「山手線・京浜東北線で架線柱が倒れる事故、JRは事故前に問題を把握していた」記事へのコメント

11日にも運転士から傾いていると報告

[maia (16220)]

テレビ朝日系（ANN） [yahoo.co.jp]

11日の夜にも運転士から「柱が傾いている」と連絡があったものの、誰も現地確認などをせずに、始発列車を走らせていたことが分かりました。事故を防ぐ可能性は10日と11日、少なくとも2度ありましたが、前例がないことなどから柱が倒れることはないと判断

正常化バイアスというやつか。それとも、現場力の劣化と言うのか。

Re:11日にも運転士から傾いていると報告

[maia (16220)]

産経 [sankei.com]

３月２５日の改良工事で２本の支柱をつなぐ鉄筋を撤去した

詳しくは分からないが、架線柱の取り替え工事の途中で、一部構造をはずして強度が低下。架線はそのままで一定の負荷（5トン？）がかかり続け、約2週間経って症状が出てきた。10日の段階では、緊急性はないと判断。そこまでは、百歩譲るとしても、その24時間後に、運転士が報告する程の状態を目撃されている。そこで現場を再点検しなかったと言うことなら、そこが今回の事故のポイントになるのではないか。

#話は違うけど、ビルの解体工事の終了時、幕を支える支柱のどこかを先行して撤去し、まんまと幕が倒れた事があった。

Re:11日にも運転士から傾いていると報告

[saratoga (23467)]

倒れた様子をテレビでちらっとみた感じでは、架線を引っ張るテンションバランサのついた柱を反対側に支線で引っ張ってバランスを取るという構造なのですが、その支線の先はというと地面にアンカーで固定されているのではなくて、隣の柱に固定されています。この固定位置が、地面の下から現れた柱の基礎の深さと比べると思いのほか高い位置に感じられます。
例えばhttp://www.yomiuri.co.jp/national/20150412-OYT1T50010.html [yomiuri.co.jp]柱の下1/4あたりに横に渡した3本の板状の部材の位置で支線3本を固定。
なんでそんな高い部分に固定するのかきっと理由があるのでしょうが、そもそもJR東日本の施工基準がそうなっているのか、この柱の施工が正しくなかったのか、そういう可能性もきちんと検証して欲しいですね。

Re:11日にも運転士から傾いていると報告

[saratoga (23467)]

線路はさんだ柱と架線ビームでつながった状態で強度が確保されていたのを、ビームだけ先にはずした状態で置くなんて。先に架線の張力を取り除いてからそういう支えを外すんじゃないのかな、普通。
http://www.rail-e.or.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&st... [rail-e.or.jp]

Re:11日にも運転士から傾いていると報告

[Anonymous Coward]

地面に穴掘って埋めたアンテナタワー（パンザマスト）なんかだったら地盤が緩んで少し傾いてもすぐに倒れるようなもんじゃないが、今回の柱はどうやら根元にコンクリートの重石つけて高架上にポンと置いてあっただけのようで支えてた架線の荷重に耐えられずにスコンと引っくり返った
前例が無いということは可能性が無いのと同じじゃないという教訓だよ

Re:

[Anonymous Coward]

めくれて見えてた基礎ペラッペラでしたもんね
みんなああなら、またいつでもどこでも倒れるでしょうよ

Re:

[Anonymous Coward]

報告を受けた人が「柱が傾いているのでなく運転士が傾いてる」と勘違いしたんじゃない。