「x」の発音は口の奥(舌の奥と軟口蓋)で出す摩擦音ですね。上下の唇で出す摩擦音を使った日本語の「フ」とはまったく口の形が違いますが、日本人には「フ」と聞こえることもあり、口の形が近い「ク」に聞こえることもあるということだと思います。これは元記事で引用されているEric S. Raymond氏の「TeX(テフと発音する。フはうがいをするときのようにガラガラ声でいう)」という説明とも一致します。
また、発音者によっては破裂音になり、完全に「ク」となることもあるでしょう。これは英語風の発音といえるかもしれません。
TeX (pronounced /teH/ with a rough h as though you are gargling) is a very capable typesetting program that, like the Emacs editor, originated outside the Unix culture but is now naturalized in it.
因みに、The Bible in the British Museum: Interpreting the Evidence (T. C. Mitchell)には"rough h, as in loch"、"hard h, as in loch more harshly pronounced"とある。他にもそういう表現を見つけることができるけど、"rough h"はその対比で訳すべきなんだろう。あなたに言ってもしょうがないけど。
ギリシャ語では (スコア:3)
ギリシャ語では「テフ」と読み,英語では「テック」と読むのでは?
アメリカ人のKnothに発音させても英語の発音するに決まっているし,そもそもギリシャ人に確認するべきだと思う。
そして,日本人はギリシャ語の発音をそのまま使っているというだけで,そういう例はたくさんあるはず。
例えばギリシャ語ではないけど「パン(ポルトガル語)とブレッド(英語)」とか。
Re: (スコア:3, 参考になる)
Re: (スコア:0)
原文ぽいのを見つけたけど、そこでは「うがいのように」であって、「がらがら声」なんて書かれていない。
roughを「がらがら」と訳したのかもしれないけど、がらがら声などではない。
Re:ギリシャ語では (スコア:1)
それはたぶん違いますね。おそらく訳した人は「ガラガラとうがいするような声」というつもりだったのが、どこかで表現がおかしくなったのでしょう。
Re: (スコア:0)
どちらにしろ、「ガラガラ」なんて誤解を招くだけだよ。そもそも音としての感覚ではなくて、うがいの時のように息を吐く感覚のことを言いたいんだろうから。
因みに、The Bible in the British Museum: Interpreting the Evidence (T. C. Mitchell)には"rough h, as in loch"、"hard h, as in loch more harshly pronounced"とある。他にもそういう表現を見つけることができるけど、"rough h"はその対比で訳すべきなんだろう。あなたに言ってもしょうがないけど。
Re:ギリシャ語では (スコア:1)