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アメリカでは人文科学(社会科学含めて)の擁護論があるようだけど、財政状況の関係かと。日本ではどうもピンと来ない(多分、全般に厳しいから)。そういう文脈から離れて(どうせよく知らないけど)、タレこみの文脈だけで言うと、まず(1)思考のノイズの問題が浮かぶ。
日記: 二つの知的態度 [srad.jp]
厳密には理系も文系もないけど、A.問題の関連要素を明確にし、とりあえず関係ないものを思考から排除する。要素が単純化されているので、答えが出る出ないに関わらず、思考の過程がすっきりする。湯川先生タイプ。B.思考や調査の過程でノイズをあまり排除しない。脱線上等なので、物事の本質追求には役立つが、当面の答えを得るのには必ずしも向かない。遠回りして近づくともいえるが、いつ近づくかは誰にも分からない。文系でもAの事もあるだろうし、理系でもBの事もあるだろう。
もう一つは、もっと高次元に(2)歴史あるいは、歴史の文脈。歴史というと狭くとらえがちだけど、物理でもなんでも「学史」がある。歴史の流れがあって、しかも多くの流れが入り乱れている。流れには一つの学問どころか、社会や政治や芸術(あるいは軍事さえも)のすべてが多分関係してくる。
人文科学の重要性は自明なように思われるけれど、それは文系理系に関わらず重要なはず。思考から自分が選択した要素以外を排除しちゃう人文科学や社会科学系の人もざらにいるだろうし。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
思考のノイズ、あるいはファクターを広く拾うか否か (スコア:2)
アメリカでは人文科学(社会科学含めて)の擁護論があるようだけど、財政状況の関係かと。日本ではどうもピンと来ない(多分、全般に厳しいから)。そういう文脈から離れて(どうせよく知らないけど)、タレこみの文脈だけで言うと、まず(1)思考のノイズの問題が浮かぶ。
日記: 二つの知的態度 [srad.jp]
厳密には理系も文系もないけど、A.問題の関連要素を明確にし、とりあえず関係ないものを思考から排除する。要素が単純化されているので、答えが出る出ないに関わらず、思考の過程がすっきりする。湯川先生タイプ。B.思考や調査の過程でノイズをあまり排除しない。脱線上等なので、物事の本質追求には役立つが、当面の答えを得るのには必ずしも向かない。遠回りして近づくともいえるが、いつ近づくかは誰にも分からない。文系でもAの事もあるだろうし、理系でもBの事もあるだろう。
もう一つは、もっと高次元に(2)歴史あるいは、歴史の文脈。歴史というと狭くとらえがちだけど、物理でもなんでも「学史」がある。歴史の流れがあって、しかも多くの流れが入り乱れている。流れには一つの学問どころか、社会や政治や芸術(あるいは軍事さえも)のすべてが多分関係してくる。
人文科学の重要性は自明なように思われるけれど、それは文系理系に関わらず重要なはず。思考から自分が選択した要素以外を排除しちゃう人文科学や社会科学系の人もざらにいるだろうし。