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根っこにあるのは、福島第一の事故と同じ病でしたか。
猪瀬とかいう人が中途半端に民営化なんてさせたものですから、こういう保守・修繕予算が大幅に削られて、その一部が幹部の報酬にまわされて増えてしまいましたとさ。
一番減らすべき無駄が減るどころか増えてしまい、本当に必要な予算が削られるという最悪の改革でした。それで亡くなった方々はさぞかし無念だと思います。
震災・大津波だけなら救助が来て救われた命でも、原発事故が原因で救助に行けずに助からなかった人たちも、さぞかし無念でしょう。
時系列ぐらい正しく把握しておいたほうがいい。
1990年代後半から政治の場で道路公団が槍玉に挙がり始め、2001年に小泉政権が発足したとき、政府が劇場型政治における生け贄として道路公団を差し出した年とちょうど一致しますね。
政治的混乱があって、本来行われるべき保守計画が予算削減の圧力の中で棚上げされた可能性が高い年です。その後様々な混乱があって、2005年に分割民営化されるわけですが、これらの混乱が引き継ぎの不徹底を招いた可能性は十分にあると思いますが。
少なくとも検討開始からたった4年で分割民営化が実行されたのは急ぎすぎたし検討も不足したと思いますね。この期限は2004年の参議院議員選挙を睨んでのことですし、2005年の郵政解散などもからんで政治の都合で急ぎすぎた(もっとゆっくり時間をかけるべきだった)と思います。
だからといって俺は#2352512のように道路公団の民営化が悪かったとは思いませんけど。サービスエリアやパーキングエリアだけ見たって民営化した効果はあったと思うし、少なくとも運用実務者が「そんな道路作ったところで採算取れないからうちではやりたくありません」と声を上げられるようになっただけだいぶマシ。
また民営化が実行されなかったら防げたかと言われると結局可能性の話でしか無いから、そんな所を突っ込むのはそれこそ政争でしかなく意味が無いよねえ。だったらこの後の保守をどうするかと言う事をきちんと考えていったほうが建設的だよ。
君は確認したか? してないだろ?民営化後に問題が発覚したわけでも道路公団時代に崩落事故を起こしたわけでもないよ。
道路公団時代、補強工事の時にボルト落ちの問題などが見つかった。普通なら、その後に予算を取ってしっかりと補修したり検査を続けるところだったが、民営化された後通常の検査・補修の予算も減らされ、笹子トンネルの問題は放置された。その結果、崩落事故を起こして9人が亡くなった。
中途半端な民営化が崩落事故の原因の一つであるのは間違いないと思うけど。時系列で矛盾があるなら指摘してみてくれ。
客観的事実を並べるなら、2001年、ボルト落ち問題を見つける2005年、日本道路公団民営化2012年、崩落事故ということですね。
2001年から2005年の四年間の公団時代にも対策せずにいたわけで、
普通なら、その後に予算を取ってしっかりと補修したり検査を続けるところだったが、民営化された後通常の検査・補修の予算も減らされ、笹子トンネルの問題は放置された。
という主張は成り立ちません。
個人的に猪瀬が大嫌いだけど、この件を全部猪瀬の責任にするのは無理あるだろと思っている。他の組織はきちんと検査、対処していたハズで、当該組織の「中日本高速道路」の問題だと思うのだけどね。
まあ、それとは別に、NTT、JRと大成功したおかげで民営化神話が作られている気もするので、それ自体も再点検しないとね。フリードマンとかに従えば、政府は出来る限り手を引き、自由に任せる方がいいということなのかもしれないけど。
猪瀬氏を擁護するつもりはないが安全は根幹の問題で経費削減されたからといって安全をおろそかするとはもっての他である。むしろ飛島建設や大成・大林組のJVの名前がでてこないことがおかしいと思う。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
結局 (スコア:0)
根っこにあるのは、福島第一の事故と同じ病でしたか。
Re:結局 (スコア:1, すばらしい洞察)
