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アルミの上なので、もし可能になって安価になったらアルミ缶の印刷に使えるようになる、かな?
# リサイクル効率が良くなるかなぁ? インク/塗装の負担てどれくらいだろう
アルミだけで構成できるって書いてあるので、アルミ缶の印刷に応用したらリサイクルは簡単になりますね。
#でも、インクのコストと比べるとインクの方が良いのかな?どうなんだろ…。
絶縁層をコーティングして、それに半導体製造に用いられるような技術を用いて微細構造を作った上、真空蒸着装置にいれてアルミの薄膜をのせるという面倒な工程をとる。だから色を発するのはアルミの部分だけだが、物にするときアルミだけで構成できるものでもない。それに清涼飲料水のアルミ缶では、塗装の重さが軽いとか、日に褪せないという特徴もいらんだろう。
実用化するなら、塗装の代わりにこの方法で作られたフィルムを物に貼り付けるという形になるんじゃないだろうか。塗装するものの表面に直接電子ビームリソグラフィーで微細構造を刻んで、真空蒸着器に入れてなんて非現実的すぎる。最初に型を作る工程は高コストだけど、型ができたら量産するときはCD作るみたいな工程で出来そうだから、初期費用はかかるが量産コストはそこそこ安くはなるかも。それでも、塗装よりは高コストだし、凹凸部を形作る母材や表面保護が必要だから塗装より軽くという風にはならんのでは?せいぜい日にあたっても色あせしないというメリットしかないように思う。それも保護膜に使う素材によっては黄ばんできたりとかするかも。
看板や道路標識、建造物など、いつも日にさらされていて、しかも長年使い続けるようなものに使うのがいいのか。しかしそういったものはそんなに量産されるものじゃないからなぁ。
いつも紫外線や酸性雨にさらされて長年使いつづけるようなものにつかったら、表面が風化して結局色あせてしまうんじゃないのかなぁ。
強調したかったはずの赤い文字だけが退色して読めなくなったまま放置されているような看板がなくなるとしたら、それだけでも進歩かもしれない。
基本アルミ缶のリサイクルは融解するだけだったかな。インクとかの不純物はその過程で燃えてしまって、残りかすをカラミ(アルミだとドロスっていうんだっけか)として除去するので、ドロスの発生量が減れば効率は良くなるんだろうけど、ドロスの組成の大部分はアルミナ・窒化アルミ・金属アルミらしいので寄与する部分は小さいかもね。#内側のコーティングとか、飲み残しとかの異物もあるしね
ナノ構造なので、上にコーティングが必要だろう。プレスリリースにもある通り表示器やセンサのカラーフィルタには適しているんじゃないかな。半導体の層に直接形成してフィルムを省くんだろう。
アルミなんで表面の酸化膜さえうまいこと生成できればコーティングは不要でしょう。屋外で使うならあってもいいが利権が提示している用途なら管理が行き届いているでしょうし表面の保護は不要かも。
光学機器の内壁塗装なら、すでに「お手軽に塗布できる史上もっとも黒い物質の液体塗料タイプ [karapaia.com]」ができてるからなぁ。
今回の方式は、「黒」といっても、特定波長を吸収する四角タイルを、大きさを変えて並べるという方式だから、原理的にさほど高吸収率というわけにはいかないのではないか?空間的、波長的に「漏れ」ができてしまうように思うが。
ナノ構造を指で触ったことがあって言ってるの?
「利権(理研)が提示している用途なら」というんだから、プレスリリース [riken.jp]にある
高解像度ディスプレイとしての利用、光の散乱を避けたい光学機器(例えば大型望遠鏡)の内壁の黒色塗装などに応用できると期待できます。
という話をしているんだろう。「指で触る」ような場所ではない。
少なくとも「表面の酸化膜さえうまいこと生成できれば」というのはおかしな理解だろう。
理研がプレスリリースで
アルミニウムの表面は空気中ですぐに酸化され、厚さ数nmの酸化アルミニウムの被膜ができるため、 [riken.jp]アルミニウムはそれ以上腐食されません。すなわち、このメタマテリアルは比較的安定で、化学的もしくは物理的に破壊されない限りメタマテリアルが呈する色は失われません。
って言ってるんだから、別におかしくもないんじゃないの?
