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以前こういうことを書いていた人がいたので、先に指摘しておく。
Re:どこを縦読みしたらそうなるwww (スコア:0) [srad.jp]
①人を避難させるのと、原発から放射性物質を移動させるのとでは、かかる時間が十年単位で違う②単なる噴火と、それによって原発が破壊されたのとでは、後に残る影響が数百年単位で違うそれを無視していっしょくたにするのは詭弁でしかない
①人を避難させるのと、原発から放射性物質を移動させるのとでは、かかる時間が十年単位で違う②単なる噴火と、それによって原発が破壊されたのとでは、後に残る影響が数百年単位で違う
それを無視していっしょくたにするのは詭弁でしかない
都合よく避難の時間稼ぎができると思っているようだが、破局噴火が予知できない以上、万一それが起こったら鹿児島から人を避難させる時間なんてない。
カルデラ噴火とは、プリニー式噴火の噴煙柱が発生した次の瞬間、巨大火砕流が鹿児島県全域に降り注ぐイメージ。広範囲
『死都日本』では大噴火の前兆を掴んでたから、川内原発の燃料棒の撤去に成功してたな。
カルデラ噴火の影響をイメージしやすい素晴らしいSF小説ですね。
しかし当時も今も稼働中の原発が火砕流にのみこまれた途端どうなるか議論されていませんし、原発問題に一石を投じる必要もなかったので、そういう設定にしたのでしょう。
何度でも書くようですが、川内原子力発電所に影響を及ぼし得る火山噴火は南九州にあるカルデラの破局噴火だけです。阿蘇山や桜島など活動中の火山は南九州にはいくらでもありますが、過去に原発が火山要因で停止したことは一度もありません。(「今回の桜島の噴火で川内原発が止まるべきだと本気で思うなら、小学校からやり直してね」 [srad.jp])
今の日本で広く観察される火山噴火で直接被害をこうむるのは所在地付近にある市町村レベルの話(桜島噴火なら鹿児島市)ですが、日本国内のカルデラが噴火した場合、日本の広域に被害を及ぼします。
ただし「死都日本」は物語をドラマチックな展開にするために、『自然現象の推移速度を意図的に増加させる操作』をしていて、小説で1日の出来事として描かれていることは『実際に要する時間をおおざっぱに見積もると,前者は数日~十数日』と考えている学者もいる(『』内は小山教授「現代社会は破局災害とどう向き合えばよいのか」 [shizuoka.ac.jp]より)。
桜島(2):まえがき-桜島周辺の地質-桜島火山の地形・地質概略 [gbank.gsj.jp]
姶良カルデラでは,過去10万年間に限定しても,4回以上のブリニー式噴火と2回の大規模な火砕流噴火が発生している(長岡ほか,2001).さらに,姶良カルデラの内側,北東部の海底には直径約5kmで水深200mの若尊(わかみこ)カルデラがあり,現在でも海底で活発な噴気活動が続いていることから,活火山と認定されている.
ただし次の姶良カルデラの破局噴火が前回と同じ噴火をなぞると決まっていないし、桜島の大噴火クラス(川内原発に影響ないと九州電力は評価)の前兆現象と見分けがつくのかも分からない。
さて仮処分の申し立てをしていた人たちは噴火が予知できないという主張が認められたと喜んでいます [nhk.or.jp]が、それが意味することをまったく理解しておらず残念でなりません。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
噴火が予測できない以上、避難する間なんてないからね (スコア:4, 参考になる)
以前こういうことを書いていた人がいたので、先に指摘しておく。
Re:どこを縦読みしたらそうなるwww (スコア:0) [srad.jp]
都合よく避難の時間稼ぎができると思っているようだが、破局噴火が予知できない以上、万一それが起こったら鹿児島から人を避難させる時間なんてない。
カルデラ噴火とは、プリニー式噴火の噴煙柱が発生した次の瞬間、巨大火砕流が鹿児島県全域に降り注ぐイメージ。広範囲
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
『死都日本』では大噴火の前兆を掴んでたから、川内原発の燃料棒の撤去に成功してたな。
破局噴火のリアリティを求めた小説ですから (スコア:1)
カルデラ噴火の影響をイメージしやすい素晴らしいSF小説ですね。
しかし当時も今も稼働中の原発が火砕流にのみこまれた途端どうなるか議論されていませんし、原発問題に一石を投じる必要もなかったので、そういう設定にしたのでしょう。
何度でも書くようですが、川内原子力発電所に影響を及ぼし得る火山噴火は南九州にあるカルデラの破局噴火だけです。阿蘇山や桜島など活動中の火山は南九州にはいくらでもありますが、過去に原発が火山要因で停止したことは一度もありません。(「今回の桜島の噴火で川内原発が止まるべきだと本気で思うなら、小学校からやり直してね」 [srad.jp])
今の日本で広く観察される火山噴火で直接被害をこうむるのは所在地付近にある市町村レベルの話(桜島噴火なら鹿児島市)ですが、日本国内のカルデラが噴火した場合、日本の広域に被害を及ぼします。
ただし「死都日本」は物語をドラマチックな展開にするために、『自然現象の推移速度を意図的に増加させる操作』をしていて、小説で1日の出来事として描かれていることは『実際に要する時間をおおざっぱに見積もると,前者は数日~十数日』と考えている学者もいる(『』内は小山教授「現代社会は破局災害とどう向き合えばよいのか」 [shizuoka.ac.jp]より)。
桜島(2):まえがき-桜島周辺の地質-桜島火山の地形・地質概略 [gbank.gsj.jp]
ただし次の姶良カルデラの破局噴火が前回と同じ噴火をなぞると決まっていないし、桜島の大噴火クラス(川内原発に影響ないと九州電力は評価)の前兆現象と見分けがつくのかも分からない。
さて仮処分の申し立てをしていた人たちは噴火が予知できないという主張が認められたと喜んでいます [nhk.or.jp]が、それが意味することをまったく理解しておらず残念でなりません。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