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MRIを見ると小脳のスペースがポッカリ空いているのが不思議だ。発生過程で小脳が生じなかったのなら、大脳や頭骨の形が影響を受けたはず。子供のころには異常ながら存在した小脳が成人前に退縮消滅したように思える。
この画像1枚だけ見る限り、小脳テントがやたら高い位置にあり、脳幹部が全体に萎縮気味かつ前方に偏位しているといった異常も伴っており、むしろ「小脳のスペース」が正常より拡張している雰囲気です。そういうパターンを呈する小脳の低形成自体には、Dandy-Walker症候群 [dti.ne.jp]という有名なものがあります。この症例が類縁疾患かどうかは知りませんけど、そんな違和感のある画像ではないです。
あと、ある程度発達した脳神経細胞が虚血とか炎症とかで脱落した場合、専門家がMRI見れば普通は区別できます。症例報告によれば "CT and MRI scans revealed no remnants of any cerebellar tissues, verifying complete absence of the cerebellum" らしいので、まあそこは信じていいかなと。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
消えた? (スコア:1)
MRIを見ると小脳のスペースがポッカリ空いているのが不思議だ。
発生過程で小脳が生じなかったのなら、大脳や頭骨の形が影響を受けたはず。
子供のころには異常ながら存在した小脳が成人前に退縮消滅したように思える。
Re:消えた? (スコア:2, 参考になる)
この画像1枚だけ見る限り、小脳テントがやたら高い位置にあり、脳幹部が全体に萎縮気味かつ前方に偏位しているといった異常も伴っており、むしろ「小脳のスペース」が正常より拡張している雰囲気です。そういうパターンを呈する小脳の低形成自体には、Dandy-Walker症候群 [dti.ne.jp]という有名なものがあります。この症例が類縁疾患かどうかは知りませんけど、そんな違和感のある画像ではないです。
あと、ある程度発達した脳神経細胞が虚血とか炎症とかで脱落した場合、専門家がMRI見れば普通は区別できます。症例報告によれば "CT and MRI scans revealed no remnants of any cerebellar tissues, verifying complete absence of the cerebellum" らしいので、まあそこは信じていいかなと。