表面に勝手にできる酸化アルミニウムの膜の厚み等を制御できないと言うことは素材の反射率をせいぎょできないということでそこを制御できないということは色を制御できないということですよ。
酸化アルミ被膜は透明で、「厚さ数nm [riken.jp]」なら可視光波長(400~800nm)に比べて薄すぎて反射での干渉も起こさない。色に何の影響もないよ。1円玉見たって何の色もついてないだろ。
横からだけど、この場合、プラズモンは表面自由電子の集団運動なので、周囲の誘電率に影響されます。(コンデンサーの容量が影響されるのと同じ)論文で「酸化被膜の厚みを変えることにより吸収波長を変化させた」ってのがありました。アルミニウムの酸化被膜も「勝手にできる」けど、その条件次第でコントロールは可能なようです。
てぇことは表面に何か付着したり水に濡れたりしただけで色が変わってしまうということか?それではそもそも塗装として役に立たんなぁ。
うん、指で触れてその油が付いただけで色が変わる。そういう色の変化を利用して、抗原やウィルスを検出したりするって技術もある。
塗装としては、おそらく、外側にプラスチックなどのコーティングが必要だと思う。
なんというか、どうしても何か塗らせたいらしいなぁ。塗らなくても良い様になってるんでないの?あえて保護層を作らなくても良いってのは結構なことじゃないかと思うんだけど。
理研が応用例として何かと接触したりしない閉空間で用いる例しか挙げてないのはなぜだと思う?
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
黒は反射を抑えるのかな? (スコア:2)
アルミの上なので、もし可能になって安価になったらアルミ缶の印刷に使えるようになる、かな?
# リサイクル効率が良くなるかなぁ? インク/塗装の負担てどれくらいだろう
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:黒は反射を抑えるのかな? (スコア:1)
アルミだけで構成できるって書いてあるので、アルミ缶の印刷に応用したらリサイクルは簡単になりますね。
#でも、インクのコストと比べるとインクの方が良いのかな?どうなんだろ…。
Re:黒は反射を抑えるのかな? (スコア:2, 参考になる)
絶縁層をコーティングして、それに半導体製造に用いられるような技術を用いて微細構造を作った上、
真空蒸着装置にいれてアルミの薄膜をのせるという面倒な工程をとる。
だから色を発するのはアルミの部分だけだが、物にするときアルミだけで構成できるものでもない。
それに清涼飲料水のアルミ缶では、塗装の重さが軽いとか、日に褪せないという特徴もいらんだろう。
実用化するなら、塗装の代わりにこの方法で作られたフィルムを物に貼り付けるという形になるんじゃないだろうか。
塗装するものの表面に直接電子ビームリソグラフィーで微細構造を刻んで、真空蒸着器に入れてなんて非現実的すぎる。
最初に型を作る工程は高コストだけど、型ができたら量産するときはCD作るみたいな工程で出来そうだから、
初期費用はかかるが量産コストはそこそこ安くはなるかも。それでも、塗装よりは高コストだし、
凹凸部を形作る母材や表面保護が必要だから塗装より軽くという風にはならんのでは?
