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BASICインタプリタ環境とマシン語プロンプトしかなかった時代にマウスが出て来た頃は「なにこのジョイスティック?」だった。そこからGUIのデスクトップになった時は「余計なもんつけんな」という反応が出た。逆に、GUIしかしらない人たちがターミナルやプロンプトを有難がってる人に「ばかじゃねーの、自分らはソフトを実行できる環境があればいいんだよ」という反応も出た。基本的にはこれらの延長線だろうさ。今Metroを叩いてる人にも「ソフトを実行できる環境があればいいんだよ」と騒いでた人がまあ間違いなく含まれるんだろうね。いつものことだからそう騒ぐことではない。
ただ、スマホでもタブレットでもないPCのOSに、こういうUIってどうなの?という問題だけはスルーできないなあ。この世からマウスやタッチパネルとして使えないモニタがなくなりつつある、みたいなタイミングなら歓迎されたと思う。単純にマウスで使いにくいんですわ。
>この世からマウスやタッチパネルとして使えないモニタがなくなりつつある、みたいなタイミングなら歓迎されたと思う。その先鞭をつけるのがWindows8ではないかと。
このへんの開発者へのインタビューでもどうぞ開発責任者に聞くWindows 8の世界――「2年後、タッチできないPCは欠陥品に思われる」 [itmedia.co.jp]
Windows 8は創造性を犠牲にしないか?――開発責任者インタビューを終えて [itmedia.co.jp]
マウスが導入されたとき、それはキーボードと比較して、初心者には優しいけど、習熟度の上限は下がってしまうものでした。(どんなに習熟しても、キー入力に匹敵する速さでマウスを操作することはできない)。そういうトレードオフは、仕方がないものです。
タッチパネルはマウスと比較して、より簡単で直感的で初心者に優しいという利点があります。その利点のためには、多少の欠点は目をつぶるべきです。
それに、マウスが使えなくなるわけではないでしょうし。マウスが好きな人はマウスを使えばいいのです。現在のWindowsやその他MS製品は、かなり律儀にキーボードショートカットをつけています。(むしろ、LinuxというかX Window用のGUIソフトウェアのほうが、キーボードでは操作できないものが多いです)。
Metro用のOfficeやVisual Studioが出るのは時間の問題かもしれません。私はMSじゃないので分かりませんが。
GUIの習熟度がある程度以上は上がらない(操作性向上に上限がある)のは、グラフィカル、つまり画面表示を見ないと次の操作ができないからです。
目で見てから手が反応するまで、一定時間がかかります。それはどんなに反応の早い人でもそれほど変わらないし鍛えてもある一定の限界がある、というのは、自動車教習所で習いますよね。
GUIは、それと一緒です。自動車を運転していて、目から入ってくる情報を元に「あっ、あぶない」という判断があって、それからレーキを踏む、それの連続で操作を行うようなものです。すべて画面に表示されるので想像力が要らなくて、それで初心者に優
>GUIの習熟度がある程度以上は上がらない(操作性向上に上限がある)のは、>グラフィカル、つまり画面表示を見ないと次の操作ができないからです。
違います。
たとえばCUIでも、処理落ちでキーボード入力がトラップできなかった場合やそれまでにラグが大きくあり他処理との兼ね合いが破綻したとき、予想していない遷移状態になったときなどは、本来的には「しっかり画面を見て(=状況に応じてインタラクティブに)処理しなきゃいけなかった」が発生しますよね。結局は「キャラクタ文字という視覚表現要素を見て操作するもの」がCUIなわけで、本質はGUIと変わりません。
それゆえ、GUIで
>※ 繰り返しますがCUIとは「キャラクタ文字列という視覚表現要素で構成されたGUI」です
面白い視点だと思います。興味深く読ませて頂きました。でも、その違いはやはり決定的なものだと思います。
GUI操作の自動化は、簡単に行えるのはマウスカーソルのオート移動だとかキーボードショートカットといった程度。もっと高度なものは、やはり無理があります。一方、CUIは、ふだんの操作内容をそのままファイルに書き込むことで自動化が可能。そのままシームレスにプログラミングまで到達できます。むしろ、プログラミングにより実現できる目的を、1行ずつ操作するのがCUIだとも言えます。
HyperCard [wikipedia.org]はご存じない?
GUI部品にユニークなIDをつけてそれへの操作を記述(記録)するという設計にすれば“GUIの自動操作”は可能なはずです。AppleScriptなんてのもありましたけど、いかんせん出てくるのが遅すぎたようで普及はしませんでしたね。
GUIとCUIの違いをそんな上っ面部分で分けるというのはある意味新鮮ではありますね。
けっきょくは、GUI操作に便利なようにデザインされたGUI部品にIDをつけるんでしょ?
