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大幅に編集されたようなので元のを貼っておきますね。
あるAnonymous Coward 曰く、
久しぶりにYahoo!メールを覗いたところ、ヤフージャパンから「インタレストマッチ広告の表示方法変更のお知らせです」というメールが来ていた。曰く、Yahoo! JAPANのサービスで表示される一部のインタレストマッチ広告において、お客様がYahoo!メールでご利用になったメールのタイトルおよび本文を機械的に解析し、その結果を利用することによって、お客様の関心と関連性の高い広告が表示されやすくなります。とのことで、詳細は「インタレストマッチ広告について [yahoo.co.jp]」を見てくれとのこと。「※解析の開始は2012年8月1日以降を予定」と書かれており、開始は2か月後のようだ。メールのSubjectと本文を読み取るとのことなので、これは、電気通信事業法が定めた「電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならない。」(第4条)に違反しないのだろうか。ヤフーの「インタレストマッチ広告について [yahoo.co.jp]」の説明には、「解析について:メールのタイトルおよび本文は機械的に解析をしており、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。」と書かれているが、機械的に解析しているから、特定の個人を識別しないから、という理由で許されるなら、DPI広告 [hatena.ne.jp]だってそうだから許されるということになってしまいはしないだろうか。電子メールのサービスが電気通信事業であるのは明らかであり、総務省は、一昨年5月に「第二次提言 [soumu.go.jp]」を出しており、DPI広告について以下のように正当業務行為とは言い難く、違法性が阻却されないとしていた。ISPによるDPI技術を活用した行動ターゲティング広告の実施は、パフォーマンスの高い広告を配信することや、そのために利用者の嗜好を把握することを目的としており、ISPによる電気通信役務(電気通信設備を用いて利用者をインターネットに接続させる役務)にとって、必ずしも正当・必要なものとは言い難く、正当業務行為とみることは困難である。メールの本文をスキャンする広告は、GoogleによるGmailが先に普及してきたが、グーグル日本法人は電気通信事業者ではなく、Gmailはいわば治外法権となってきたが、ヤフーはれっきとした電気通信事業者であり、免れることはできないのではないだろうか。また、Yahoo!メールで8月から始まる「インタレストマッチ広告」が、Gmailと同じものなのか、それとも、もっと踏み込んだトラッキングと行動ターゲティングを行うものなのか、その点も現時点では明らかでない。
久しぶりにYahoo!メールを覗いたところ、ヤフージャパンから「インタレストマッチ広告の表示方法変更のお知らせです」というメールが来ていた。曰く、
Yahoo! JAPANのサービスで表示される一部のインタレストマッチ広告において、お客様がYahoo!メールでご利用になったメールのタイトルおよび本文を機械的に解析し、その結果を利用することによって、お客様の関心と関連性の高い広告が表示されやすくなります。
とのことで、詳細は「インタレストマッチ広告について [yahoo.co.jp]」を見てくれとのこと。「※解析の開始は2012年8月1日以降を予定」と書かれており、開始は2か月後のようだ。
メールのSubjectと本文を読み取るとのことなので、これは、電気通信事業法が定めた「電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならない。」(第4条)に違反しないのだろうか。ヤフーの「インタレストマッチ広告について [yahoo.co.jp]」の説明には、「解析について:メールのタイトルおよび本文は機械的に解析をしており、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。」と書かれているが、機械的に解析しているから、特定の個人を識別しないから、という理由で許されるなら、DPI広告 [hatena.ne.jp]だってそうだから許されるということになってしまいはしないだろうか。
電子メールのサービスが電気通信事業であるのは明らかであり、総務省は、一昨年5月に「第二次提言 [soumu.go.jp]」を出しており、DPI広告について以下のように正当業務行為とは言い難く、違法性が阻却されないとしていた。
ISPによるDPI技術を活用した行動ターゲティング広告の実施は、パフォーマンスの高い広告を配信することや、そのために利用者の嗜好を把握することを目的としており、ISPによる電気通信役務(電気通信設備を用いて利用者をインターネットに接続させる役務)にとって、必ずしも正当・必要なものとは言い難く、正当業務行為とみることは困難である。
メールの本文をスキャンする広告は、GoogleによるGmailが先に普及してきたが、グーグル日本法人は電気通信事業者ではなく、Gmailはいわば治外法権となってきたが、ヤフーはれっきとした電気通信事業者であり、免れることはできないのではないだろうか。また、Yahoo!メールで8月から始まる「インタレストマッチ広告」が、Gmailと同じものなのか、それとも、もっと踏み込んだトラッキングと行動ターゲティングを行うものなのか、その点も現時点では明らかでない。
情報元へのリンク [yahoo.co.jp]
ヤフージャパンの社長は孫氏じゃないが…# 会長ではあった気がする
△「解析について:メールのタイトルおよび本文は機械的に解析をしており、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。」◎「解析について:メールのタイトルおよび本文は再利用のため永続的に記録した後、機械的に解析をしており、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。記録したメールのタイトルおよび本文を再利用する際も、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。」
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
元のタレコミ (スコア:5, 参考になる)
大幅に編集されたようなので元のを貼っておきますね。
あるAnonymous Coward 曰く、
情報元へのリンク [yahoo.co.jp]
ヤフーとしては想定内 (スコア:2)
利益が上がるんで
孫社長が、ゴーしたんだろうけど。
合法か、違法かもあるけど、それ以上に、気持ち悪いな。
Re: (スコア:0)
ヤフージャパンの社長は孫氏じゃないが…
# 会長ではあった気がする
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
△「解析について:メールのタイトルおよび本文は機械的に解析をしており、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。」
◎「解析について:メールのタイトルおよび本文は再利用のため永続的に記録した後、機械的に解析をしており、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。記録したメールのタイトルおよび本文を再利用する際も、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。」