せいぜい日にあたっても色あせしないというメリットしかないように思う。
それも保護膜に使う素材によっては黄ばんできたりとかするかも。
看板や道路標識、建造物など、いつも日にさらされていて、しかも長年使い続けるようなものに使うのがいいのか。
しかしそういったものはそんなに量産されるものじゃないからなぁ。
Re: (スコア:0)
いつも紫外線や酸性雨にさらされて長年使いつづけるようなものにつかったら、表面が風化して結局色あせてしまうんじゃないのかなぁ。
強調したかったはずの赤い文字だけが退色して読めなくなったまま放置されているような看板がなくなるとしたら、それだけでも進歩かもしれない。
Re:黒は反射を抑えるのかな? (スコア:1)
基本アルミ缶のリサイクルは融解するだけだったかな。
インクとかの不純物はその過程で燃えてしまって、
残りかすをカラミ(アルミだとドロスっていうんだっけか)として除去するので、
ドロスの発生量が減れば効率は良くなるんだろうけど、
ドロスの組成の大部分はアルミナ・窒化アルミ・金属アルミらしいので
寄与する部分は小さいかもね。
#内側のコーティングとか、飲み残しとかの異物もあるしね
Re: (スコア:0)
ナノ構造なので、上にコーティングが必要だろう。プレスリリースにもある通り表示器やセンサの
カラーフィルタには適しているんじゃないかな。半導体の層に直接形成してフィルムを省くんだろう。
Re: (スコア:0)
アルミなんで表面の酸化膜さえうまいこと生成できればコーティングは不要でしょう。
屋外で使うならあってもいいが利権が提示している用途なら管理が行き届いているでしょうし表面の保護は不要かも。
Re: (スコア:0)
光学機器の内壁塗装なら、すでに「お手軽に塗布できる史上もっとも黒い物質の液体塗料タイプ [karapaia.com]」ができてるからなぁ。
今回の方式は、「黒」といっても、特定波長を吸収する四角タイルを、大きさを変えて並べるという方式だから、
原理的にさほど高吸収率というわけにはいかないのではないか?空間的、波長的に「漏れ」ができてしまうように思うが。
Re: (スコア:0)
ナノ構造を指で触ったことがあって言ってるの?
Re: (スコア:0)
「利権(理研)が提示している用途なら」というんだから、プレスリリース [riken.jp]にある
高解像度ディスプレイとしての利用、光の散乱を避けたい光学機器(例えば大型望遠鏡)
の内壁の黒色塗装などに応用できると期待できます。
という話をしているんだろう。「指で触る」ような場所ではない。
Re: (スコア:0)
少なくとも「表面の酸化膜さえうまいこと生成できれば」というのはおかしな理解だろう。
Re:黒は反射を抑えるのかな? (スコア:1)
理研がプレスリリースで
アルミニウムの表面は空気中ですぐに酸化され、厚さ数nmの酸化アルミニウムの被膜ができるため、 [riken.jp]
アルミニウムはそれ以上腐食されません。すなわち、このメタマテリアルは比較的安定で、
化学的もしくは物理的に破壊されない限りメタマテリアルが呈する色は失われません。
って言ってるんだから、別におかしくもないんじゃないの?
Re: (スコア:0)
表面に勝手にできる酸化アルミニウムの膜の厚み等を制御できないと言うことは素材の反射率をせいぎょできないということでそこを制御できないということは色を制御できないということですよ。
Re: (スコア:0)
酸化アルミ被膜は透明で、「厚さ数nm [riken.jp]」なら可視光波長(400~800nm)に比べて薄すぎて反射での干渉も起こさない。
色に何の影響もないよ。1円玉見たって何の色もついてないだろ。
Re: (スコア:0)
横からだけど、
この場合、プラズモンは表面自由電子の集団運動なので、周囲の誘電率に影響されます。(コンデンサーの容量が影響されるのと同じ)
論文で「酸化被膜の厚みを変えることにより吸収波長を変化させた」ってのがありました。
アルミニウムの酸化被膜も「勝手にできる」けど、その条件次第でコントロールは可能なようです。
Re: (スコア:0)
てぇことは表面に何か付着したり水に濡れたりしただけで色が変わってしまうということか?
それではそもそも塗装として役に立たんなぁ。
Re: (スコア:0)
うん、指で触れてその油が付いただけで色が変わる。
そういう色の変化を利用して、抗原やウィルスを検出したりするって技術もある。
塗装としては、おそらく、外側にプラスチックなどのコーティングが必要だと思う。
Re: (スコア:0)
なんというか、どうしても何か塗らせたいらしいなぁ。
塗らなくても良い様になってるんでないの?
あえて保護層を作らなくても良いってのは結構なことじゃないかと思うんだけど。
Re:黒は反射を抑えるのかな? (スコア:1)
理研が応用例として何かと接触したりしない閉空間で用いる例しか挙げてないのはなぜだと思う?