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
PCをオワコンとしたいのか (スコア:2, すばらしい洞察)
BASICインタプリタ環境とマシン語プロンプトしかなかった時代に
マウスが出て来た頃は「なにこのジョイスティック?」だった。
そこからGUIのデスクトップになった時は「余計なもんつけんな」という反応が出た。
逆に、GUIしかしらない人たちがターミナルやプロンプトを有難がってる人に
「ばかじゃねーの、自分らはソフトを実行できる環境があればいいんだよ」
という反応も出た。
基本的にはこれらの延長線だろうさ。
今Metroを叩いてる人にも「ソフトを実行できる環境があればいいんだよ」と騒いでた人が
まあ間違いなく含まれるんだろうね。
いつものことだからそう騒ぐことではない。
ただ、スマホでもタブレットでもないPCのOSに、こういうUIってどうなの?という問題だけはスルーできないなあ。
この世からマウスやタッチパネルとして使えないモニタがなくなりつつある、みたいなタイミングなら歓迎されたと思う。
単純にマウスで使いにくいんですわ。
Re: (スコア:0)
>この世からマウスやタッチパネルとして使えないモニタがなくなりつつある、みたいなタイミングなら歓迎されたと思う。
その先鞭をつけるのがWindows8ではないかと。
このへんの開発者へのインタビューでもどうぞ
開発責任者に聞くWindows 8の世界――「2年後、タッチできないPCは欠陥品に思われる」 [itmedia.co.jp]
Windows 8は創造性を犠牲にしないか?――開発責任者インタビューを終えて [itmedia.co.jp]
Re: (スコア:0)
すごく雑なポイントしかできず、大画面で長時間使っていたら疲労が大きい入力方式です。そんなものが創造ツールの分野で主流になるのか?
もしMSが本気で創造的な分野でもメトロが良いと思うなら、なぜメトロ用の、OfficeやVisualStuioをそろえてこないのかと。
Re: (スコア:1)
マウスが導入されたとき、それはキーボードと比較して、初心者には優しいけど、習熟度の上限は下がってしまうものでした。
(どんなに習熟しても、キー入力に匹敵する速さでマウスを操作することはできない)。
そういうトレードオフは、仕方がないものです。
タッチパネルはマウスと比較して、より簡単で直感的で初心者に優しいという利点があります。
その利点のためには、多少の欠点は目をつぶるべきです。
それに、マウスが使えなくなるわけではないでしょうし。マウスが好きな人はマウスを使えばいいのです。
現在のWindowsやその他MS製品は、かなり律儀にキーボードショートカットをつけています。
(むしろ、LinuxというかX Window用のGUIソフトウェアのほうが、キーボードでは操作できないものが多いです)。
Metro用のOfficeやVisual Studioが出るのは時間の問題かもしれません。私はMSじゃないので分かりませんが。
Re: (スコア:1)
GUIの習熟度がある程度以上は上がらない(操作性向上に上限がある)のは、
グラフィカル、つまり画面表示を見ないと次の操作ができないからです。
目で見てから手が反応するまで、一定時間がかかります。それはどんなに
反応の早い人でもそれほど変わらないし鍛えてもある一定の限界がある、
というのは、自動車教習所で習いますよね。
GUIは、それと一緒です。自動車を運転していて、目から入ってくる情報を元に
「あっ、あぶない」という判断があって、それからレーキを踏む、それの連続で
操作を行うようなものです。すべて画面に表示されるので想像力が要らなくて、
それで初心者に優
Re: (スコア:0)
>GUIの習熟度がある程度以上は上がらない(操作性向上に上限がある)のは、
>グラフィカル、つまり画面表示を見ないと次の操作ができないからです。
違います。
たとえばCUIでも、処理落ちでキーボード入力がトラップできなかった場合や
それまでにラグが大きくあり他処理との兼ね合いが破綻したとき、
予想していない遷移状態になったときなどは、
本来的には
「しっかり画面を見て(=状況に応じてインタラクティブに)処理しなきゃいけなかった」
が発生しますよね。
結局は「キャラクタ文字という視覚表現要素を見て操作するもの」がCUIなわけで、
本質はGUIと変わりません。
それゆえ、GUIで
Re: (スコア:0)
>※ 繰り返しますがCUIとは「キャラクタ文字列という視覚表現要素で構成されたGUI」です
面白い視点だと思います。興味深く読ませて頂きました。
でも、その違いはやはり決定的なものだと思います。
GUI操作の自動化は、簡単に行えるのはマウスカーソルのオート移動だとか
キーボードショートカットといった程度。もっと高度なものは、やはり無理があります。
一方、CUIは、ふだんの操作内容をそのままファイルに書き込むことで自動化が可能。
そのままシームレスにプログラミングまで到達できます。
むしろ、プログラミングにより実現できる目的を、1行ずつ操作するのがCUIだとも言えます。
Re:PCをオワコンとしたいのか (スコア:0)
HyperCard [wikipedia.org]はご存じない?
GUI部品にユニークなIDをつけてそれへの操作を記述(記録)するという設計にすれば“GUIの自動操作”は可能なはずです。
AppleScriptなんてのもありましたけど、いかんせん出てくるのが遅すぎたようで普及はしませんでしたね。
GUIとCUIの違いをそんな上っ面部分で分けるというのはある意味新鮮ではありますね。
Re: (スコア:0)
けっきょくは、GUI操作に便利なようにデザインされたGUI部品にIDをつけるんでしょ?