猪瀬とかいう人が中途半端に民営化なんてさせたものですから、こういう保守・修繕予算が大幅に削られて、その一部が幹部の報酬にまわされて増えてしまいましたとさ。
一番減らすべき無駄が減るどころか増えてしまい、本当に必要な予算が削られるという最悪の改革でした。
それで亡くなった方々はさぞかし無念だと思います。
震災・大津波だけなら救助が来て救われた命でも、原発事故が原因で救助に行けずに助からなかった人たちも、さぞかし無念でしょう。
Re:結局 (スコア:1)
時系列ぐらい正しく把握しておいたほうがいい。
Re:結局 (スコア:5, すばらしい洞察)
1990年代後半から政治の場で道路公団が槍玉に挙がり始め、2001年に小泉政権が発足したとき、政府が劇場型政治における生け贄として道路公団を差し出した年とちょうど一致しますね。
政治的混乱があって、本来行われるべき保守計画が予算削減の圧力の中で棚上げされた可能性が高い年です。
その後様々な混乱があって、2005年に分割民営化されるわけですが、これらの混乱が引き継ぎの不徹底を招いた可能性は十分にあると思いますが。
少なくとも検討開始からたった4年で分割民営化が実行されたのは急ぎすぎたし検討も不足したと思いますね。この期限は2004年の参議院議員選挙を睨んでのことですし、2005年の郵政解散などもからんで政治の都合で急ぎすぎた(もっとゆっくり時間をかけるべきだった)と思います。
だからといって俺は#2352512のように道路公団の民営化が悪かったとは思いませんけど。
サービスエリアやパーキングエリアだけ見たって民営化した効果はあったと思うし、少なくとも運用実務者が「そんな道路作ったところで採算取れないからうちではやりたくありません」と声を上げられるようになっただけだいぶマシ。
また民営化が実行されなかったら防げたかと言われると結局可能性の話でしか無いから、そんな所を突っ込むのはそれこそ政争でしかなく意味が無いよねえ。だったらこの後の保守をどうするかと言う事をきちんと考えていったほうが建設的だよ。
Re: (スコア:0)
君は確認したか? してないだろ?
民営化後に問題が発覚したわけでも道路公団時代に崩落事故を起こしたわけでもないよ。
道路公団時代、補強工事の時にボルト落ちの問題などが見つかった。
普通なら、その後に予算を取ってしっかりと補修したり検査を続けるところだったが、民営化された後通常の検査・補修の予算も減らされ、笹子トンネルの問題は放置された。
その結果、崩落事故を起こして9人が亡くなった。
中途半端な民営化が崩落事故の原因の一つであるのは間違いないと思うけど。
時系列で矛盾があるなら指摘してみてくれ。
Re:結局 (スコア:3, すばらしい洞察)
客観的事実を並べるなら、
2001年、ボルト落ち問題を見つける
2005年、日本道路公団民営化
2012年、崩落事故
ということですね。
2001年から2005年の四年間の公団時代にも対策せずにいたわけで、
という主張は成り立ちません。
Re:結局 (スコア:2, 興味深い)
個人的に猪瀬が大嫌いだけど、この件を全部猪瀬の責任にするのは無理あるだろと思っている。
他の組織はきちんと検査、対処していたハズで、当該組織の「中日本高速道路」の問題だと思うのだけどね。
まあ、それとは別に、NTT、JRと大成功したおかげで民営化神話が作られている気もするので、それ自体も再点検しないとね。
フリードマンとかに従えば、政府は出来る限り手を引き、自由に任せる方がいいということなのかもしれないけど。
Re:結局 (スコア:1)
一つというなら、どういう原因がどれだけあって、それらがどう関連してこうなったか、一考察くらい示してくれないか
それ無しに民営化だけをキーワードにしても、いわゆる庶民の脊髄反射的反感を引き出すだけだろ
たとえば旧公団内では、問題箇所のデータと対応のマニュアルがきちんと整備されないまま集団の暗黙知として組み込まれてしまって、まともに引き継げる状態ではなかっただけじゃないのかね?
Re: (スコア:0)
猪瀬氏を擁護するつもりはないが安全は根幹の問題で経費削減されたからといって安全をおろそかするとはもっての他である。むしろ飛島建設や大成・大林組のJVの名前がでてこないことがおかしいと思う。