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食物アレルギーの影響を与える細胞って増えるんですね。増えるのを抑えても減らないんですかね?
減らさないといけないのはヘルパーT細胞です。何かの偶然で、食物の蛋白質の一部(ペプチド)が異物としてヘルパーT細胞に認識され、対応するIgE抗体が量産された状態ですので。食物なので入ってくる量が桁違い→IgEが肥満細胞(記事中ではマスト細胞と表記されてる)に放出を指示→炎症発生&免疫活性物質も放出されるので、IgE抗体が更に量産される→(以下無限ループ)
異物として判定、記憶しているのはヘルパーT細胞なので、このループを断ち切るにはヘルパーT細胞を減らすのが効果的なのですが…いまだに研究中の模様です。
# 肥満細胞は、ここに異物があるぞ~と呼びかける役目なので、減らしすぎたら腫瘍とかが増えそうな気がする。
ソースを失念しましたが寄生虫博士が寄生虫から抽出した物質で抗アレルギー剤を作りマウスに注射したら癌になったって話があった記憶。同じ原理かもしれませんね。これまたソースを失念しましたがアレルギー患者は癌になりにくいって話もどこかで聞いた記憶。逆に「大勢いる」どちらにもならない人のほうが奇跡的なバランスを保っているのかも。癌→個体の寿命が延びすぎて種として老齢に傾かないよう、アレルギー→本来は寄生虫対策のようにどちらも種としての生き残りのための多様性だったものが生活の変化で邪魔者になっていったのかもなあ、などと想像しています。
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増えるんですねー (スコア:2)
食物アレルギーの影響を与える細胞って増えるんですね。
増えるのを抑えても減らないんですかね?
Re:増えるんですねー (スコア:5, 興味深い)
減らさないといけないのはヘルパーT細胞です。
何かの偶然で、食物の蛋白質の一部(ペプチド)が異物としてヘルパーT細胞に認識され、対応するIgE抗体が量産された状態ですので。
食物なので入ってくる量が桁違い→IgEが肥満細胞(記事中ではマスト細胞と表記されてる)に放出を指示→炎症発生&免疫活性物質も放出されるので、IgE抗体が更に量産される→(以下無限ループ)
異物として判定、記憶しているのはヘルパーT細胞なので、
このループを断ち切るにはヘルパーT細胞を減らすのが効果的なのですが…いまだに研究中の模様です。
# 肥満細胞は、ここに異物があるぞ~と呼びかける役目なので、減らしすぎたら腫瘍とかが増えそうな気がする。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re: (スコア:0)
ソースを失念しましたが寄生虫博士が寄生虫から抽出した物質で抗アレルギー剤を作り
マウスに注射したら癌になったって話があった記憶。
同じ原理かもしれませんね。
これまたソースを失念しましたがアレルギー患者は癌になりにくいって話もどこかで聞いた記憶。
逆に「大勢いる」どちらにもならない人のほうが奇跡的なバランスを保っているのかも。
癌→個体の寿命が延びすぎて種として老齢に傾かないよう、アレルギー→本来は寄生虫対策
のようにどちらも種としての生き残りのための多様性だったものが
生活の変化で邪魔者になっていったのかもなあ、などと想像しています。