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違法コピーという行為は窃盗などと違って、局所的には人類全体の価値を増やす生産行為とも言える。もちろん、作り手に対価が流れないのは問題だが、物理的な流通のアナロジーを維持するために労力を注ぐよりも、新たな仕組みを作るほうが良いのではないかと思う。例えば音楽や動画については、著作権料の原資を税金みたいな形で強制徴収しつつ、再生機器(ソフト)に統計機能をつけて、再生時間のシェアに応じて分配するなんてシステムはどうなんだろう?重要なのは視聴者の負担は再生時間やコンテンツ等に左右されないこと。それが影響受けるなら、統計機能を持たない不正な再生機器を使うインセンティブになってしまう。それでも権利者側には統計に不正をするインセンティブはあるが、モグラ叩きのモグラの数は圧倒的に減ると思う。
>例えば音楽や動画については、著作権料の原資を税金みたいな形で強制徴収しつつ、これが皆の納得いく形でできるようなら苦労しないし、ここができなければお金が回りません。どういう基準でお金を徴収すれば、皆が納得いく形にできるでしょうか?
全国民から一律、ではNHKの受信料に対する批判と同じものが起こりますし、利用時間に比例して、では使っているのに利用時間としてカウントされない抜け道を求める、つまり海賊版を利用する問題がそのまま残ります。(ほかの選択肢は、ちょっと考えただけでは思いつかない。)
前者を想定されているようですが、使ってもいないのに払わされる、払った金が適切に分配されない、といった批判に耐えるシステムができるかどうか。NHKの受信料制度とそれに対する批判を下敷きにすれば良さそうに思います。
税金的に払わされたら絶対に不満も出ますよね。やっぱりコンテンツ単位での課金が前提でしょう。
じゃ、どうすればみんな喜んで見たいもの・聴きたいものにお金を出すかを考えると、一つの要素は「簡単であって自由であること」だと思うんですよね。「安い」はとりあえず置いといて。今はコンテンツを守ろうと必死にプロテクト掛けて、金を払ったのに自由に使えない。(高い金で)買ったものをAという機器で再生できても、Bで再生するには別に買うしかない。これじゃ買う気にならない。技術があれば自由にできるけど、そこまでできるなら「タダで海賊版を手に入れる労力」と変わらない。
必ずしも、コンテンツ単位でなくとも、権利者に金が回る仕組みは既にあるんですよね。auスマートパスとか、あと音楽の定額配信もありますね。ただ、これはユーザーも権利者も数ある選択肢の一つとしてあるから成立するのであって、全コンテンツをこれに載せようとすると、独占企業か巨大利権かの二択なので難しいのです。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
必要なのは新たな金の流れるチャンネルを作ること (スコア:0)
違法コピーという行為は窃盗などと違って、局所的には人類全体の価値を増やす生産行為とも言える。
もちろん、作り手に対価が流れないのは問題だが、物理的な流通のアナロジーを維持するために労力を注ぐよりも、
新たな仕組みを作るほうが良いのではないかと思う。
例えば音楽や動画については、著作権料の原資を税金みたいな形で強制徴収しつつ、
再生機器(ソフト)に統計機能をつけて、再生時間のシェアに応じて分配するなんてシステムはどうなんだろう?
重要なのは視聴者の負担は再生時間やコンテンツ等に左右されないこと。
それが影響受けるなら、統計機能を持たない不正な再生機器を使うインセンティブになってしまう。
それでも権利者側には統計に不正をするインセンティブはあるが、モグラ叩きのモグラの数は圧倒的に減ると思う。
Re:必要なのは新たな金の流れるチャンネルを作ること (スコア:1)
>例えば音楽や動画については、著作権料の原資を税金みたいな形で強制徴収しつつ、
これが皆の納得いく形でできるようなら苦労しないし、ここができなければお金が回りません。
どういう基準でお金を徴収すれば、皆が納得いく形にできるでしょうか?
全国民から一律、ではNHKの受信料に対する批判と同じものが起こりますし、
利用時間に比例して、では使っているのに利用時間としてカウントされない抜け道を求める、
つまり海賊版を利用する問題がそのまま残ります。
(ほかの選択肢は、ちょっと考えただけでは思いつかない。)
前者を想定されているようですが、使ってもいないのに払わされる、払った金が適切に分配されない、
といった批判に耐えるシステムができるかどうか。
NHKの受信料制度とそれに対する批判を下敷きにすれば良さそうに思います。
Re: (スコア:0)
税金的に払わされたら絶対に不満も出ますよね。
やっぱりコンテンツ単位での課金が前提でしょう。
じゃ、どうすればみんな喜んで見たいもの・聴きたいものにお金を出すかを考えると、
一つの要素は「簡単であって自由であること」だと思うんですよね。「安い」はとりあえず置いといて。
今はコンテンツを守ろうと必死にプロテクト掛けて、金を払ったのに自由に使えない。
(高い金で)買ったものをAという機器で再生できても、Bで再生するには別に買うしかない。これじゃ買う気にならない。
技術があれば自由にできるけど、そこまでできるなら「タダで海賊版を手に入れる労力」と変わらない。
Re:必要なのは新たな金の流れるチャンネルを作ること (スコア:1)
必ずしも、コンテンツ単位でなくとも、権利者に金が回る仕組みは既にあるんですよね。
auスマートパスとか、あと音楽の定額配信もありますね。
ただ、これはユーザーも権利者も数ある選択肢の一つとしてあるから成立するのであって、
全コンテンツをこれに載せようとすると、独占企業か巨大利権かの二択なので難しいのです。