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うんうんわかってる。ホントはすぐにも生産できるけど、そういうことにしないと各方面から圧力かかるんだよね。
妙な陰謀説はともかく、エネルギー的に採算が合うかどうかさえ微妙では
1気圧のガスで1立方メートルあたり40-50MJくらいのエネルギーが得られるようですが、メタンハイドレートを深海から吸い出してガスを得るのに投入するエネルギーがそれを上回れば無意味だし、上回らないとしても収支が極めて悪いなら当面は掘らないほうがマシという判断もありえますよ。
ほとんどのガス田は通常は自噴するので、ガスを得るために必要なエネルギーはわずかだが、メタンハイドレートはエネルギーを突っ込み続けなければ得られないという点は認識しておいたほうがいいでしょうね。
吸い出すのは減圧するための水であって、ハイドレートの分解が進めばガスは軽いので「自噴」します結局のところ、技術開発によるコスト低減がどの程度進むのかと、他のエネルギー資源とのコスト比較の問題となります(シェールガスは商業的採掘にまで到達しました)まあ短期的にメタンハイドレートの商業開発は無理でしょうが、いつかは石油・天然ガス等の他のエネルギー資源の枯渇・高騰という状況が来るはずですから、メタンハイドレートの出番もあるでしょう
>ハイドレートの分解が進めばガスは軽いので「自噴」します
ハイドレートを分解するためにエネルギーの投入が必要なので、それを自噴というのかどうなのか微妙ですね。シェールガスやシェールオイルも高圧の薬品入りの水で岩盤に亀裂を作って出す必要があるので、従来の油田やガス田とは比較にならないほどエネルギーの収支は良くないと思われますが、すでに起きている
>エネルギー資源の枯渇・高騰という状況
に加え技術開発が進んだことから採算に載るようになったんでしょう。いずれにしても、たとえばガス1立方メートルを得るのに20MJとかエネルギーが要るようなら得られるエネルギーは実質半分になってしまうわけで、技術開発で収支を上げないと。それが無理でも、本当にエネルギーが枯渇してどうしようもなくなったときに仕方なく掘るという最後の手段としては意味を持つでしょうけど。
海底の環境が自然とガスがハイドレートに封じこまれてしまう高圧と低温にあるわけですから、この条件を崩せる方法があれば確かに自噴します。で、考えたんですが発熱体 [meti.go.jp]を海底に埋めればガスとして取り出せるんじゃないかな?
放射性廃棄物の海洋投棄は条約で禁止されています。ですが、熱源としての「製品」であって廃棄物ではないと考えることも可能ですね。
カルシウムの逆β崩壊が安価にできれば、長期無補給の熱源ができるんだけどな。
メタンハイドレート層を突っ切って、高温岩体層まで穴あけるとか。。。。
「自噴」しても持ってくるために液化したりするのにエネルギー使うんだよ。ガスはパイプラインで送らないとかなり効率悪いんだ。# で、ガスを液化する代わりにハイドレート化して運ぶとエネルギーを節約できるって研究があってだな...。
シェールガスの場合、薬品を使う上に大量の水を使うので環境負荷が半端ない。それに比べたらむしろこっちのほうが有望なんじゃないか?深海から汲み上げると言っても溶ければ浮力が働くんだし。技術的には面白そうな部分が大きんじゃないかな。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
実際に大量のガスが商業生産されるのは、2030年ごろと思われる。 (スコア:0)
うんうんわかってる。
ホントはすぐにも生産できるけど、そういうことにしないと各方面から圧力かかるんだよね。
Re:実際に大量のガスが商業生産されるのは、2030年ごろと思われる。 (スコア:5, 興味深い)
妙な陰謀説はともかく、エネルギー的に採算が合うかどうかさえ微妙では
1気圧のガスで1立方メートルあたり40-50MJくらいのエネルギーが得られるようですが、
メタンハイドレートを深海から吸い出してガスを得るのに投入するエネルギーが
それを上回れば無意味だし、上回らないとしても収支が極めて悪いなら当面は
掘らないほうがマシという判断もありえますよ。
ほとんどのガス田は通常は自噴するので、ガスを得るために必要なエネルギーは
わずかだが、メタンハイドレートはエネルギーを突っ込み続けなければ得られない
という点は認識しておいたほうがいいでしょうね。
Re:実際に大量のガスが商業生産されるのは、2030年ごろと思われる。 (スコア:2, 興味深い)
吸い出すのは減圧するための水であって、ハイドレートの分解が進めばガスは軽いので「自噴」します
結局のところ、技術開発によるコスト低減がどの程度進むのかと、他のエネルギー資源とのコスト比較の問題となります(シェールガスは商業的採掘にまで到達しました)
まあ短期的にメタンハイドレートの商業開発は無理でしょうが、いつかは石油・天然ガス等の他のエネルギー資源の枯渇・高騰という状況が来るはずですから、メタンハイドレートの出番もあるでしょう
Re:実際に大量のガスが商業生産されるのは、2030年ごろと思われる。 (スコア:2)
>ハイドレートの分解が進めばガスは軽いので「自噴」します
ハイドレートを分解するためにエネルギーの投入が必要なので、それを自噴というのか
どうなのか微妙ですね。
シェールガスやシェールオイルも高圧の薬品入りの水で岩盤に亀裂を作って出す必要が
あるので、従来の油田やガス田とは比較にならないほどエネルギーの収支は良くないと
思われますが、すでに起きている
>エネルギー資源の枯渇・高騰という状況
に加え技術開発が進んだことから採算に載るようになったんでしょう。
いずれにしても、たとえばガス1立方メートルを得るのに20MJとかエネルギーが要るようなら
得られるエネルギーは実質半分になってしまうわけで、技術開発で収支を上げないと。
それが無理でも、本当にエネルギーが枯渇してどうしようもなくなったときに
仕方なく掘るという最後の手段としては意味を持つでしょうけど。
Re:実際に大量のガスが商業生産されるのは、2030年ごろと思われる。 (スコア:1)
海底の環境が自然とガスがハイドレートに封じこまれてしまう高圧と低温にあるわけですから、この条件を崩せる方法があれば確かに自噴します。
で、考えたんですが発熱体 [meti.go.jp]を海底に埋めればガスとして取り出せるんじゃないかな?
Re: (スコア:0)
放射性廃棄物の海洋投棄は条約で禁止されています。
ですが、熱源としての「製品」であって廃棄物ではないと考えることも可能ですね。
カルシウムの逆β崩壊が安価にできれば、長期無補給の熱源ができるんだけどな。
Re: (スコア:0)
メタンハイドレート層を突っ切って、高温岩体層まで穴あけるとか。。。。
Re:実際に大量のガスが商業生産されるのは、2030年ごろと思われる。 (スコア:1)
「自噴」しても持ってくるために液化したりするのにエネルギー使うんだよ。
ガスはパイプラインで送らないとかなり効率悪いんだ。
# で、ガスを液化する代わりにハイドレート化して運ぶとエネルギーを節約できるって研究があってだな...。
Re: (スコア:0)
シェールガスの場合、薬品を使う上に大量の水を使うので環境負荷が半端ない。
それに比べたらむしろこっちのほうが有望なんじゃないか?
深海から汲み上げると言っても溶ければ浮力が働くんだし。
技術的には面白そうな部分が大きんじゃないかな。