにこれを打ち上げるのをあきら
Re:開発費は約300億円(?) (スコア:1)
1.6tを持って行って1.6tを持ち帰ってくるんだから同時に3.2tの貨物がカプセル内にあることはないのに、それを足し合わせちゃうJAXAってすげえなあ、とご提示のpdfを見て改めてため息が出てきましたよ。
Re: (スコア:0)
単に元AC氏が違う資料の違う数値を引っ張ってきて比較してるだけなのにそれをJAXAがやったふうに書いちゃうkitakitsuneってすげえなあ、とため息が出てきましたよ。
#往還機同士で総輸送量の比較をするのは当然だってのはわかりますよね?
Re:開発費は約300億円(?) (スコア:2)
上のHTV-RのデータはそっくりそのままJAXAのPDFに書いてあるじゃないですか。
> #往還機同士で総輸送量の比較をするのは当然だってのはわかりますよね?
んなわけない。シャトルは約30トンを輸送して約30トンを回収してこれるけど、輸送量は60トンになるわけじゃないでしょ。
輸送量と回収量はそれぞれが各々比較されうるもので、どっちも単位がトンだからって足し合わせて「総輸送量」なんて指標を作ったって意味が無い。
Re: (スコア:0)
HTVのデータは違う資料から引っ張って来てるでしょうに。日本語ワカリマスカ?
基準が統一されていれば比較できる数字だって言う意味なんですけどワカリマスカ?
Re: (スコア:0)
輸送量の維持が前提という情報をお持ちなんですか?
スペースXなんかも参加してくるのに?これ以上モジュールだってそうそう増えないでしょうし。
今の日本に求められてるのが回収手段なら、それに答えるのが務めなんじゃ無いかな。