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>「今どきの心臓ペースメーカーは誤動作なんかしない」と考えている人もいるであろうが、現実はそう単純ではないそんなこと考えている人なんて圧倒的少数派だと思うのですが。
大抵は、未だに「ペースメーカーの側で携帯を使うと死ぬ」と思い込んでいるでしょう。一旦植え付けられた恐怖はそう簡単に消えません。逆に、今どきのペースメーカーが、胸ポケットに入れた携帯電話で着呼があっても誤動作しない程度にはなっていると知っている人はしょせんは電力量の問題であり、磁場を大きくすれば大きさに応じて幾らでも誤動作させうると理解している人のはずです。
タレコミにある久留米大学医学部の解りやすい解説 [kurume-u.ac.jp]を読むと良いよ。私も読んでようやくわかった。ざっくり言うと、ペースメーカーの刺激がなくてもちゃんと心臓動く時があるので、それモニタリングしてその場合はペースメーカーの刺激を抑制するタイプもある、というかそれが主流っぽい。で、心臓の動きをモニタリングってつまり心電図と同じく微少な電位を拾ってるから、強度とパターンによってはペースメーカーが自己刺激で心臓動いていると勘違いして刺激抑制=誤動作すると。だから本体のシールドを強化すればいいとかそういう簡単な話ではないと思う。
あと、民生用機器には電磁波漏洩に関する規制があったと思うし、産業用機器も数値じゃないけどレベル表示はあったように思う。というか、そういう背景から考えると単なる強度の問題だけじゃなく、1-2Hz程度の規則的なノイズが問題なんじゃないかな。定期的なバッテリセンシングとか。
ペースメーカーの刺激がなくてもちゃんと心臓動く時があるので、それモニタリングしてその場合はペースメーカーの刺激を抑制するタイプもある、というかそれが主流っぽい。
ええ、その通りです。久留米大の解説 [kurume-u.ac.jp]などによれば、脈拍は
心臓などの筋肉に流れる電気信号より、電力を扱う製品によって生じる妨害電波が整流されて生じる信号のレベルの問題でしょうね。
>インテリジェント最近になって主流になったわけじゃない。携帯から22センチ云々といった7年前の解説も同じだった。心臓には埋め込めないので外から電線を這わしておりそれがひろってしまうので本体側のみでは対策できない。で、そこをいじったのが今回出てきた単極型に対する双極型#単極型は電線の先の電極と本体の間で電流を流すのに対し、双極型は電線の先の電極対間で電流を流す。
以下リンク先から双極リードの長所1)刺激電流が心腔内しか流れないので、骨格筋を興奮させる危険性が少ない。2)同じ理由で横隔膜を興奮させる危険性が少ない。3)電極間距
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
今どきの心臓ペースメーカーは誤動作なんかしない (スコア:0)
>「今どきの心臓ペースメーカーは誤動作なんかしない」と考えている人もいるであろうが、現実はそう単純ではない
そんなこと考えている人なんて圧倒的少数派だと思うのですが。
大抵は、未だに「ペースメーカーの側で携帯を使うと死ぬ」と思い込んでいるでしょう。一旦植え付けられた恐怖はそう簡単に消えません。
逆に、今どきのペースメーカーが、胸ポケットに入れた携帯電話で着呼があっても誤動作しない程度にはなっていると知っている人は
しょせんは電力量の問題であり、磁場を大きくすれば大きさに応じて幾らでも誤動作させうると理解している人のはずです。
Re: (スコア:1)
じゃあ、最近のペースメーカーはそれなりの電磁波対策をしているべきだし、埋め込み型ペースメーカーのバッテリが5年程度しか持たないのでそのたびに外科手術でバッテリ交換するのであれば、いっそこのことその際に対策型ペースメーカーに交換していたら、少なくとも5年前までに危険性を認識していたようなデバイスについての対策は済んでいるとみてもいいのかもしれないけど。
ていうか、民生用機器の、電磁波漏洩には規制値はないのだろうか。
ワイヤーを織り込んだ防電磁波シャツを着てもらうより、不特定多数の人が近づける機械にはしっかりした電磁波シールドを施し、そうでない産業用とかの機械にはちゃんと電磁波漏洩レベルを数値で明示し、電磁波にセンシティブな人々が容易に避けられるようにすべきじゃないかなあ。
Re:今どきの心臓ペースメーカーは誤動作なんかしない (スコア:0)
タレコミにある久留米大学医学部の解りやすい解説 [kurume-u.ac.jp]を読むと良いよ。私も読んでようやくわかった。
ざっくり言うと、ペースメーカーの刺激がなくてもちゃんと心臓動く時があるので、それモニタリングしてその場合はペースメーカーの刺激を抑制するタイプもある、というかそれが主流っぽい。
で、心臓の動きをモニタリングってつまり心電図と同じく微少な電位を拾ってるから、強度とパターンによってはペースメーカーが自己刺激で心臓動いていると勘違いして刺激抑制=誤動作すると。
だから本体のシールドを強化すればいいとかそういう簡単な話ではないと思う。
あと、民生用機器には電磁波漏洩に関する規制があったと思うし、産業用機器も数値じゃないけどレベル表示はあったように思う。
というか、そういう背景から考えると単なる強度の問題だけじゃなく、1-2Hz程度の規則的なノイズが問題なんじゃないかな。
定期的なバッテリセンシングとか。
Re:今どきの心臓ペースメーカーは誤動作なんかしない (スコア:2)
ペースメーカーの刺激がなくてもちゃんと心臓動く時があるので、それモニタリングしてその場合はペースメーカーの刺激を抑制するタイプもある、というかそれが主流っぽい。
ええ、その通りです。久留米大の解説 [kurume-u.ac.jp]などによれば、脈拍は
この症状の患者がペースメーカーを使用した場合、自発的に脈を打てば、ペースメーカーからのパルスは不要なので抑制(出さない)する。一定時間経過しても心臓が収縮しなければ、ペースメーカーからページングパルスを出す。
ただし誤動作でページングパルスが抑制…早い話がパルスが出ない…と除脈の状態になる。(妨害電波で「心臓が拍動した」と間違えて偽抑制が起きる)
これで誤動作でページングパルスが抑制となると、私は医学は素人なので、これで無事でいられるのかどうか良く判らない。3秒に1回しか脈を打たなかったら気を失って死ぬかも、という気もする。
心臓などの筋肉に流れる電気信号より、電力を扱う製品によって生じる妨害電波が整流されて生じる信号のレベルの問題でしょうね。
Re:今どきの心臓ペースメーカーは誤動作なんかしない (スコア:1)
でもまあ「外乱に強いペースメーカー」と「ペースメーカーに影響を与えない機器」の両面から詰めていかないと、バリアフリーとは言えないかな。
Re: (スコア:0)
>インテリジェント
最近になって主流になったわけじゃない。
携帯から22センチ云々といった7年前の解説も同じだった。
心臓には埋め込めないので外から電線を這わしておりそれがひろってしまうので本体側のみでは対策できない。
で、そこをいじったのが今回出てきた単極型に対する双極型
#単極型は電線の先の電極と本体の間で電流を流すのに対し、双極型は電線の先の電極対間で電流を流す。
以下リンク先から
双極リードの長所
1)刺激電流が心腔内しか流れないので、骨格筋を興奮させる危険性が少ない。
2)同じ理由で横隔膜を興奮させる危険性が少ない。
3)電極間距